サクラバレエの歩き方⑪ ~私でもバレエ習えますか? 甘えんぼうさんの場合①~ | サクラバレエ 

サクラバレエ 

サクラバレエは岡山市にある“大人からはじめる本気のバレエ教室です。
ワガノワメソッドに基づいた大人向けカリキュラムで段階を踏んで上達
出来るよう1人1人丁寧に指導しています。未経験の方ぜひどうぞ!
※スケジュールや料金は“テーマ”から♪

前回のお話はこちら↓↓

 

毎週水曜日に掲載している、『サクラバレエの歩き方』シリーズ。

 

大人になってからバレエを始めたいと思っている人がサクラバレエでバレエを習うと、どんなサポートを受けられるのかをタイプ別に紹介していきます。


今回は、次のタイプの方です。

 

           

宝石紫タイプH

甘えんぼうな人。人を頼りにすることが多い人。厳しくされるとしょんぼりしてしまう人。

誰かに期待されると、それがプレッシャーになり、逃げ出したくなる人。

色々なことがあまり長続きしない人。ピンチに弱い人。緊張しやすい人。

大きな発表会があると聞いたただけで、立ちくらみがする人。

だけど本当は舞台に立つことにも憧れている人。

 

今回も少し長くなりそうなので、何回かに分けて、お話しさせて頂きたいと思います。

 

 

このタイプの人は、ほとんどの場合、自分が甘えんぼうなことを知っています。

そしてこれは、どんな人でもそうですが、自分が厳しくされたり、叱られたりすると、逃げ出してしまうことにも気がついています。

 

だからこそ、バレエに憧れはあるものの、

“先生が怖かったらどうしよう”

“練習が厳しかったらどうしよう”

“自分だけおかしな動きをしたら”

などと考えると怖くて、なかなか一歩が踏み出せません。

 

(だって、この性格はそう簡単には変わらないもん)

(スポ根とか、体育会系とか、苦手だし、絶対逃げ出すもん)

(どうせ私はバレエには向いてないもん)

 

・・・そうなんです。

このタイプの人は、うすうす気がついているのです。

自分のこの甘えんぼうな性格と、クラシックバレエというものが、真逆の場所にあるということを。

 

バレエは自分を甘やかしていると、上手になりません。

勉強でも運動でもなんでもそうですが、自分で自分を成長させてあげる必要があります。

そのことを、このタイプの人は、何となくわかっています。

だけど、自分に厳しくするのは苦手なんです。

すぐに逃走しちゃうんです走る人

これまでも、それでやってこれているんです。

なんだかんだで、誰かが助けてくれたり、守ってくれたりしてきているんです。

だけど、バレエ教室では、誰も助けてくれないし、守ってくれない気がするんです。

でも、バレエを習ってみたいんです。憧れなんです。

チュチュとか、ピンクとか、レースとか、フリルとか、大好きなんです。

絶対、いつか習ってみたいんです。

そのためには、出来るだけ怖くない、優しそうな先生のいるバレエ教室を探したいんです。

 

・・・だけど、このタイプの人は、こんなことにも気がついていたりします。

(先生が優しいバレエ教室は、上手になることを目的としていないから、優しいんだ。

バレエっぽい動きを練習して、みんなで楽しく踊って、今が楽しければそれでOK!というクラスだから、先生が優しいんだ。)

そうなんです、生徒をきちんと上手にしてあげたいと思っている先生は、もれなく厳しいんです。

 

(・・・習うからには上手になりたい。)

(・・・だけど、厳しい先生に、ピシャリピシャリと叱られたら、間違いなく心が折れる。逃走しちゃう)

(「あなた、才能ないわね?」なんて言われたら、どうすれば良いのか。私のハートはガラスで出来ているのに。) ← これは、ちょっと少女漫画の読み過ぎ汗

(・・・先生の動きを見よう見まねでレッスンして、出来ないと“あーあ”っていう目で見られるなんて耐えられない。)

(・・・だけど、どうせなら、きちんと教えてもらいたい。)

(・・・あああ、悩ましい。)ショボーン

 

そんな悩み多きこのタイプの人が、サクラバレエで受けられるサポートを一言で言うと、

『今のあなたのままで、色々な経験をさせてもらえる』ということです。

このタイプの人へのサポートは長期に及びます。

サクラバレエは、このタイプの人に

『甘えたままで、クラシックバレエを習うことが出来る』

『どんな人でも、やる気さえあれば、きちんと教えてもらえる』

場所を提供する、世にもめずらしいバレエ教室です。

そして、もし心が折れたとしても、

『いつでも、何度でもやり直せる。』

バレエ教室です。

 

なぜなら、私達は、このタイプの人が本当は強いことを知っているからです。

弱いままでいる、甘えたままでいられる、というのは、実は強くないと出来ないことです。

弱いのに、甘えるのに、すぐに逃げ出すのに、大人になっている訳です。

少なくとも、20年以上は生きてこれている訳です。

 

強い人が20年生きてこれるのは、ある意味では当たり前です。

けれども、弱い人が20年生きてこられるというのは、実はある意味で、とんでもなく強いということです。

“強いは弱い。弱いは強い。”

そんな言葉がありますが、私達はこの人達の中にある“強さ”を信じています。

だから、今のままのあなたで良いから、ぜひバレエをはじめてみて下さい。

 

勇気を持って、踏み出すその一歩を、人は“成長”と呼ぶのです。

 

 

次回はこのタイプの人にサクラバレエがしてあげられる具体的な10コのサポートについてです。

お楽しみに音譜

 

つづく

 

次回の記事はこちら↓↓