毎週水曜日連載中の『教えて!サクラバレエ』シリーズ。
・・さあ、困りました。
またしても、答えられるご質問には、すべて答えつくしてしまいました。
もう少し、ご質問がたまるまで、“大人のバレエ”に関することを、お話ししていきたいと思います。
今回は、“バレエと老眼”についてです。
いかにも“大人ならでは”の話題でしょう?
と言うのも、実は私は49歳なのですが、スマホやタブレットをよく見ることもあり、2年ほど前から老眼になりました。
最初は違和感があったのですが、段々と“見えにくいことが日常”になっていきました。
それに伴い、バレエを踊っていてしみじみと思うことがあります。
それは、『老眼になると、方向転換のある動きがとてもやりにくくなる』ということです。
ちょっと切ないお話しですが、今私と同世代の方や、これから40代、50代を迎える方に情報共有出来ると良いな、と思い、今回はこのテーマで進めていきたいと思います。
どういうことかと言いますと、老眼になると、見る方向を変える動きをした時に、自分が思っているのと違う方向へ進みそうになっていたり、周囲の人や舞台上の距離感がとてもわかりにくくなる、ということなんです。
バレエでは、回転しながら進む動きや、右に進んだかと思うと、急にみんなで左にジャンプする、なんてことがよくあるのですが、その時に50代以上の方たちが、回転しながらどんどん進行方向がずれていったり、みんなで揃って踊る時にびっくりする方向にジャンプをして、思わず「危ない!」と叫んでしまったことがあるんですね。(気のせいかもしれませんが、特に遠近両用コンタクトレンズの方がそのような傾向が強くある気がします)
それで、それが(どうしてかな??)とずっと思っていたのです。
40代でバレエを始めた時はそうでもなかった人が、5年後、10年近くなると急に大勢の中で踊るのが見ていて特に危ないな、と感じることが増えていったり。
そして、その理由は、自分がその年齢になってみて、少しわかったような気がします。
1回転して、視野が瞬間で定まらずに、一瞬フワツとするのです。
つまり、とっさにピントがあわなくなるのです。
(それを老眼と言うのですよね、たぶん。)
それで、自分がびっくりしている間に音楽が進んでいくのです。
私は20代からずっとバレエを習っていますし、今も日常にバレエがある暮らしなので、それでもまだ感覚で動ける部分がありますが、自分が距離をうまくとれていないかもしれない、ということを常に肝に命じて、気をつけながら踊っています。
そして、ふと気がついたのです。
世の中のほとんどのバレエ団で、プロのバレエダンサーの定年は、40歳。
私はずっと、見た目や身体の筋肉の衰え、ケガのしやすさ、治りにくさなどが理由だと思っていて、それはおそらくあっているのですが、(アイドルと同じですね。相葉ちゃん、櫻井くん、おめでとうございます!)
もしかしたらそれは、『目の筋力の衰え』つまり老眼も大きく関係があるのではないかと。
身体はまだ鍛えようがありますが、目は、鍛えることも難しいし、自分ではどうにも出来ないもの。
プロの踊りは、危険が伴います。
リフトなども距離感がつかめなくなると本当に危ない。
(だからかも、しれない・・)
自分が老眼になった時に、ふとそう思いました。(もちろん、まったく違うかもしれませんが)
それからです。私が積極的にこのブログで(若い方たち、ぜひどうぞ!)と呼びかけるようになったのは。
出来るだけ早いうちに、そう、まだ目も身体も筋力が強いうちに、バレエをはじめて、思う存分踊っておくと、その経験は将来自分を助けてくれます。色々な意味で、楽に踊れます。長くバレエと関わることが出来ます。
もし、あなたが
(バレエ教室にいるだけで幸せ)
(バレエ気分が味わえるだけで幸せ)
というタイプの方なら、普通のバレエ教室の大人向け美容・健康クラスやフィットネスやカルチャースクール(とはいえ先生によって色々ですが)で十分楽しむことが出来ると思います。
けれど、うちのように“せっかくバレエを習うなら、大人でも上達したい”と思うなら、バレエをはじめるのは1日でも早い方が良いと思います。
もちろん、老眼になってからバレエをはじめても上手になることは出来ると思います。
けれども、そこには並大抵ではないエネルギーと、努力と、“バレエに人生を捧げる”くらいの覚悟が必要だと思います。
私もまだまだ上手になりたいし、真剣に踊ります。
生徒に対しても、うちに来てくれてその人が本気なら、真剣に教えます。
ただ、その大変さを知っているだけに、あえて声を大にして言うのです。
「みなさ~ん、バレエは出来るだけ早くはじめた方が良いんです!!」
「今日より若い日はないんです!!」
と
そして、もしあなたが選んでくれたバレエ教室が、サクラバレエであるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
明後日(10/1)から、岡山もコロナのまん延防止等重点措置が解除され、スタジオのレッスン時間・見学・体験レッスンも通常どおりに戻ります。
発表会直前の、盛り上がりに盛り上がっているサクラバレエに、ぜひお越しください。
眼をショボショボさせつつも、バレエへの愛で溢れた瞳のワタクシと、愉快なスタジオ生たちが、いつでもお待ちしています
さあ、これを読んだ方たち迷ってないで、サクッとサクラバレエへいらっしゃ~い
今なら、まだ私が直接指導して育ててあげられますし、一緒に舞台でも踊れます
私が現役なのも、きっとあと10年くらいですよ迷っていないで、サクッといらっしゃい
私と同年代の方たち迷うお気持ち、よーくわかります。
だけど、くどいようですが、今日が一番若い日です~
そして、大人が上手になるなら、サクラバレエが一番近道ですよ
一緒に踊って、青春しましょう
大人が上手になることに全力のバレエ教室、サクラバレエ。
大人が一番近道をして上手になるための、
大人のためのカリキュラムがここにはあります。
ただ今、見学・体験レッスン受付中です!
興味のある方は、ぜひ一度、見学・体験レッスンにお越しください
そんな訳で、こちらのブログでは、大人の方からの、『バレエ』に関する素朴な疑問・質問を大・大・大募集中です!
いつもブログ読んでいて、気になっていること、聞いてみたいこと。
「〇〇ってどんな意味?」「◇◇が上手く出来ないんです」など、みなさんからの質問を募集します。
・・というか、つまりは、質問に答えたくてうずうずしている私を、
「だ~れ~か~!た~す~け~て~!」
・・ということでございます。
下記をクリックしたら、フォームサイトになります。
掲載採用の際はお名前は表記しませんので、ご安心ください。
全てに答えられないかも知れませんが、出来る限りお答えしようと思います。
岡山より愛を込めて、ご質問、お待ちしています!
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サクラバレエは大人からバレエをはじめる人のためのバレエ教室です。
クラシックバレエを大人向けに、1人1人にレベルを合わせたクラス設定によりきめ細かい対応を図り、1年間のカリキュラムを設定し、一貫したバレエ指導を行うことを目的としています。
先生のお手本を見よう見まねで練習するのではなく、言葉で説明することを、私たちはとても大切にしています。
「大人だって、バレエが好き!」
「大人だって、バレエが上手になりたい!」
大人でもベストをつくしてレッスンすることにより、成長する楽しさを感じることが出来ます。
あなたも、私たちと一緒にレッスンしませんか?
特に20代・30代のまだ若く、未来を切り拓く力を持つ人たちの力を、私たちは必要としています。
バレエ経験がまったくない方、大歓迎です!
大人からバレエをはじめても、きちんと丁寧にレッスンをすれば、必ず上達します。
私たちが大切にしていることです。
“大人だからこそ、きちんと言葉で説明してもらえること”
“大人も子供と同じように、細かいクラス設定で段階を踏んで学べること”
“教師の思い付きのレッスンではなく、全クラス同じカリキュラムのレッスンを受けることが出来ること”
“大人を出来るだけケガなく安全にバレエを踊らせてあげること”
“大人を上手にすること”に松岡修造さんばりに情熱を燃やす教師が、ここにいます
そう、一番大切なのは“情熱”です。
私も大人になってからバレエと出会いました。
そして、同じような気持ちを持つ、あなたに出会えるのを待っています
ぜひ、同じ景色を見ましょう!
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サクラバレエのホームページ
https://sakuraballet.amebaownd.com