月曜日に病院から、予約の再確認の電話があった。
マンモグラフィは水曜日の9時15分。超音波は木曜日の10時50分。
今朝は、食欲もなくてバナナ半分とワッフル1枚を食べて、紅茶も少ししか飲めなかった。
旦那さんとたーりーさんに車で病院まで送ってもらい、窓口で生年月日と名前を聞かれた。
「入ってませんねぇ」
という。
「ラジオロジー(radiology)の受付で聞いてください」
行ってみると、ここでも同じ反応。
でももう少し頑張って探してくれて
「あぁ、超音波で予約が入ってますね」
待合室で待つように言われた。
長時間待たされても大丈夫なように、本を持っていった。
何か前向きになれる本が良いと思って、昨日の夜、ずっと欲しい物リストにあった、この本をダウンロードした。
確か、まいたけさん のブログで見かけたもの。
検査の結果のことを色々考えて、動悸が早くなってお腹も痛かったのに、読み始めたら家を片付けたい気持ちが強くなって、落ち着けた。
名前を呼ばれて、女性専用の待合室に連れていかれて、そこにある更衣室を使って上だけ脱いでガウンを着るように言われた。
その状態で待ち合い室にいたのに、いつまでたっても呼ばれない。
呼ばれたのは11時40分。
ずっと座っていて体が痛くて、不安な気持ちも忘れてしまった。
予定変更で、マンモグラフィと超音波、両方やることになった。
マンモグラフィが済んで待ち合い室に戻ると、技師さんが超音波の部屋に入っていった。
しばらくして、超音波の看護師さんに呼ばれた。
名前と生年月日と住所を聞かれ、診察台に横になると、カリビアンのアクセントのある女医さんが横に座った。
笑顔で自分を紹介した後
「さっきのマンモグラフィのイメージ見たんだけれど、影がないのよね」
という。
普通のマンモグラフィだと、見えない部分があったりするそう。その場合、3Dのマンモグラフィで再検査される。今日のがそれだったんだけど、怪しい影がみえないそう。
超音波で良く見ましょう、と始めたけれど、見つからなかった。
細胞の重なりかたによって、何かあるようにうつることがあるそう。
喜んで良いことなのかわからず、どう反応するべきか戸惑っていると
「今のところハッピーニュースね」
と笑った。
でもここで終わりにはならないようで、マンモグラフィの技師さんを引っ張ってきた。
どうやら、2人で最初のイメージと比べたいらしい。でもパソコンが遅くて、おまけに最初のイメージが見えないとか。
ちょっと待ってて、と女医さんと技師さんが消えていって、その間看護師さんと世間話。
こんなに待たされたのは、超音波の先生が具合が悪くてお休みになったからだと教えてくれた。たまたま会議のために来ていた先生が助っ人に入ったけれど、会議が始まるので消えてしまって、別の先生が駆り出されたそう。
2人が戻ってきて
「コンピューターがクラッシュしてイメージが見られないから、今日はひとまず帰って良いよ。イメージが見れるようになったら連絡して来てもらうことになるけれど。もしかしたら生検するかも」
とのこと。
影はないけど、癌ではないか確認できるまで検査するってことか?
お礼を言って、着替えて、旦那さんに連絡した。旦那さんも心配だったみたい。
家に着いたのは12時半過ぎ。喉が渇いてお腹もペコペコ。納豆ご飯を食べて、紅茶を飲んで、たーりーさんに焼きうどんを作ったら、ソファーの上で寝てしまった。
起きたら4時半。
たーりーさんにおやつをあげて、宿題をやらせたらもう夕飯の支度の時間。
両手ばなしで喜んでいいのかわからないけど、とりあえずほっとした。