2018年の抱負 その1 | サクラバレエ 

サクラバレエ 

サクラバレエは岡山市にある“大人からはじめる本気のバレエ教室です。
ワガノワメソッドに基づいた大人向けカリキュラムで段階を踏んで上達
出来るよう1人1人丁寧に指導しています。未経験の方ぜひどうぞ!
※スケジュールや料金は“テーマ”から♪

2018年もスタートして、はや6日が過ぎました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

サクラバレエは一昨日からレッスンがスタートしました。

久しぶりのレッスンで、皆さん嬉しそうです。

 

決意も新たに、集中してレッスンされている人が多いように思います。

今年も燃えていますね!

 

さて、1年の計は元旦にあり、という言葉もあります。

本来なら、サクラバレエの新学期は4月なので、4月に1年間の目標を立てたり、キャッチコピーを発表したりするのですが、やっぱりね、お正月はどうしても、1年間という単位で考えますね。

 

私も今年の目標をあれこれ立ててみました。

スタジオのとね、自分のやつね。

 

スタジオ生達の、『2018年度目標』はまた、春になったら、自分達で考えてもらうとして、

私の中のサクラバレエの今年のキーワードは、これでいこうと思います。

 

 

 

 

これ見てね、

「げげっ!汗」と思ったか、「わぁラブラブ」と思ったか、どちらでしょう?

「わぁラブラブ」って思った人はね、すでにメンタルがバレエ向きな人ですよ。

「げげっ汗」って思った人はね、そんなあなたのための、サクラバレエのこの1年ですよ。

 

そもそもバレエはね、「私は美しいキラキラ」って思えないと、踊れないです。

考えてもみて下さい、バレエの登場人物。

 

…お姫様ですよ?

…妖精さんですよ?

…貴族様ですよ?

 

キラキラした衣装を着て、

お目目パッチリ、まつげバッサバサのメイクして、

基本、キメ顔で、美しくポーズ決めちゃうんですよ?

 

踊っている人が、心の底から

「私は美しい」って思ってないと、おかしなことになるでしょう?

下手すると、コントになっちゃうんですよ。

 

とはいえ、そんなに自信満々の人は、そう多くはなくて。

そもそも、大人からバレエを習おう!と思う人の多くはね、

自分に自信がないから、ちょっとでもそこをどうにかしたくて、バレエ習い始めるひとがほとんどなんですね。

 

「私なんかが、そもそもバレエを習おうっていうのも、おこがましいとは思うんですけど…」

 

「私なんかが、レオタードを来て、皆さまの前に立つのは、申し訳ないんですけどれど…」

 

「私の年齢で…」

 

「私の身体の硬さで…」

 

「私のキャラで…」

 

という人が、勇気をだしてやって来るところ。

 

それが、サクラバレエ。

 

思わず、そう言い切ってしまいたくなるほど、スタジオの門を叩く多くの人が謙虚なのです。

(いや、スタジオに門はないけれども)

 

そういうスタンスの人が見学や体験レッスンに来る率、97%です。(サクラバレエ調べ)

 

「こんな私でごめんなさい。」

「こんな外見でごめんなさい。」

「こんな年齢ですみません。」

 

…だけど。

 

ここなら、サクラバレエなら、私でもバレエを習うことを、許してもらえそうな気がするんです。

…と、心のどこかでひそかに思っている。

 

そんな人達が、続々と(?!)押し寄せて来る場所。

 

それが、サクラバレエ。

 

そもそも、大人がバレエを習うって、勇気がいります。

子供の頃に習っていないっていうだけで、思わず「ごめんなさい。」って言いたくなっちゃいますよね。

だけど、サクラバレエは、大人からはじめるバレエ教室だから、みんな大人だし!

先生が「好きならいいじゃん!」って言ってるし!

50代、60代の人達も本気でバレエを習って、トゥシューズも履いてる人もいるって言うし!

身長、体重、年齢、色んなスタイル、色んな体型の人が、それぞれ自分の身体で頑張って踊っているって聞くし、頑張る人にはチャンスを沢山もらえるって聞くから!

 

そう思って、入会して来てくれる人がほとんどなんですね。

 

皆さん、とってもけなげ。

 

そして、本当に謙虚。

 

それが、おとなから始めるバレエのスタートライン。

 

本当は、そんな風に謙虚に思えるところが素晴らしい。

自分に自信がないから、努力をする。

自分では気がついていないけれど、そういう人たちこそ、実はは外見も内面も魅力的で美しい。

なのに、自分で気がついていなかったり、思い違いをしてしまっていたり。

そこを、自分の魅力を再発見していこうよ!見直してみようよ!っていうことですね。

 

サクラバレエは、基本的に「褒めて育てる」バレエ教室なので、みんな褒められます。

バレエのことも、そうじゃないことでも、褒めて褒めて、褒めたおされるんですね。

注)先生がいつもいつも優しく褒めてくれる訳ではありません。

  レッスン中などに、(あ、このままじゃ危ないな、ケガするな)(このままじゃ、この人のためにならないな)などと思った

  時には、きびしくなることもあります。甘やかしたり、おだててくれる訳ではありませんので、ご注意下さいませね。

 

「あたなは美人ですねキラキラ

「あなたは脚がとても綺麗ですねキラキラ

「あなたはセンスが良いですねキラキラ

「あなたはとても器用ですねキラキラ

「あなたは素直で良いですねキラキラ

「あなたは賢いですねキラキラ

「あなたは色っぽくて素敵ですよキラキラ

「あなたは可愛らしいですねキラキラ

 

「うわぁ~、先生に褒めころされる~ラブラブ」っていう人も、少なくないくらい。

 

だけどね、いくら私が褒めても、本人が自分のことを、

「どうせ私なんて」って思ってるとね。

「どうせ私なんて~、可愛くないし~、年だし~、姿勢悪いし~、脚太いし~、ブサイクだし~、肌荒れてるし~、地味だし~、スタイル悪いし~、体硬いし~。」

とか思ってしまっているとね?

 

キラッキラの衣装とメイクで決めポーズをしてもね?

なんだかちょっと、悲しいでしょう?

 

とっても美しいのにね?

自分の良いところ、には目もくれず、誰かと比べてね?

・・・しかも、プロのバレリーナとか、モデルさんとか、女優さんとか、自分の今まで会った中でのとびきりの美人さんとかね?

“美”を商売に出来るくらいの人の一番良い瞬間(女優さんやバレリーナだってね、ノーメークでボッサボサの髪で、ゴミ出ししたりね?お部屋でジャージ着て、ゴロゴロしているかもしれないけれど、そういう一番ダメなところじゃなくてね?プロの手も借りて“美”をつくり込んでいる、相手の一番ピッカピカで一番いい時の相手の一番良いところ)とね?自分の一番ダメなところを比べて、「どうせ私なんて~」って、やってしまっている訳ですよ。

そりゃ、勝てるわけがないし、それをやり続ける限り、永遠に自信なんて持てませんよね。

本当はその人は、ものすごく手足が長くてスタイルが良かったり。

本当は背が高くて、モデルさんのように素敵だったり。

本当は、美人なのに、自信のなさから表情が曇っているだけだったり。

本当は立っているだけで見とれてしまうくらい美しい脚の持ち主だったり。

本当は美意識が高くて、みんなから憧れられていたり。

なのに、自分の気になるところばっかり意識して、そのことに全然気がついていなかったり。

 

・・・するとね、踊りが悲しい踊りになるんですね。

・・・なんか、こんな私が、こんな良い役をもらって、ごめんなさい的なね。

 

・・・観てもらってごめんなさいってね?

・・・調子に乗ることすら出来ないっていうかね?

開き直れるのなら、まだいいんですよ。

「舞台で踊るの楽しいから、なんでもいいや~♪」って思えたリね?

または、「先生がこの役を私に選んだということは、私はこの役に相応しいくらいの魅力があるんだ」と思えるくらいの自信があってくれれば良いのですが。

皆さん、だいぶ自信がついてきているとはいえね、特に新人さん達は、そのあたりが謙虚なのでね。

 

・・・しかも、サクラバレエ、今年の発表会の演目は

『眠れるの森の美女キラキラ

なのですよ。

 

もうね、その名のとおり主役も美女、準主役も美女、ソリストたちもみ~んな美女バレエ

美女がわんさか出て来る!作品なんです。・・・すごいでしょう?

 

主役のオーロラ姫なんてもう、生まれる前から、全国民に愛されちゃってる女子な訳ですよ。

それが大人になって、イケメン王子様に助けられて、めでたくと結ばれちゃうわけでしょ?

その上、タイトルにもなるくらい、美女な訳でしょ?

そりゃもう、究極の愛されキャラな訳です。

リラックマと同じくらい、愛されキャラな訳ですよ。

 

その他の登場人物たちも、妖精さんとかね?

妖精と言っても、ただの妖精じゃありませんよ?

 

優しさの精、とか

勇気の精、とか、

メンタルが究極に美しい妖精さん達ね。

 

そして、3幕は宝石の精ですね。

ハイライト版なので、実際にどのシーンをやるのか、

3幕をやるかどうかなどは、まだわかりませんが

 

でも登場人物としては、

ダイヤモンドの精、ですとか、

金の精、

銀の精、

サファイアの精ですよ!

 

ダイヤモンドっていうだけでも美しいのに、

サファイアっていうだけでも綺麗なのに、

さらにその妖精、ですからね?

そりゃあもう、光り輝いているわけですよ!

 

その上、リラの精ったらね、

妖精たちのリーダーですからね?

完璧な女性として描かれている訳ですよ。

 

それが、「どうせ・・・」なんて言っちゃうメンタルで踊れますか?!・・・っちゅう、お話しな訳です!

 

そもそも私から見たら、みんな魅力的やっちゅう話なのですよ!

 

それなのに!それなのにぃぃぃ~!

 

・・・はっ!びっくり

 

新年から、ちょっと興奮しすぎてしまいましたニコ

 

長くなりましたので、今日はこのあたりにしておきますが。

 

ともかく、スタジオ生たちが、1年後には胸をはって、

 

「私は美しい!キラキラ

 

または、

 

「だって私、可愛いんだもんドキドキ

 

な~んて、しれっと言えるようになることを目指したいと思います。

 

全員じゃなくてもね、とりあえずは80%くらいの人がそう思えたら良いなと思っています。

 

舞台に上がっている人のほとんどが

「こんな私達でごめんなさい。」と、伏し目がちにモソモソ踊っている舞台と…

 

舞台に上がっている人のほとんどが

「私達、魅力的でしょ?あなたも一緒に楽しみませんか~、うふふ♪」と、キラキラオーラを振りまきながら踊っている舞台…

 

全く同じ内容でも、観る人の印象はまったく違いますよね?

 

どっちが良いのか、って言ったら…ねぇ?

後者ですよね☆

 

…では、そうなるためにはどうすれば良いのか?

 

どうすれば、自分のことをもっともっと好きになって、自信が持てるようになるのか?

 

次回、そのあたりをもう少し具体的にお話ししたいと思います。

 

お楽しみに音譜