算数を教えてみる⑨ ~たし算・ひき算・かけ算の筆算~ | ずっと笑顔で大きくなぁれ!

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2009年5月生まれ ダウン症の息子との毎日を綴ります

わり算に入る前に、次はたし算・ひき算・かけ算の筆算の話です。

 

筆算は繰り上がり、繰り下がりのないもの→あるもの→ケタが増える、の順に、レベルアップアップ

 

最初に、筆算は1ケタ目からやるということをしっかり習慣づけないと、あとあと繰り上がり、繰り下がりの筆算で間違えてしまいます。

 

大人にとっては当たり前じゃんビックリマークと思うことですが、けんちゃんは左から見てしまうのか、2ケタ目から先に計算しようとしました。

 

先生が赤↓でこちらから計算、と印をつけてくれたりしました。

 

 

1ケタ目から計算するクセがつくと、繰り上がりのたし算は、繰り上がりの数字を小さく書く方法で、出来るようになってきました。

 

 

 

繰り下がりの方が苦労しましたあせる

 

最初の頃の間違いのパターンとして、繰り下がりのあるひき算の筆算で

 21

ー 7

 26←✖️

というように、下から上を引いてしまう間違いをしていました。

 

そして繰り下がりばっかりやっていると、

 38

ー 4

 

のような、繰り下がりなしで引ける筆算も、十の位に斜線をひいて、10かりてきてしまい、ワケわからなくなったりしていたこともありました滝汗

 

「1から7はひけないから、隣から10かりてきて...」

「8ー4はひけるから大丈夫」

と毎回確認するように教えました。

 

 

次に、かけ算の筆算(まずは繰り上がりなし)に進むと...

 

 

よく間違えたのが「0」が入っている問題です。

 

上のプリントの⑩のように0×4=0を4と間違えたり、0×4=0だと答えられるようになると、今度は0+4=0、4-0=0と間違えたりもしました。

 

「0を足す、0をひくは何も足さない、引かないから、そのままの数字になる」ということは、具体物を使って説明すれば、そっかひらめき電球とわかるようでしたが、

 

「0をかけると0になる」を「4こが1皿分だと4こ、2皿分だと8だよね? 4こが0皿分は何もない、だから0なんだよ」と教えてもわかりづらいようで、混乱していましたショボーン

 

その後、繰り上がりのあるかけ算に進み

 

 

2ケタ×2ケタ、3ケタ×1ケタなどケタを増やしていきました。

 

 

最初は計算の方向を矢印で示してもらったり、計算順序を色分けしてもらったりしていました。

 

細かいことですが...

最初の頃は全ての計算を小さく書いていましたが、5年生の時、先生に小さく書く計算を減らすように教わりました。

 

私が手書きで説明しています

        ↓ 

 

今は忘れそうだと書いて、大丈夫と思ったら書かないでやっています。

 

私としては、間違えるよりは、小さく書いてもいいんじゃないかと思っていますが。

 

かけ算の部分は合っていても、最後のたし算で繰り上がりを忘れたり、もったいない間違いは今でもありますショボーン

 

学校では、かけ算・わり算に進んでも、たし算・ひき算の復習を繰り返しやってくれました。

 

しばらくやらないでいると、計算方法を忘れてしまうので、復習は大切でした。

 

四則計算は

 

計算方法を覚えて、丁寧にやれば、出来るようになるので根気強く繰り返す

間違えやすいパターンがあったら、そこを教える

雑に書くと間違えやすいので、大きめの字で丁寧に書く習慣をつける

スピードはゆっくりでもいいから、丁寧に正確に

 

なんだか丁寧にばっかりですね笑い泣き

 

だんだん正解率があがり、計算方法も忘れないようになっていきました。

 

今も暗算で出来そうな計算も、少しでも不安なら筆算で計算しています。時間はかかりますが、確実にやりたい様子。慎重で真面目な性格が出ていると思います。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

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