第二部 メインプログラム“白鳥の湖 ハイライト”
第3幕 お城の舞踏会
一夜明けて、城内ではジークフリートの花嫁を選ぶための舞踏会が開かれている。
そこに突然、騎士に変装した悪魔ロットバルトが、オデットそっくりの娘オディールを連れて現れる。
スペイン、ナポリ、各国の踊り手たちが踊りを披露する。
貴族たち
王妃と貴族ソリスト
…それにしても、この2人は演技力抜群の名コンビでした
スペインの踊り
キャラクターダンスがはじめてで、扇子の扱いにかなり苦戦していましたが、本当によく頑張ってくれた2人。
一緒に練習出来たのは、3回くらいだったでしょうか。
ほぼ原振り付けのまま、最後まで踊りきりました!
黒い衣装の方は、バレエ以外のダンス経験をいかして、表現力豊かに華やかに踊ってくれました。
忙しい仕事の合間を縫ってレッスンに通い、自宅でもかなり練習していたようです。
発表会後、スタジオでは
「彼女の踊り、すごく良かったですね」
「華やかでしたね。」
「あの方、上手ですよね。」と評判はうなぎのぼりに。
いつも優しく、思いやりがあり、私が困っていると助けてくれるこの方。
今回も3曲踊って、人のために踊って、サポートして…と、大活躍でした。
ブラボー!
白い衣装の方は、振付を憶えるのが苦手で、とにかく苦戦していたこの踊り。
相方さんともほとんど会えず、私が踊ってお手本を見せたリ指導出来るようになるまでに時間がかかったので、
動画を見ながら、それまでに見たこともやったこともない踊りの振付を憶える、という難問に果敢に挑み続けました。
扇子の持ち方で30分。
最初の8フレーズで1時間。
体力をつけるため、岡山駅からスタジオまで歩いて来られることも、しばしば。
遠くから通って来てくれていたため、週1回、2クラス続けてレッスンを受けているのに!ですよ。
間違えても、叱られても、それでも本番の舞台に立つことをあきらめなかった。
どれだけ根性あるねん!そして、本当にバレエが好きなんだな、と思います。
ブラボー!
ナポリの踊り
ナポリチームは、すったもんだありましたが、そのおかげで、大切なこと、今の自分の課題に気付き、それぞれに学び、成長出来たのではないでしょうか。
今となっては良い思い出ですね。
雨降って地固まる。
とても生き生きと楽しそうに踊ってくれました。
慣れないキャラクターシューズ。
慣れないタンバリン。
慣れないステップの連続。
挑戦に次ぐ挑戦。
それでも最後まで一生懸命踊って、舞台に華をそえてくれました!
ブラボー!