お米の精製度は、胃腸の状態によって選ぶ | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

健康食として、海外からも

玄米が注目されていますが、

 

玄米を食べれば

必ず、健康になるとは限りません。

 

 

 

大事なのは、

消化吸収出来るかどうかです。

 

 

玄米は稲から籾殻を除去したものです。

 

 

ビタミン、ミネラル、食物繊維が

豊富に含まれていますが、

 

胃腸が丈夫じゃないと、

消化不良を起こします。

 

 

 

玄米にするなら、分づき米がお勧め

100%の玄米より胃腸に優しいので、

吸収力も上がります。

 

 

 

左から、白米、3分づき米、玄米

(お試しには5分づきがお勧め)

 

 

玄米からぬかを除去したものが白米です。

 

 

栄養価は玄米よりも若干落ちますが、

胚乳の中に含まれているでんぷん

 

 

”レジスタントスターチ”には、

食物繊維のように腸に届き、

老廃物を排出する効果があります。

 

 

白米は消化吸収力が高いので、

胃腸が弱い方にお勧めです。

 

 

 

栄養素を吸収して、

細胞などを作るために必要な

ビタミン、ミネラルは、

味噌汁やぬか漬けから

摂ることが出来ます。

 

 

 

ぬか漬けに含まれている乳酸菌は、

腸内の善玉菌を活性化してくれます。

 

 

 

玄米は胃がもたれるけど、

白米では物足りないという方は、

白米に雑穀を加えるのがお勧め!

 

 

 

玄米より胃腸に優しく、

白米より栄養価が高いのが雑穀です。

(ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富)

 

 

新鮮な雑穀は粒がしっかりして、

重くて水に浮かない、

臭いのないものです。

 

 

ブレンド雑穀
左 おおむぎ、いなきび、ひえ、はとむぎ、あわ
右 いなきび、たかきび、おおむぎ、もちあわ、はとむぎ、黒米、ひえ
(左⇒胃腸弱い / 右⇒胃腸強い)

 

 

 

白米1合につき、10~20gを入れ、

白米と同量の水に

雑穀と同量の水をプラスして、

白米モードで炊きます。

 

 

 

強 ⇒ 弱

玄米 > 雑穀ごはん > 白米

 

 

 

いずれを選んでも

消化吸収を助けるポイントは、よく噛むこと!

 

 

胃のもたれ感がないかチェックして、

無理せず、自分に合った精製度を選択しましょう♪