お気に入りの絵本 その87 | さーやの庭

さーやの庭

音楽、舞台、子育て、食べ物、旅行のこと
大切な家族や友達、出会った人たちのこと
私の庭にはたくさんの話の花が咲いてまーす!


こちらは私の叔父と母が子供たちにとすすめてくれた本。
世界でもよく読まれている本で、
身の回りのものが一体どこからどう運ばれてくるのかをわかりやすくまとめてある本。
スーパーに行けば買えるバナナひとつとっても、そこにたどり着くまで
遠い国のいろんな人が関わっていることを話し合ったりした。

緊急事態宣言が出される前にほんの数日だけ図書館がリクエスト本だけの貸し出しをしていた期間があり、その時に借りた本たち。

長女の大好きな 世界のともだちシリーズ。

インドの裕福な家庭に育つ男の子。
家族の各部屋にシャワールームのあるような家に住んでいる。
南アフリカ共和国に住む男の子。
みんなでタライにお水をくんで体を流す。

インドの男の子の所属するサッカーチームは
練習場のある郊外まで各家庭が運転手付きの車で送り迎えされる。
南アフリカの男の子は学校から帰ってくると広場でとにかく裸足の子もいる中でみんなでワイワイサッカーをやる。

環境の違いはある。
どちらがいいとか悪いとかではないけど現実がそこにある。

でも、どちらの男の子もサッカー選手になりたい夢も持っていることは幸せなことで、
是非いつか二人が同じ競技場で試合をする日がきたらと思うと胸がわくわくするね、と長女と話していた。


カンボジアにはまだ地雷があること、
メキシコには織物で生計をたてる人がほとんどの町があって、
その近くの大きな街で「死者のまつり」がおこなわれること、、
知らないことはたくさんあるから長女は何度でも読む。

長女がその中でもお気に入りだったのはモンゴル。
相撲好きの長女が応援している白鵬関の故郷もモンゴル。
草原のゲルと都会を季節ごとに生活している少年は
馬も乗りこなすし、パソコンもコーヒーメーカーも上手に使う。

それから長女が小学校で配られたエコ新聞で気になっていたグレタさんについて書かれた本も一緒に読んだ。

環境活動家はたくさんいるのだろうけど
若いグレタさんが多くの人に影響を与えていることは長女もとても刺激を受けたそう。

それからただ「環境に悪いことをすべての人が今やめて!」と言ってるのではなく
生活が十分な先進国こそおさえて、
発展途上国は環境に負荷をかけてもインフラなどの整備をしたほうがいい、という「公平」を訴えていることは素晴らしいことだと思った。

それから、ラジオで著者の方が出演されていて面白そうだったので♪
長女と「理科の時間」と称して少しずつ読みすすめているが、、もうえげつなすぎて、、
恐ろしすぎて、、すごい。。としか言いようがない。どんなサスペンスよりこわい!!

そして平和に、、ムーミン。
最近次女がお気に入り。
私は絵の中の壁紙やカーテンの柄が素敵だなぁ、とか、 やっぱりムーミンママは尊敬するなぁとか思っている。

それからこちらも次女、長男のお気に入りのどんぐりむらシリーズ。
図鑑を引っ張り出して本当のそのどんぐりを探しても楽しめた♪

私も気に入ってる本や雑誌を読み返したりしながら読書時間は相変わらず我が家でも大事な時間なのだ♪