SAKURA BALLETでは現在、レッスンカウンセリングを行っています。
これは、私と生徒さんがレッスン前後に2人で向かい合って「最近どうですか~?困っていることはないですか~?」などといった話をする個人面談のことです。
11月・12月と2ヶ月に渡って行っているのですが、今回印象的だったこと、それは私が
「いや~、○○さん、上手になりましたね~」と声をかけると、ほとんどの人が
「はい、おかげさまでとニッコリ答えたことです。
・・・私は(この人上手になったな)と思ったらそれを率直に伝えます。
それは、生徒さんは自分では自分の上達を感じにくいからです。
ですから、普通ですと、生徒さんに「上手になりましたね~」と声をかけると、ほとんどの人から
「そうですか?」や「本当ですか?」といった返事がかえってくるのですが、
スタジオの生徒さん達、みんな自分で自分の上達を実感してくれていたんですね。
自分で自分の上達がわかる、それは、ものすごい勢いで上達しているということを意味します。
実際、毎週レッスンに通って来てくれてる人達は、皆さんものすごいスピードで上達されています。
バレエの経験がなく、両脚でルルベするだけでもフラフラしていた方が、週1回のレッスンで1年半でクルリと軸をとって回れるようになったり・・
ピケターンが1回も回れなかった方が1年半後にはピケターンでフロアを斜めに横切れるようになっていたり・・
アッサンブレがゆっくりでも跳べなかった方が早いジャンプもサクサクこなせるようになったり。
顔が全くついていなかったかたが優雅な上半身を習得されていたり。
音がとれない、順番が憶えられないと嘆いていた人達も、今では先頭でサクサクと踊られています。
パッと見ただけだと、そんなには上達していないように見える人も、正しい身体の使い方や正しポジションに入るようになっていたりします。
本当に素晴らしい!ビバ!
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私がSAKURA BALLETを始めたのは、『子供に教えるついでに大人に教える』のではなく、『大人からバレエを始めた人に本気できちんとバレエを教える場所』をつくりたかったから。
そして、そんな私の本気を受け止めてレッスンを受け、スクスクと上達して下さった方達に心から感謝です。
まだまだ上手になりますからね
楽しみながら、少しずつね