健康食として、海外からも
玄米が注目されていますが、
玄米を食べれば
必ず、健康になるとは限りません。
大事なのは、
消化吸収出来るかどうかです。
玄米は稲から籾殻を除去したものです。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が
豊富に含まれていますが、
胃腸が丈夫じゃないと、
消化不良を起こします。
玄米にするなら、分づき米がお勧め
100%の玄米より胃腸に優しいので、
吸収力も上がります。
左から、白米、3分づき米、玄米
(お試しには5分づきがお勧め)
玄米からぬかを除去したものが白米です。
栄養価は玄米よりも若干落ちますが、
胚乳の中に含まれているでんぷん
”レジスタントスターチ”には、
食物繊維のように腸に届き、
老廃物を排出する効果があります。
白米は消化吸収力が高いので、
胃腸が弱い方にお勧めです。
栄養素を吸収して、
細胞などを作るために必要な
ビタミン、ミネラルは、
味噌汁やぬか漬けから
摂ることが出来ます。
ぬか漬けに含まれている乳酸菌は、
腸内の善玉菌を活性化してくれます。
玄米は胃がもたれるけど、
白米では物足りないという方は、
白米に雑穀を加えるのがお勧め!
玄米より胃腸に優しく、
白米より栄養価が高いのが雑穀です。
(ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富)
新鮮な雑穀は粒がしっかりして、
重くて水に浮かない、
臭いのないものです。
ブレンド雑穀
左 おおむぎ、いなきび、ひえ、はとむぎ、あわ
右 いなきび、たかきび、おおむぎ、もちあわ、はとむぎ、黒米、ひえ
(左⇒胃腸弱い / 右⇒胃腸強い)
白米1合につき、10~20gを入れ、
白米と同量の水に
雑穀と同量の水をプラスして、
白米モードで炊きます。
強 ⇒ 弱
玄米 > 雑穀ごはん > 白米
いずれを選んでも
消化吸収を助けるポイントは、よく噛むこと!
胃のもたれ感がないかチェックして、
無理せず、自分に合った精製度を選択しましょう♪