昨日、アンガーマネジメント協会の方のお話の中で言われていた、「怒りの感情の伝え方」を書きましたけど、、
私はこのお話の中で、もう一つ「なるほど!」と思った事があります。
それは・・
怒りは伝染する!!
という事。
なんのこっちゃ??「怒り」が伝染?!するわけないでしょっ!!
そう思いますよね〜〜!私も、最初は「えっ!」って感じだったけど、これまた妙に説得力のある説明が。
たとえば、私の場合・・・
「夫が口を聞いてくれなくて腹が立つ」というのが最初の怒りだとしましょう。んで、この怒りを上手に消化しきれなくて、、、
私「夫が口を聞いてくれなくて腹が立った」
↓
「私は職場で後輩のミスをすっごく怒る」
↓
「怒られた後輩は、自宅に帰ってイライラを妹にぶつける」
↓
「イライラをぶつけられた妹はむしゃくしゃして、妹の職場の後輩をいじめる」
↓
「いじめられた後輩は、その八つ当たりを彼氏にする」
↓
「八つ当たりされた彼氏は、母親に怒りをぶちまける」
↓
などなど・・・
こうやって怒りが伝染していっちゃうんだって。こう考えると、怒りが伝染して、誰かが幸せになるか?って言ったら誰も幸せを感じないし、みんな不幸ですよね。
こうして図式にしてみると、なるほど〜って思いません??だから、大事なのは、自分が「怒り」を感じたら、その「怒り」を他人にぶつけるのではなく、「怒り」の伝染を自分によって食い止める事なんですって。
だから、自分が感じた怒りを、きちんと感じた相手に上手に伝える事が大事なのだ、と。
それが出来てりゃ悩まないわっ!って感じもするし、それが一番難しいんだよって思うけど、そう自分が変われたら、いいですよね〜(笑)。
んで、ふと、さらに私個人的な考察をすすめてみた時に・・・
もしかして、私自身も、どこかの誰かの怒りの伝染に巻込まれてるんじゃない?!って思ったわけ。
上の図式の逆バージョンを考えてみると、、
私「夫が口を聞いてくれなくて腹が立つ」
↑
「夫は夫の上司から、メチャクチャな仕事をふられて腹が立っていた」
↑
「夫の上司は家庭で奥さんから八つ当たりされていた」
↑
「奥さんは、子供のママ友からいじめを受けていた」
↑
「そのママ友は、姑から小言を言われ続けてむしゃくしゃしていた」
↑
「姑は、町内会の役員同士の揉め事に巻き込まれて腹が立っていた」
↑
etc・・・
こんな感じ。
そう、「絶対」ではないけれど、私自身怒りを感じた時、可能性として、どこかの誰かの「怒りの伝染」を受けて巻き込まれている場合もゼロじゃないかもって事。
だからといって、自分に全く非がないとか、周りが悪いとかそういう考えじゃなくて・・
そういう状況もありえるから、あんまり自分を責めたり相手を責めたり、思いつめて考えすぎずに、「もしかして、私、どこかの誰かの怒りの伝染受けちゃってるかも〜〜」と軽く流してみる心を持ってみると、意外と少し気持ちが楽になったりする事もあるかもねっていう私個人的な見解です(笑)。
怒りの伝染をくらったら、仕方ないので、とりあえずその伝染を受け止めてあげましょ。んで、それをさらに伝染させないように、食い止めてみましょ。
夫に限らず、職場とか親とかでも、こういう考え方をする事って案外大事かもって思えてきて、なにげにこれからの生活に使えそう、と思った私。
結局は、こうやって「上手な伝え方」を身につけてみたり、「軽く受け流す考え方」を身につけてみたりする事で、自分が生きやすくなってハッピーになれるのなら、それに越した事ないですもんね。
周りに回って「自分を大切に出来る」事に繋がるのかな〜なんて私は思ったりするから、ちょっと時間はかかりそうだけど、「怒りの伝染を食い止める!」という事、ちょびっと意識して、実践してみたいと思ってます。。