「大人バレエって楽しい!」シリーズ その13 ~センスはここから磨かれる 後編~ | サクラバレエ 

サクラバレエ 

サクラバレエは岡山市にある“大人からはじめる本気のバレエ教室です。
ワガノワメソッドに基づいた大人向けカリキュラムで段階を踏んで上達
出来るよう1人1人丁寧に指導しています。未経験の方ぜひどうぞ!
※スケジュールや料金は“テーマ”から♪

毎週水曜日に連載させて頂いている「大人バレエって楽しい!」シリーズ。

 

このシリーズは、これからバレエを習ってみたいなと思っている大人の女性に向けて、“バレエを習う楽しさ”について、お話しさせて頂ければと思っています。

 

13回目の今回は、“大人バレエって楽しい!~センスはここから磨かれる 後編キラキラ~”です。

 

ちなみに前回の記事はこちらから↓

https://ameblo.jp/sakuraballet/entry-12364013298.html

 

 

前回は、バレエを習うことになって最初に悩むことの多い、レオタード選びについてのお話しでした。

 

色を決めて、素材を選んで、お袖のタイプと襟元と背中のデザインを決めて・・・。

自分に似合う1枚を選んでいるうちに、何が自分に似合って、何が似合わないのかが、だんだんわかってきます。

 

同じパープルでも、赤っぽいパープルより青が強いパープルの方似合うな、とか。

 

UネックよりはVネックの方が、あごのラインがシャープに見える、とか。

 

背中は出した方が、後ろ姿がスッキリするな、とか。

 

7分袖くらいが、腕が一番長く見えるわハートなど。

 

そうやって、あれこれ悩んで、迷って、考えて、試行錯誤を重ることによって、自分がわかってきます。

そうやって、掴んだことは、自分自身のセンスとなって、洋服選びの時などに役立ちます。

 

たとえば、セーターを選ぶ時。

 

自分がUネックが似合うのか、Vネックが似合うのかは、もう知っています。

 

背中も少しあきがあった方が良いのか、詰まっている方が良いのか。

 

色は、パープルなら青みが強いカラーを選びます。

 

袖の長さも・・・。

 

体にどれくらいフィットしているものが似合うのかも・・・。

 

網目が細かい方が良いのか、ざっくりの方が似合うのかも、全部、応用です。

 

レオタードは、普通の洋服のように、種類がありません。

 

超機能的に身体のラインがはっきりとわかるデザインの布1枚で出来ています。

 

洋服だと、トップスだけでもシャツ、カットソー、ニット、カーディガンなど種類が多すぎて、法則をつかみにくい。

 

けれど、レオタードはレオタード1種類だけなので、その制限がある中で試行錯誤すると、法則をみつけやすく、衿なら…袖は…色は…という風に、パーツに分けて捉えやすいし、応用しやすいのです。

 

セーターだけじゃなくて、シャツやカットソ―でも、シャツの時にどのくらいデコルテを見せると首が長く見えるのか、カットソーなんて、ほぼレオタードだと私は思っているので、どんな素材でどんなデザインのものが似合うのか、とても選びやすい。

 

バレエウェアのボトムスは、レオタードにあわてショートパンツや巻スカートなどが選べますが、こちらはいかに脚を長く美しく見せるか。

自分の脚の中で、どこが比較的細くて、どこが太いのか。

脚の中の見せ場はどこで、どこを隠したいのか。

ショートパンツなら、裾の長さがどれくらいだと脚が長く見えるのか。5ミリ違ったら、だいぶ違います。

スパッツなら、何色の何分丈がボトムスがスリムに見えるのか。

 

スパッツは伸び縮みするので、裾を少し上げてみたり、下げてみたりして、微調整します。

ショートパンツも裾をクルクル丸めて丈を短くしてみたり、裾を絞れるタイプならしぼってみたりして、研究します。

 

そうやって、自分の脚の特徴を把握していれば、洋服でパンツやスカートを履く時にも、どの丈が自分の脚を綺麗に見せてくれるのかがわかります。

 

靴を選ぶ時も、私はバレエシューズの法則を応用することが多いです。

 

バレエのピンクタイツに黒いバレエシューズをあわせると、脚が短く見えますし、重心が下がって見えます。

だから、ピンクタイツの時はピンクのバレエシューズ、黒いタイツの時は黒いバレエシューズを選びます。

 

 それを応用して洋服の時も、素足やストッキングの時の靴色はベージュがマスト。

肌色から続いて、脚が長く見えます。

 

黒いタイツやストッキングの時は黒いパンプスやシューズがよくあいます。

 

そんな風にして、自分なりにですが法則が出来てきて、それが自分の軸となり、センスとなっていきます。

 

大切なのは、人からどう思われるか、どう見えるかではありません。

自分がどれだけ、納得出来るか、どれだけしっくりきて、(私らしい)と思えるのか。

 

バレエを習うと、お洒落な人や、センスの良い人達に囲まれて、美しいものに触れて、気がつけば知らないうちに、センスが磨かれます。

 

バレエが好きな人って、やっぱり、普通の人よりも美しいものが好きだし、美意識が高かったり、センスが良い人が多いのです!

 

環境が人を育てます。

 

大人からバレエをはじめて、手入れれられるもののうちの一つに、“センスの良さ”も含まれるのではないでしょうか。

 

 

最近、気に入っているブランド。

 

Maison de FLEUR(メゾンドフルール)

 

可愛くて、お店にいくたびにメロメロになります。

思わず、(ここに住みたい…)と思ってしまいます。

すっごくね、バレエっぽいんですよね。

好きすぎて、そのうちここで働いてるかも…いや、屋根裏に住んでるかもしれませんイヒウヒッハート

 

本当はフリフリのやつが好きなんですけれど、洋服とのあわせを考えて、ガマンガマン。

 

夏が近いので!?デニム地のものを2つ購入しました。

 

 

今回、モデルはうちのスタジオ生にお願いしました。

ちゃんと3番ポジションです。

急遽、スタジオ生の中からスタイリストも現れて、綺麗に撮影してくれました。

サクラバレエのスタジオ生、おそるべし・・・。

そして、ありがとうドキドキ