ビタミンには、
水溶性と脂溶性の2種類があります。
水溶性ビタミンは過剰に摂取しても
尿となって排泄されますが、
脂溶性のビタミンA,Dは、
体内に蓄積されやすく、
摂り過ぎると
過剰症を起こすことがあります。
ビタミンA(レチノール)
レバー、のり、緑黄色野菜
(人参、パセリなど)に多く含まれます。
過剰症(症状)
頭痛、めまい、発熱、食欲不振、
吐き気、手足の痛みや腫れなど
ビタミンD
レバー、魚類(いわし、かつお、鰻など)
きくらげ、きのこに多く含まれます。
過剰症(症状)
頭痛、食欲不振、吐き気、口渇、
不眠、高カルシウム血症、
下痢、腎臓結石など
出展:厚労省
『日本人の食事摂取基準 2015版』
食品の摂取では上限を超えることは
殆どありませんが、
サプリメントで摂取していると、
普通の食事では摂れない量が
体に入ってくるので、
過剰摂取になる可能性があります。
現代の日本人はどちらかというと、
栄養過多の傾向が強いようです。
50年前のごはんと味噌汁と漬物の
シンプルな食事に立ち返ることが
栄養バランスを整えることに
繋がるかもしれません。
栄養を摂り過ぎたと感じるときは、
シンプルな食事でリセットするのがお勧めです。
シンプルな食事ほど、
素材の味が強く出るので、
私はゆっくり、時間をかけた
天然醸造の味噌を使っています。
美味しい味噌汁は、
心と体に染み渡ります。