潤の淹れてくれた紅茶を眺めながら
潤と言葉を交わす。
それはあったかい湯気をゆらゆらと上げていて、
まるで
幸せの象徴みたいだな、、、なんて
突然思ったりもした。
潤は優しい。
いつだって
何も聞かずに傍にいてくれた。
潤は、、、いったい何を知ってるんだろう。
潤のことは大好きだ。
それはしょうちゃんとは違った好きだけど。
そして、
オレの知らないしょうちゃんを知ってるとしたら
、、、、、それは
それはとっても
イヤな気分だ。
「潤は何を知ってる？」
潤を見る。
「、、、、、」
白い世界の
紛れもないトップの潤は
まっすぐで素直。
正義感の強い
そのアツい眼差しは真っすぐすぎて
オレにはときどき
その瞳から目をそらしたくなることもあった。
、、、でも今日は。
今日はそらさない。
、、、そらせない。
しょうちゃんのすべて。
しょうちゃんの全部を
オレは知りたい。
、、、だから。
オレは、、、
オレには、、、、、
「わかった。話すよ」
ふわっと
潤が笑う。
「、、、潤」
天使の、、、
天使界のトップの
それは最高級の笑顔。
「でも」
言いながら
潤は立ち上がり
「その前に」
手元のカップを取り上げて
テーブルに置いた。
「、、、、、」
ゆっくりこちらに歩いてきた潤に
「、、、え？」
そのままベットに押し倒された。
、、、、、え？
一瞬、
パニックになって
「っちょっ、、、っなに？」
真顔の潤に身体を押さえつけられて
身動きが取れない。
「、、、潤？」
「、、、、、」
潤は何も言ってくれない。
なんだか怖くなって
「っなにっ、、、っなんだよっ！離してっ！！」
大きな声を出した。
潤は何も言わずに
オレの身に纏ってる白いシフォンに
手をかけた。