高たんぱく低カロリーは代謝機能を著しく低下させる | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

テレビやネットなどで、

“高たんぱく低カロリー”

というワードが氾濫しています。

 

 

 

筋肉強化を目的とした

アスリートだけでなく、

 

数年前から主にダイエット目的で、

一般の方にも普及しているようです。

 

 

 

高たんぱく低カロリーを

勧める理由としては、

 

 

炭水化物や脂質を摂るより

少ないカロリーで

満腹感を感じやすい

 

 

代謝が上がる

筋肉が増えるなど。

 

 

 

 

プロテインと言えば、

アスリートというイメージでしたが、

 

 

たんぱく質を手軽に摂れるということで、

運動の習慣がなくても

プロテインを飲む人が増えています。

 

 

 

健康食として定着している

高たんぱく低カロリーの食事ですが、

 

 

 

たんぱく質は一度に沢山摂っても吸収出来ません!
 

 

 

吸収出来なかったものは

未消化のまま腸に送られ、

 

 

腸内で悪玉菌の餌になり、

腸内環境悪化の原因になります。

 

 

 

たんぱく質が体内で合成されるとき、

余ったたんぱく質は

分解されて窒素になり、

 

 

アンモニアに変換されて

体に有害な毒素になります。

 

 

 

肝臓で無害化して尿素に変換してから、

腎臓で尿として排出されるので、

肝臓や腎臓に大きな負担がかかります。

 

 

 

また、低カロリーというと

炭水化物を減らす傾向がありますが、

 

 

炭水化物が少ないと、

エネルギーが不足して、

疲れやすくなったり、

体が冷えて代謝が低下します。

 

 

 

 

炭水化物は消化がよく、

最も燃焼しやすい栄養素で、

過剰に摂取してもエネルギーとして貯蔵されます。

 

 

 

栄養素はバランスが大事です

 

 

 

たんぱく質の適正な割合は

食事の15%

炭水化物は60%以上必要です。

 

 

 

炭水化物の中でも

日本人の代謝機能に合うのはお米です。

 

 

 

ごはん6割に対して、
おかず4割のバランスで食べ続ければ、
 

 

体のバランスが整っていきます。