「なっ、、なに？なんだよっ」
いったい、、、なにするつもり、、、？
そのまま潤は服を脱がそうとする。
「っやだっ！、、、なにすんだよっやめて、、、っ」
見た目に似合わず
潤はとても力が強くて
逃げようとしても逃げられない。
あっという間に
身に着けていたシフォンは剥ぎとられて
上半身が露わになった。
「潤、、、っ！」
「、、、、、ごめん」
「、、、、、」
スッと潤は力を抜いて
離れた。
「乱暴にしてごめんね」
そう言うと
潤はベットのシーツをかけてくれた。
「、、、、、」
、、、びっくりした。
なにがなんだかわからなくて。
思わず
シーツ越しに左肩を掴んだ。
「驚かせてごめん」
こちらを見る潤の目は
良く知ってるいつもの優しい潤の瞳だ。
少し、、、ホッとする。
「俺が知ってるのはいまの雅紀だ。でも、、、
これは本当のお前じゃないんだろ？」
「、、、潤」
、、、潤の言ってることがどういうことなのか。
自分の秘密を言ってしまっていいのか。
まだ、、、わからない。
、、、しょうちゃん。
しょうちゃん、、、どうしたらいい？
「言いたくないなら言わなくていい」
「、、、潤」
「翔さんのとこに行くならそれだっていい」
「、、、」
「、、、でも」
「、、、でも？」
「いまは行かない方がいい」
「どうして？」
「、、、きっといま、翔さんは
苦しんでいるから」
「、、、、、え？」
心がざわついた。
満月のあの日。
眠ってるしょうちゃんにキスをして
そこで見た光景を思い出す。
しょうちゃんが苦しんでる、、、
それって、、、
、、、、、それは。
「満月の夜って一昨昨日だよね？」
「、、、うん」
「雅紀、、、わかってると思うけど、
ここで話すことは俺とお前の二人だけしか知らない。
だから教えて」
、、、ねぇ、、、しょうちゃん
「どこに出るの？」
、、、しょうちゃん
「お前の身体の、、、いったいどこに」
いまオレは
「そのシルシは出るの？」
しょうちゃんにすごく
会いたいよ、、、