おはようございます。
連載以外の記事は久しぶりですね。
発表会の練習が始まり、私はとにかく毎日バタバタしています。
通常レッスンはもちろん、アシスタント候補生の育成、経理や事務、ありがたいことに新入会者たちのあれこれ、そして、発表会といった感じです。
プロのスタッフさん達との打ち合わせもありつつ、今年は出来るだけ早く振付を渡してあげようと、振り付けたそばから渡していっていますし、衣装の手配、音楽の編集など、締切前の漫画家さんのように日々、追われています。
それと同時に、今年はスタッフ(衣装や小道具や広報など)も各クラスで担当してもらっていて、いつもは後回しになってしまう様々なことが、スケジュールどおりにサクサク進んでいっています。
生徒達が私のお尻を叩くどころか蹴っ飛ばしてくれる勢いで手伝ってくれていますので、目が回るような忙しさです。
今、これだけ色々なことが進んでいるということは、きっと本番前がこれまでになく余裕が出来るはず!と思っているのですが、さて、どうでしょう。
ともかく、振り渡しは、今のところかつてないスピードで進んでいます。
スタジオ生も、みんな振付を憶えるのが早くなったな~と、最近、しみじみ感じています。
先生のお手本を丸暗記するだけだと、何年たっても、振り付けを憶えるスピードが早くならないんですね。
だって、丸暗記ですから。大人の場合は年齢が上がるにつれて、遅くなるくらいです。
私はそれがイヤで、英語などのように、ステップ=単語、組み合わせ方=文法と位置付けて、生徒たちが自分の頭の中で振付や順番を組み立てて覚えられるようになることにこだわって、カリキュラムをつくってきたんですね。
英語などのように、文法がわかって、単語を憶えれば、自分で言いたい文章がつくれるようになってほしかったんです。
先生のお手本のステップ1つ1つを
(これは、
「トンベ」「パ・ド・ブーレ」「グリッサード」「パ・デシャ」だから、先週やった
「トンベ」「パ・ド・ブーレ」「グリッサード」「アッサンブレ」の応用ですね)
と、わかるようになって欲しかったんです。
本格的に学ぶことになるので、ステップの名前も1つ1つ全部伝えて、それを2つずつ組み合わせて、3つ組み合わせるようになって、アレンジだとこうなって、この動きとこの動きは同じ種類ですよ、などと説明していくので、練習するステップ数も多ければ、暗記することも沢山あります。
通常のバレエ教室ではやらないようなステップもやります。
そうなると、教える方も習う方も、先生のお手本丸暗記するよりも、最初がかなり大変なのですが、後になればなるほど楽になってきます。
(大人になってから、日本語で悩む日本人がいないように)
初心者クラスは、みんなまだ慣れないので、もちろん振り付けをすぐには覚えられませんが、最近は、初心者クラスの1つ上の基礎クラスや、その上の初級クラスなどでは、レッスン時は順番を1回言っただけで、みんな憶えてビシッと出来るし、発表会の振付も、ステップの名前で憶えてくれているみたいで、経験を重ねるごとに、みんな憶えるのが、ものすごく早くなってきています。
日本語で言うところの、一通りの単語と文法は、マスターしてくれたようです。
この、“振り付けを憶える”ということは、大人になってからバレエを始めた人が苦手とされていることなのですが、うちは狙い通り、カリキュラムの積み重ねで、カバー出来ているように思います。
昔は、どのクラスでも、何回も何回も私がお手本を見せて、それでもまだ間違える人がほとんどでしたが、最近はあまりの振りを憶える速さに(レッスン中も、発表会でも)びっくりすると同時に、
(私がやりたかったことは、まさにこれだったのよ!これが出来る大人を育てたかったのよ!)
と、とても嬉しく思います。
(がんばってきて、よかったな~)と、しみじみ思います。
・・・ふふっ、フリー記事が久しぶりだから、伝えたいことが、たまっていたようです。
本当は、うちのスタジオ生たちに、スキップが出来ない人が驚くほど多いことがわかった件をお話ししたかったのですが、話が違うところで盛り上がってしまったので、その話はまた次回に!
本当に、うちの人達、面白いわ~。
では、みなさま、良い一日をお過ごしください!
ただ今、見学・体験レッスン受付中です。
▶見学・体験レッスンのお申込みはこちら
サクラバレエは4月が新学期ですが、いまからでも入会出来ます。
6月はまだまだ新しく学ぶことがたくさん!
希望すれば発表会にもまだ参加出来ます!
ぜひ一度、見学・体験レッスンにお越しください

サクラバレエは大人からバレエをはじめる人のためのバレエ教室です。
クラシックバレエを大人向けに、1人1人にレベルを合わせたクラス設定によりきめ細かい対応を図り、1年間のカリキュラムを設定し、一貫したバレエ指導を行うことを目的としています。
先生のお手本を見よう見まねで練習するのではなく、言葉で説明することを、私たちはとても大切にしています。
「大人だって、バレエが好き!」
「大人だって、バレエが上手になりたい!」
大人でもベストをつくしてレッスンすることにより、成長する楽しさを感じることが出来ます。
あなたも、私たちと一緒にレッスンしませんか?
特に20代・30代のまだ若く、未来を切り拓く力を持つ人たちの力を、私たちは必要としています。
バレエ経験がまったくない方、大歓迎です!
大人からバレエをはじめても、きちんと丁寧にレッスンをすれば、必ず上達します。
私たちが大切にしていることです。
“大人だからこそ、きちんと言葉で説明してもらえること”
“大人も子供と同じように、細かいクラス設定で段階を踏んで学べること”
“教師の思い付きのレッスンではなく、全クラス同じカリキュラムのレッスンを受けることが出来ること”
“大人を出来るだけケガなく安全にバレエを踊らせてあげること”
“大人を上手にすること”に松岡修造さんばりに情熱を燃やす教師が、ここにいます
そう、一番大切なのは“情熱”です。
私も大人になってからバレエと出会いました。
そして、同じような気持ちを持つ、あなたに出会えるのを待っています
ぜひ、同じ景色を見ましょう!

こちらのブログでは、大人の方からの、『バレエ』に関する素朴な疑問・質問を募集中です!
いつもブログ読んでいて、気になっていること、聞いてみたいこと。
「〇〇ってどんな意味?」「◇◇が上手く出来ないんです」など、みなさんからの質問を募集します。
下記をクリックしたら、フォームサイトになります。
質問コーナー・お問い合わせ
掲載採用の際はお名前は表記しませんので、ご安心ください。
全てに答えられないかも知れませんが、出来る限りお答えしようと思います。
ご質問、お待ちしています!

サクラバレエのホームページ
https://sakuraballet.amebaownd.com