長くなってしまったので、興味がある方だけ、どうぞ~。
4年生のGW明けからわり算に進みました。
わり算、大丈夫かなぁと思っていましたが、導入は案外スムーズでした。
九九を覚えたので、九九の穴埋めと思って答えを出せていました。
<わり算の文章題>
こんなイラストを使ったプリントや、授業では実物を使って教えてくれたようです。(学校公開の時、クッキーを何箱も使って教えてくれていて、先生自腹って思ってしまいました。)
<実生活で学ぶ>
家では
「ピザが6枚、3人で分けると1人何枚?」
「ピザが8枚、3人で分けると1人何枚で、何枚余る?」
「そう、2枚余るね。余った分はパパとけんちゃんが食べていいよ。」
「餃子が18個あるよ。3人で分けると1人何個?」
「そう、1人6個だね。ママの1個、パパにあげるよ。そうするとパパは何個? ママは何個になる?」
などと、けんちゃんが好きな物を食べる前によく話したりしています。÷3が多くなってしまうのが難点
でも2人で外食すると、餃子5個を2個と半分にしてくれます。
「半分くれるの? ありがとう。半分は2分の1、0.5個だね」
料理をする時に
「水を1000ml入れます。この計量カップは300mlだから...何杯といくつ入れる?」
「3×3=9だから、3杯で900mlだね...あと1=100ml量って入れるよ。」
と教えたりもします。
わり算は実生活で結構、使うな~と思います。
なので文章題も「〇ずつ分ける」が入っていると、わり算とわかるのですが、「倍とわり算」は難しいです←これについては、次の「四則計算の文章題」の回で書きます。
<わり算の筆算>
九九1回のタイプで解ける、あまりのあるわり算
5年生の1学期に2ケタ÷1ケタで商が2ケタになるわり算を学びました。
”たてる・かける・ひく・おろす”の計算手順で、途中のひき算でミスが多かったようで、色分けしたり、計算手順を矢印で示していただいています。
この後、商が2ケタであまりのあるタイプや3ケタ÷1ケタもやりました。
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けんちゃんは、繰り上がりのあるたし算・繰り下がりのあるひき算の筆算よりも、かけ算・わり算の筆算の方がスムーズでした。
成長してから学んだということもありますが、九九で自信がついたのか、四則計算の中で「かけ算が一番好き」だそうです。
また、3・4年生の時に算数を教わった先生との相性が良く、どんどん新しいことを教えてもらえたことで、やる気になったのかもしれません。
私から見て、最初は進むスピードが速いかな?と思ったくらいでしたが、おかげで私の中の「ダウン症の子は算数が苦手」という先入観が変わりました。
苦手は苦手なんだけど、丁寧に教えれば、わかることも多いんだ1回目でスンナリ理解出来なくても、繰り返しやっていると、年単位で振り返ると色々出来るようになるんだと思えました。
たまたまなのですが、同じ先生に2年間、算数をみてもらえたことは良かった気がします。
何が理解が難しいのか、どこが間違いやすいのか、比較的得意なものは何か、先生や親も把握して、教え方を工夫することが特別支援教育では大事な気がします。
偉そうなことは言えませんが、自戒も込めて長い目で関わって欲しいと思います。
自戒というのは、私は待てなくて、どうして、こんな簡単なことがわかんないんだろう、もう何回も教えたのに...とカリカリ、イライラしてしまったので...。
こちらが感情的になっても、百害あって一利なし、でした。←わかってはいるけど、イライラしちゃうんですけどね
ある方に「教える時に鏡を置くといいわよ。お母さんたち、イライラしたら、自分がどんな顔しているか見てみて。そんな顔して教えられても、楽しくないでしょう」と言われてから、気をつけるようにしました。だいぶ、マシになったかもしれません。
あとは何でも自分で教えようとせず、学校や塾にお任せしたり、タブレット教材やYouTube、アプリを活用したり。
私が間違いを指摘すると「合っているよ」と意固地になるからアプリに答え合わせしてもらったり。
前にも紹介したけど、これ、とってもいいですよ
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さて、話は戻り、6年生でわる数が2ケタのわり算(プリント右下の3問)にも少し取り組みました。
しかもこれは少数です。確か、わる数が2ケタのわり算、きちんと習っていなかったと思うから、間違えて難しいプリント配ってしまったのかな
わる数が2ケタのわり算、家でも教えてみていますが、難しくて現在も、苦戦中です
克服出来たら、どう教えたか、書ける日がくるといいなぁ~と思います。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。