代謝を上げるには | お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

お腹の不調を改善する食の専門家 佐々木 ゆみのブログ

20年以上、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいた私が、
不調を改善した食事メソッドを中心にお伝えしています。

私たちは食べたもので出来ています。

 

 

代謝とは、食べたものを体の中で
変化させることを言います。

 

 

 


生命を維持するために必要なエネルギーを作り、

 


作ったエネルギーを使い、


新しい細胞を作り、


老廃物を捨てる



代謝は生きている限り、
毎日、体の中で行われています。

 

 


体にとって、まず、必要な栄養素は炭水化物です。

 


炭水化物は体内でブドウ糖に分解されます。
ブドウ糖は脳や体のエネルギー源になります。

 



体に必要なエネルギーが十分にないと、
体に様々な不調が起こります。

 



疲れやすくなる



低体温や冷え性になる



肌が荒れる



筋肉が減少する



消化吸収のリズムが崩れる

 



たんぱく質、脂質、ビタミン、
ミネラルも代謝に必要な栄養素です。

 



代謝を上げるには、
栄養素のバランスが大切です。

 



栄養素の理想的な割合は、
たんぱく質15%
脂質25%
炭水化物60%です。

 



最も効率よく燃える栄養素は炭水化物なので、



炭水化物が足りないと、
脂肪が燃焼しにくくなり、
お腹周りに脂肪がつきやすくなります。

 



消化吸収の面でも栄養素の割合は大切です。

 



炭水化物は、
唾液の消化酵素から消化が始まりますが、


たんぱく質は胃液から



脂質は十二指腸で、

肝臓から分泌される胆汁により乳化された後、


膵液で消化されるため、
消化の始まりが遅いので、



割合が高くなると体に負担がかかります。

 



また、早食いをすると、
未消化物がそのまま腸に運ばれて、
腸内環境が悪くなるので、よく噛むことが大切です。




食事をする時は、
ごはん6割に対して、おかず4割にすると
理想の栄養バランスになります。