先日、長女が一歳のときから、我が家に月に2回ほど私と子供たちののための英会話の先生が来てくれていたのだが、、
突然先生のご事情で帰国することになった。
この日は最後のレッスン。
一歳の長女との生活の一部に英語をとりいれたくて、、、とはじめて、次女を妊娠し出産し、長女が幼稚園にはいり、それから長男を妊娠し出産し、次女が幼稚園に入り、もうすぐ長女が卒園、という約5年間。
先生はイギリスご出身で
もう日本に30年以上住んでいた。
でもレッスンでは極力日本語は使わず、
私のレッスンははじめの頃はニュースの記事とか、ワークとかしていたが基本はフリートーク。子供たちとはゲームをしたり、本を読んでくれたり。
私の英語はもう正直かなり、、残念な感じではあるが、聞き取るのはなんとか、だったので先生とはあらゆる話をしてきた。
日々の他愛のないこと、、というのはある程度してくると最初の挨拶のあとくらい。
それよりも
先生はビーガンで、動物をこよなく愛していて、スポーツが大好きで、世界の政治にも関心のある方だったし、
私も色んな価値観や考えを知ることが新鮮だし、楽しかったので、
本来ならタブーともされるような踏み込んだ会話をいくつも先生と重ねてくることができた。
改めてディスカッションの経験の場の少なさを感じたり、あらゆる価値観があることや、見過ごしてしまうようなことの多さに自分の不甲斐なさも感じたけれど
それに気づけてよかった。
子供たちも散々先生の前で喧嘩したり、イヤイヤがあったりで私もレッスンに支障がでるギリギリの中、先生のご理解もあって続けてこれられたなーと。
最後のレッスンは先生にお花やメッセージカードを渡したり、私たちもプレゼントを頂いて、、もう涙がとまらなかった!
正直、英語力は身についたか?と問われたら
ほんの少し、と答えるかもしれない。
それよりも、まずは英語や他の言語をを話す人がいることを子供たちが理解したこと。
だから町で突然私が英語で話しかけられても子供たちには驚きはそれほどないこと。
次に
子供たちが世界に目を向けるきっかけになったこと。
世界にはあらゆる考え方がえること
長女は今専ら世界のニュースに興味があり
日本の首相が安倍さんであることはもちろん、
EU離脱に悩むメイ首相やトランプさんの壁も気になるそうだ。
そしてなんで戦争があるのか、なんで米軍基地があるのか、そんな質問まで飛ぶようになってきたから、、私としては
先生との出会い(レッスン)を受けたことは世界を知るきっかけになって
とってもよかったと思っているのだ。
なのでここに、先生への大きな大きな感謝をこめて。。