見えますか?
キラキラとほのかに輝く小さなちいさな玉
さわると、あたたかくて
ふるふるしてて
瑞々しくて
いろんな形に変わって
時々、こわれそうになる。
これは、なに?
これは、あなたのたましい。
あなた自身。
きらいなところも
すきなところも
なにもないところも
ぜ~んぶ、ひっくるめて
あなた、になってる。
どこかひとつかけても
それは、あなたじゃない。
あなた、という成分。
ほめたり
しかったり
のせたり
おとしたり
それでも
あなたのなかにある
その玉をたいせつに抱きしめよう。
あなたは、あなたのままでいいのだから。
なにもできない自分が
スタートラインなのだから。
目をそらさず
じっと見てみよう。
見えますか?
ほのかに光る うつくしい玉。
これが、あなたです。
かけがえのない
あなたなのです。