振り返って
長女の卒園式。
最初の子供ということもあり、すべてがはじめてで、
同じ卒園生の子供たちとその保護者様たちとも約三年間、一緒に歩んできた時間があって、
ただ、自分の子供の卒園式、というより
「大好きな子供たちの卒園式」
という言葉がぴったりだった。
だから自分が泣いたポイントも
我が子のみならず他のお友達だったり
保護者の方の涙だったりと。。
先生方にも感謝の気持ちが溢れた。
年少のときに、ふと悩みを打ち明けたときに
静かに私の話を聞いてくださって
「大丈夫です」と受け止めてくださった園長先生や先生方。
年中のときに、出産などがあったときも笑顔でお祝いの言葉をかけてくださったことも。
常に子供個人個人の個性を褒めて伸ばしてくださったことも。
だから、謝恩会で準備をする委員になって
この一年かけて一緒のお母さんたちと準備してきたこともとっても楽しかった。
どうやってこの感謝の気持ちを形にできるか、みんなで一生懸命考えてきてよかった。
なにより先生方が喜んでくださったことにまた、、涙。
全てを終えて正門をでた長女と二人、
最後の通園路を手を繋いで帰った。
もう私が言わなくても車がくれば道の端っこによるし、ちゃんと、、歩いて帰れちゃう。
はじめて幼稚園に行った日は少し大きくなった赤ちゃん?みたいだった長女。
最初の三ヶ月は寄り道したり止まったりで、
片道に一時間近くかかることも珍しくなかったというのに。
家に帰って手を洗って、
制服をいつものようにハンガーにかけて、ハンカチや靴下をわけて洗濯かごにいれて、ティッシュは引き出しへ。
このいつもの流れがもう明日からは違うのか、と背中をみつめながらまた涙してしまった。
おめでとう、長女さん。
本当に素敵な幼稚園で素晴らしい先生方や素敵なお友達とたくさん思い出を作れたね。
あなたが大きくなって幼稚園のこと、あんまり思い出せなくても
きっとこの経験はあなたの身体や心の根っこにあるから、、きっと大丈夫!!