第二部 『ジゼルより ハイライト』
第2幕 ウィリたちの登場
ミルタの呼び覚ましに応じて、ウィリ(精霊)たちが地底から蘇ってきます。
パッと見ると美しいシーンですが、
これはミルタもそうですが、ウィリたちは結婚を目前にして男性に裏切られてこの世を去った花嫁になれなかった娘たちの精霊なので、今回はしていませんが、本来は頭に花嫁のベールをかぶり、胸に抱くはずだった愛しい人の赤ちゃん(の空想)を胸に抱いて、少しうつむいて、花嫁の入場のように1歩、また1歩と舞台上に集まってきます。
ホラーです
そう、このあたりのシーンは美しくも儚く、とっても悲しいシーンなのです。
ですから、こういった上手下手から1歩ずつ歩きながらの登場の仕方はジゼル2幕ならではなんですね。
(ジゼルも2幕の登場は同じように1歩1歩歩いていますよね)
ここで、このウィリ1人1人が抱えている重さがないと、その後にヒラリオンやアルブレヒトにおこることや、ミルタが男性たちを許さないことへの説得力がなくなってしまうので、演出としてそういったことをキャストに伝えました。
すると、みんな見事に心ひとつにウィリになっくれてていましたね。
そしてそのウィリたちのトップのミルタはどれだけ悲しい目にあったのだろうかと思うのですが、今回のミルタは雰囲気はありながらも、あまり怖すぎなくて、そこもよかったなと私は思っています。
私だったらめちゃくちゃオドロオドロしたコワ~イ、ミルタを楽しんじゃいそうですが、今回はわりとサラッとしたリーダーでそれもまた素敵でした。
ミルタ役の人は自習の時はウィリたちのために音係をしてくれたりして、みんなで和気あいあいと練習しました。通称『ミルタと愉快な仲間たち』。舞台の上で音楽が流れるとみんな一瞬でジゼルの世界に入っていたのが大人ならではの集中力で素晴らしかったし、楽しかったですね。
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