今年の発表会オープンレッスン
参加者募集中です♥️↓↓↓
毎週水曜日連載中の
『教えて!サクラバレエ』シリーズ。
本来は桜が皆さんからの質問に
お答えする、Q&Aコーナー
なのですが、質問が集まるまで、
別の企画をしています。
題して、
『大人バレエ クイズ』
今週は先週の答え合わせです。
Q.発表会の“振り付け”は
かなり早い段階で『振り渡し』
されますが、
では、この“振り付け”は
いつまでに完璧に覚えれば
良いでしょうか?
次の4つから選んでください。
1.振り渡し当日
2.振り渡しの次の練習日
3.本番1ヶ月前
4.本番当日
A.
正解:1
(そうでしょうね~)と
思われた方、多かったと思います。
昔、うちの生徒たちは
「4だと思っていた」
と言っていました。
夏休みの宿題と一緒で
早く憶えると
気持ち的にも後が楽だし、
正しい振り付けを繰り返し練習して
上達します。
繰り返し正しく踊っておくと
本番で緊張して
頭が真っ白になっても
体が勝手に踊ってくれるので
安心です。
特に全幕のコールドは
揃えるスペシャリスト集団
全員が責任を持って
振付を正確に憶えないと、
例えば20人で踊るとして、
19人が振り渡し当日に
振付が入っていたとしても
誰か1人が本番当日まで
振りが入っていなかったら
本番の幕が開く前に
その公演が失敗に終わる、
中途半端なものになるのは
目に見えています。
また振付が入っていない段階の
練習を見ても、
「振りを憶えてください」
としかアドバイス出来ないので、
お互いに時間の無駄になります。
振り憶えのスケジュールは
①振り渡し当日は全集中で憶える
そのためには・・・
普段のレッスンから全集中で
アンシェヌマン(振付)は
1回で憶えるクセをつけておく
わからなければ
その場ですぐに聞くスキルも大切
②細かいところも全てクリアにして帰宅
そのためには・・・
振り渡し終了後、わからないことを
そのままにして帰らない
わかる人か先生にわかるまで聞く
③家で振付をまとめる
そのためには・・
普段からパ(ステップ)やポジションや
ポーズ(クロワゼ・エファセ・エカルテ等)
ポール・ドゥ・ブラなどの名前が
全てわかるようにしておく
普段のレッスンから数を数えながら憶える
クセをつけておく
ここでまとめられないということは、
わかっていないということ
わかっていないと憶えられないので、
次回の振り渡しでは工夫が必要。
うちの場合は紙に書いても良いので
しっかり書いてから帰宅する。
振り渡しとは、本番よりも緊張する、
普段どれだけコツコツ努力しているのか
結果として現れる、真剣勝負の場。
なお、発表会の振り付けには
『今出来るステップ』の他に
『普段のレッスンでは踏まない
ステップや動き』
『複雑な音の取り方』
『今は出来ないけど
本番まで全力を尽くしたら
出来るようになるステップ』が
必ず含まれています。
それらはわからなければ、
「難しいステップ」
「出来ないステップ」
「わからないステップ」
としてワンパッケージで
曲のどの部分なのかを
憶えておきます。
④振り渡しの次の練習日は
結果発表。
ここで振りが憶えられていない
ということは、
この踊りはこの人には無理だと
いうことで、外されることがあります。
理由は最初に書いた通り、
バレエは揃えるものだから。
他の人に迷惑をかけないために。
その人の上達のために。
(振りが憶えられないということは
その人はその踊りに出て来る
ほとんどのステップを知らない、
わからないということ。
※わかるなら普通は憶えられるので
それなら練習しても
見よう見まねで終わってしまい
上達には繋がらないので)
ここで、ちょっとした音の取り方のズレや
立ち位置の修正などをしてもらったら、
次のステップへ
⑤ひたすら踊って身体に振りを入れる
そのためには・・・
頭で憶えた振りが
身体にしっかりと入り込むまで
繰り返し繰り返し
カウントを取りながら、
身体を動かしたり
イメージトレーニングをします。
頭で考えて動いていた振りが
何も考えなくても
身体が動くようになるまで、
毎日繰り返して約2週間くらい
だと言われています。
ここまでやって、やっと
「振りをもらった」です。
振り渡しの次の練習日で
踊れたからといって
油断する人が多いですが、
次の練習日まで何もしないと
記憶が薄れて、振りを忘れたり
曖昧になってくる
憶えるのが得意だと思って、
紙に書いたりまとめておかないと
少しずつ周りの人ずれてきます。
この時点で先生に振りを聞いたり
努力して正しく踊っている
お友達の時間をサボっていた
自分が奪うわけにはいきません。
自分が渡された『振り』は
本番まで責任を持って
1音、1振りたりとも違えずに、
舞台の上に持って行く必要があります。
振りを渡されてから2週間~1ヶ月は
大変ですが、ここでがんばるかどうかが
天国と地獄の分かれ道です。
⑥難しいステップや表現の
チャレンジをしたり、
踊りの精度を高める
そのためには・・・
自習やレッスン後の空き時間などを
活用する
全員の振りが入った時点で、
先生は
「難しいステップ」
「出来ないステップ」
「わからないステップ」
の練習をしてくれるはずです。
新しいステップを習得するチャンス!
必ず出来ると信じてチャレンジ!
⑦体力と持久力をつける
美にこだわる
表現力を磨く
⑧本番当日は楽しんで踊る
ベストを尽くす
いかがだったでしょうか。
「え~、1回で正確に
振り付けを憶えるなんて
無理!」と思った方・・・。
それはね、やはり、
普段のレッスンを
どう受けるかが大切なんです。
大人は子供と違うレッスンで
あることがほとんどですが、
ここにも理由があります。
振付を憶えられないのには
明確な理由があるのです。
今回は長くなったので
このあたりにしておいて、
またの機会にお話ししたいと
思います。
今回の記事にも色々と
ヒントをちりばめています。
みなさんの参考になれば
嬉しいです
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