一生涯で経験するかしないか
しない方が多い「傷病手当金」の流れです
「落とし穴」っていうより「コツ」かもしれません
私の場合ですので参考までに(^^)
落とし穴①
タダでもらえるお金っていうのは
手続きが面倒だね
面倒だから申請する人が少ないんだろうね
傷病手当金って
仕事している人が
働けなくなった場合に貰えるんだけど
休めば貰えるってものでもない
まず該当するかどうかは
社会保険会社の判断による
落とし穴②
仕事中のケガは労災になるとして
病気や鬱や
私みたいな精神的なものは判断が微妙・・・
だけど医師の診断所があればほぼ大丈夫
「現在働ける状態ではありません」っていう証明が必須
まぁお金掛かるんだけど
これからお金をもらえることを考えれば・・・
ただ 診断書を書いてもらったからって
傷病手当金需給の対象になるかは
健康保険事務所の判断
賭けだよね
事前に問い合わせてみることも重要かも
落とし穴③
私は正社員ではなく契約社員
時給で働くパートタイマー
貰える金額は6割
半年以上前の給料の平均金額の6割
まぁ仕事しないで得られるだけマシかな
幅があった気がするんだけどな~
何が基準になるかはわからないけれど
正社員ならもう少しあるのかな
落とし穴④
精神的なことが理由で休むって
始めは連続じゃないんだよね
昨日は大丈夫だったけど今日はダメ・・・
次の日朝行ったけどダメで帰ってきた・・・
それを繰り返して長期休暇に繋がって
やっと傷病手当金の対象になるって感じ
申請が通ったとしても
連続で休んでから始めの3日は年次休暇を使用
有休と言われる休みだね
4日以降から換算されることになる
1日でも出勤すると振り出しに戻り
始めの3日は有休を使うことになる
こんなことでいろんな書類を何度も書く羽目になる
面倒だから手続きしなくなる人が多いよね
ホント
中途半端に出勤するなら休んだ方がマシ
あ!重要なことがもう一つ
月に最低一回は病院を受診必須
ここまでが仕事を続けた場合の難点
落とし穴⑤
連続休暇の挙句の果て退職しちゃった私の場合
連続休暇の最初の3日を有休として処理するのではなく
残っていた有休を先に消化して
有休消化最後の3日前からカウントが始まる
ってことは・・・
傷病手当金の受給金額の
過去半年の平均給料に影響がある
有休消化後から退職日までは欠勤となり
もちろん欠勤となった月の給料はほぼ無し
逆に住民税や健康保険料を引かれるのでマイナスになり
半年の平均給料金額を下げてしまう
オーマイガー!
と思いつつも
貰えるだけマシとしよう
落とし穴⑥
精神的な症状って治癒の判断が難しい
今現在のこの症状って
乳がんのタモキシフェン服用によるものなのか
更年期によるものなのか
胃潰瘍の症状なのか
医者にも判断はできないでしょう
傷病手当金の申請をするのに
医師の記入欄がある
毎月傷病手当金を受給する場合
毎月申請する必要がある
毎月毎月 医師に記入してもらうわけですね
私自身 眩暈しなくなったりしたから
良くなってきたんじゃないかな~って思うんだけど
その申請用紙の医師記入欄は「継続」になっている
「継続」ってなると「治癒」ではない
もちろんハロワの手続きができない
結構書いてもらう項目が多いのよ
病名から病院に来院した月日とか
治療方法とか・・・
なんか毎月毎月書いてもらうのが申し訳なくなってきて
まとめて申請しようと決意
豆知識
傷病手当金をもらっている間は
失業保険は貰えません
手続きさえもできません
これ大事!
辞めてから1か月以降に
「受給期間延長通知書」なる手続きが必要
最寄りのハローワークに行ってください
医師の証明書が必要だけど
傷病手当金の請求する時の医師の欄のコピーでも可能
病気等が理由で退職し
傷病手当金を受給してない場合
2か月待たずに失業保険が貰える方法もある
ハローワークから書類をもらい
医師に書いてもらう
これを提出すれば
失業保険の待機期間後すぐに受給できる
落とし穴⑦
そろそろ失業保険の手続きをしたい私は
どうにか「治癒」に記入してもらえるように考えた
病院へ行き
診察なしで傷病手当申請用紙記入ができるか尋ねた
{「治癒」にチェックをお願いします}と付箋をつけて・・・
用紙自体は診察なしで書いてもらえるんだけど
目的は「治癒」にチェックを入れてもらうこと
「できます」との返答
おっしゃー!!と喜んで
さっさと提出したんだけど
後から考えると1か月分損する羽目に・・・
前回提出した期間から
貰っている薬の消費日だと思ったら
前回提出した期間から
最終受診日だった!!
月一の受診を意識してははずなのに
今月は受診してなかったわ~~~
ということで
受診していれば今月分ももらえてた・・・
目的は「治癒」だから
まぁしょうがないよね
一生涯で経験しない方が多い
「傷病手当金」の流れでした