前編からの続きになります。
あたらしい党のみなさんへ【前編】↓




【重大発表】あたらしい党のみなさんへ【YouTube】

https://youtu.be/ljdrGu2CiI0



あたらしい党の代表選挙に立候補するまでの経緯から、しっかりと説明させてください。




そもそも、

あたらしい党に入党しようと思ったのは、

今まで胡散臭いと思っていた政治の世界の中で、唯一無二の、

「選挙のために姿を変えたりせず、

しがらみがないからこそ、

真に有効な政策を提言できる政党である」と思ったからです。


これは私の作りたい政治の姿と合致していましたし、


「これまでにない、全くあたらしい政党を一緒に作っていけること」に、

とてもワクワクしました。


そして、全くしがらみのない状態で

初めての選挙を突破しました。


しがらみのない、決して有利とは言えない条件で選挙に挑んだことを誇らしくすら思ってきました。


昨年夏の参議院議員選挙に音喜多代表が出馬したことに関しては、

音喜多代表は政治家でいて欲しい、

議員であって欲しい、という思いで、

例外的に二重党籍を認めることに賛同しました。


先日の国会での質問を見ても、

やはり、音喜多代表が国政進出を果たしたことについては良かったなと思っていますし、

参院選を応援したことに後悔はありません。



ですが、音喜多代表が日本維新の会の議員になったことをきっかけに、

党の執行会議での議論の方向性が、

日本維新の会との共闘路線になってきたことに、強い違和感を抱くようになりました。



音喜多代表の日本維新の会への入党は、

国政という地域政党では入り込めない領域だったための例外的かつ、緊急的な措置として認められるものだったはずです。


地域政治の土俵においても他党と共闘してしまっては、

他の既存政党と変わりありません。



あたらしい党の議員は、

全く既存政党からのバックアップのない状態で選挙を戦い抜いてきて、

それがあたらしい党の"あたりまえ"であると思っていましたが、


「利用できるものは利用したい」

という日本維新の会との共闘を推進していくような意見が会議やオンラインサロン上でも出るようになりました。



「あたらしい党はアジャイル政党である」

と私たちは謳ってきました。


私は、

「時代に応じて新しい技術や価値観を政策に反映させ、アジャイルしていく」

という意味でのアジャイルには100%賛成です。


しかし、政党の軸となる理念だけは、

絶対にアジャイルしてはいけない

と思っています。


あたらしい党が生まれる前、

新党設立の資金を募るクラウドファンディングのページには、

あたらしい党の原点である想いが綴られています。


"選挙に勝つために、政党は妥協し、志をあっさり捨てて、「まずは議席を獲得しなければ」と言い訳をしながら迷走を始める。"


"選挙を恐れずに政策を堂々と主張できる政党だけが、政治を変えることができる"


これが、あたらしい党の理念だったはずです。


選挙のために姿形を変える既存政党は

政治を変えることができないと言ってきたはずです。


私たち、あたらしい党は、

絶対に選挙のために、

妥協してはいけないんです。



この理念を曲げずに、

堂々と戦っていかなければ、

これまでにあった政党と、

何の変わりもありません。


何もあたらしくありません。



そしてあたらしい党は、次に迎える選挙、都議補選でも日本維新の会と共に選挙を戦おうとしています。


あたらしい党は、

本当にこのままの路線を進んで良いのか?


私は今が、軌道修正をする最後のチャンスだと思っています。


そして、党員の皆さんと

一緒に党の方向性を考えて、

大々的に議論できる機会も

これまでに設けられてこなかったので、


皆さんにも党の今後を一緒に考えてもらって、"投票"という行動でこの議論に参加してもらいたいと思い、代表選挙を実施することにしました。



あたらしい党の軌道を修正するため、

本来の姿を取り戻すため。

そのために、新代表に立候補します。




私が代表になったら、


議会内で会派を組んだり、

他党の議員と情報交換するなど、

議員個人での活動の範囲にまでは干渉しませんが、党レベルで他党と組んだり、選挙協力などはしません。



そしてもう一つ、


議論の場としてオウンドメディアを作ります。


様々な意見や価値観を寛容に受け入れながら議論する場として、

一般の方をゲストに迎えて自由なテーマで政治トークを行うライブ配信の番組を作ります。


視聴者を交えたインタラクティブな議論や、

身近に感じられる出演者で、

クローズドのイベントより高い波及効果を狙います。


今の政治は、私たちにとって決して身近なものとは言い難いのが現状です。

ネット上でも政治的な発言をすると炎上しやすい、とか、

政治の話をするとヤバいやつだと思われる、とか、

政治というものが腫れ物の様に感じられた経験がある方は少なくないと思います。


私はこの政治に対するタブー感を変えて、

あたらしい党をオープンかつフラットで、

政治参加の最初の一歩を踏み出せる様な政党にします。


代表選挙に関する議論は党オンラインサロンで行います。

投票自体には党籍を3ヶ月以上持つ方だけの参加になりますが、

オンラインサロンでの議論に参加することはできるので、関心のある方は宜しければ党友or党員になって議論にご参加ください!


https://newparty.official.ec/





最後まで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

拙い文章ではありますが、私の想いが伝われば嬉しいです。


今は新型コロナウイルスの影響で、

あらゆる方面での混乱がある中で

こうした告知をすることは大変心苦しいのですが、


タイミング的にどうしても今、問題提起をしたく、

今回の決断に至りました。


こんな時だからこそ、立ち止まらずに、

今考えなければならないこと、やらなければならないことを

全力で取り組んでいきたいと思います。




長文、失礼いたしました。



渋谷区議会議員 橋本ゆき