先週から始まりました、新連載「大人バレエって楽しい!」シリーズ。
毎週水曜日にアップさせて頂きます。
このシリーズは、これからバレエを習いたいな~と、思っている大人の女性達に向けて、“バレエを習う楽しさ”などについて、お話しさせて頂ければと思います。
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2回目の今回は、“大人バレエって楽しい! ~人生で初めてのことばかり~”編です。
先週も少しお話しさせて頂きましたが、バレエを習い始めると、新しい体験を沢山します。
そもそもが、バレエ教室という場所も初めてですし、バレエ用語を聞くことも初めて、バレエウェアを着ることも初めてでしょう。
そして、極めつけは、やはりバレエの動き。
バレエはレッスンがはじまると、まずバーという、棒のような道具を持って30分くらいレッスンするのですが、毎回、10種類くらいの動きを、先生のお手本を見た後に音楽にあわせて動く練習をします。
このバーレッスンは、筋トレとストレッチを一緒にしているようなものなのであり、バレリーナのような、しなやかで美しい身体をつくるために必要なものなのですが、この“バーレッスン”の、“脚の動き”だけとってみても、今までの人生でやったことがないような動きが盛りだくさんです。
なぜなら、バレエのバーレッスンは、100年以上かけて考え抜かれた、非常に効率よく身体を鍛えるためのトレーニング方法であり、脚ひとつとっても、ありとあらゆるところを、色々なスピードで動かしていって、下半身を満遍なく鍛えられるようになっているのです。
そのため、普通の人が人生で今までしたことがないような動きが続出します。
片足をもう片方の脚にパシパシ打つような動きや、脚を大きく振り上げるような動きまで、実に様々な動きが登場します。
だから、人生ではじめてのバーレッスンでは、前の人の動きを見ながら、自分が一体何をしているのかさえわからないままレッスンが終わり…
そして、次の日には、笑っちゃうくらい筋肉痛になっていることは、初心者さんのバレエあるあるです。
また、バレエは一つのことが出来るようになるとすぐに新しいステップを習い、また一つ出来るようになるとまた一つ新しいステップを習い…と言う風に、習うステップや動きが、数限りなくあります。
ステージの上で、バレリーナが、2時間踊ったとしましょう。
するとね、そのほとんど全てのステップや腕の動きに、名前がついているのです。
気が遠くなるようなお話しでしょう?
(バレリーナというのは、その全てを習い、身につけた人達ですからね。
もう、間違いなくバレエが大好きすぎる人達なわけです♪)
だから、バレエのはね、やってもやっても、新しく習うことがあるのです。
これが実はバレエの魅力のうちの1つなのです。
大人になると、人生の中で、大体一通りのことは経験して…
(あれは、ああすれば、こうなるよね)とか、
(これは、あれと似た感じかな?)など、
“やったことがあること”が増えて行きます。多くなってきます。
子供のころは、
はじめて新幹線に乗った、
はじめてケーキを食べた、
はじめてこんな音楽を聴いた。
何もかもが新鮮でしたが、大人になり、経験が増えていくにつれて
“当たり前”や“想定内”のことが増えて来ます。
それが、大人になってからバレエを習うと
はじめての動き
はじめての音楽
はじめての作品
はじめての役
はじめての衣装
はじめてのメイク
はじめてのことが、沢山あります。
やっても、やっても、いくらでも出てきます。
これが、楽しいんですね。
はじめて習った時も楽しいし、
その習ったことがはじめて出来た時もとても楽しい。
そういった出来事が、何十回、何百回、何千回と起こるのです。
だから、バレエは飽きない。
だから、バレエは夢中になる人が多いんです。
特に頭の良い人や、論理的に考えることが好きな人は、ここがバレエの中で、とても楽しいところのうちの一つになるようです。
“やってもやっても、まだ新しいことが!”
“何年もバレエをやってきたけれど、また、新しい発見が!”というところにハマる人も多いのです。
ちなみに、私もこのバレエの奥の深さがとても好きで夢中になった者のうちの1人です。
「これは…バレエって…やっても、やっても飽きない!これは一生遊べる!」って思ったおぼえがありますし、その気持ちは今も変わりません。
大人になってから、自分で学びたい!と思っていることを新しく学ぶってね、
すごく楽しいんですね。
これは、子供の頃にはなかなか気づけなかった楽しさだと思います。
だからね…バレエの奥の深い楽しさを経験してみたい方、ぜひ一緒に私たちと一緒にレッスンしましょう‼
サクラバレエの新学期は4月ですが、見学、体験レッスン、入会は1年中受付けています。
お気軽にお問合せ下さい。
では、今週も最後まで読んで下さってありがとうございました。
また来週、お会いしましょう♪