お客様より 体験談(上) | 立ち止まったハートが前進する!未来が視える奇跡リーディング

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【未来が視える!奇跡リーディング】で、立ち止まったあなたのハートを開きます。女性の健やかな幸せのためにポラリスは輝きます。人響三九楽ヒビキサクラ

 こちらで8月21日、27日とご紹介させていただいた
ヒプノセラピーを受けられたお客様より
2回目のセッションの感想の続きを頂きました。

お客様自身は昨日で無事4回のセッションを終えられました。

一週間に一度という短期間でのセッションを
毎回暑い中、2時間近くかけてきていただき
たくさんのものを手放せていかれました。

短期間で集中された中でお気持ちの整理を
体験談、という形で書きながらされておられます。

今回は長かったので、ご了承を得て
中略させていただきながら載せています。

 М様、ほんとうにありがとうございました。

「2回目のセラピーを終えてから
 まだ書きたいことが出てきて、ここに記します。

2回目のセラピーを終えてから、私が気づいたことの1つは、
これまで自分の気持ちに焦点を当てるという発想や
考えが私にはなかった。
自分の気持ちを大切にすることが大事だ。‥ということでした。

 たくさん読んだ本の中に、自分の気持ちが分からない人がいる
‥という
内容がありましたが、私には関係ないと思っていました。

でも大きな希望や願いがあっても、日常生活のことでは、
本当は自分がどう思っているのか
分からなくなっているんだということに、
2年前ぐらいに初めて気づきました。唖然としました。(中略)

私は暑いのか、寒いのか、
冷たいものが飲みたいのか、温かいものが飲みたいのか、
何のピザが食べたいのか、
休みたいのか、出かけたいのか、
ちゃんと自分の気持ちが分かっていたんだな、
ただ、その気持ちを相手に伝えることができなかったんだ。
どうして相手に自分の気持ちを伝えることができなくなったのか、
いろんな理由があります。
1つは、中学のクラブの先生の言葉が、
私にとって、とても大きなものだったからでした。
「以前の教え子に、試合中に足の指を骨折してたけど、
明るい雰囲気を作って競技をし、試合が終わってから、
実は足が痛いんですって言った生徒がいた。
 骨折しても、黙って競技しろというのでなく、
それくらい、明るい雰囲気で競技をするってことは
大切なことだっていう話のたとえで、
練習中や試合中にしんどい、しんどいって
言ったり、愚痴をこぼしたりして、
周りを暗い雰囲気しないことが大切なんだ。」

その話にすごく共感を覚えた私は、
とても真面目だったこともあって、
それから、どんな時も、しんどいと言わず、
愚痴をこぼさず、否定的な言葉を使って
暗い雰囲気を作らずに
してきました。
 
大学を卒業してから、念願の教師の職に就きました。
最初は生徒を怒ってばかりいました。
でも、怒っても生徒は少しも変わりません。そして思ったんです。

怒るのは誰にでもできることだな、
私はお給料をもらって仕事をしてるのだから、
どうしたら生徒がやる気を持って、
勉強したり、活動したりすることができるのか、
その方法を考えていくことが仕事であり、
それができる教師を目指していたんだなって‥
 それからは、生徒に何か言う前に
自分の気持ちをそのまま言うのでなく、
なんて言ったら、やる気がでるんだろう、
なんて言ったら、ほっとできるんだろう、
‥と考えながら、話すようになりました。

でも、うそを言うのはいやなので、
私の本当の気持ちの中から、
やる気がでるようなことを選んで、
言葉に気をつけながら話していました、
だから、思ったことをポンっということは
できなくなっていました。
 
それは生徒に対してだけでなく、
家族や友達、職場の人、周りの人すべてに、
そうするようになっていました。
 
 こうして「理想の私像」が出来上がり、
私は、しんどいと言わず、愚痴を言わず、
否定的な言葉を使って、雰囲気を悪くせず、
やる気がでるように話す、ほっとできるように話す、
という基準で言動するようになりました。
 もちろんいつでも完璧にできていたわけではなく、
時には家族や友達がいやな気持ちになるようなことも
言ってしまいましたが、
それでも、何か言動するときは、
「理想の私像」にそって言動するという
自動装置みたいなものが、
いつでも働いていました。(中略)
 
今思えば、とにかく、自分の気持ちに
ふたをし、「理想の私像」「こうあるべき私」に近づくために
周りのことを優先して、我慢して、我慢していたのでした。
 今、私は未熟でしんどいけれど、
「理想の私像」「こうあるべき私」になれたら、
立派な私になることができて、
しんどいと思うこともなく、
なんでもできるようになるから、
ある程度「理想の私像」の人になるまで、
がんばろうっていう感じだったと思います。
 
でも、そうやってがんばっていたことで、
自分が本当に成長できたこともたくさんあったので、
よかったと思っています。
人生に無駄はない‥と感じました。
 
ただ、いつまでたっても、
気持ちも体もしんどかった。
自分を持てず、自信が持てず、素直な気持ちが言えず、
いつも同じ壁にぶち当たり、その壁の前にたたずんでいました。
この壁を越えないと結婚することはできないなとも感じていました。
 
それから私の中に、
いい人に見られたいという思いがすごくありました。
いい人で、すごいと思われたい。
それが私の存在価値のような感覚でした。
どこからこの思いは来てるのだろう、
ああ、プライドが高かったんですね。
そして、完璧でなければ
周りから受け入れてもらえないっていう思いもありました。
(中略)
 こんなふうにして、「理想の私像」や
「こうあるべき私」が出来上がってきました。
 
 他に私の特徴的なこととして、3つのことがあります。
1つは、私の言動に対して、反対の意見が言われたら、
 私自身を全否定されたと感じて、とてもつらくなる。(中略)
 
2つ目は、私の言動をすべて受け入れてもらえなければ、
 私を全否定をされたと感じてつらくなったので、
 物事の善悪を自分で判断することができませんでした。
 
3つ目は、今思えば、これがとても重要なことでした。
 そして、ヒプノセラピーを受けて、初めてわかったことです。
 私と同じように悩んでいる人に伝えたい。
 それは、何かいやなことがあっても、
 相手の人にも、~という事情があって、
 
こうなってしまったんだから仕方ない、
 だから、いやだなって思ったらあかんねん、
 それにあの時、私がこんなふうにしていたら、
 
あんな結果にならなかったかもしれないし‥
 って自分の気持ちを押し殺していたことが
 
まずかったということです。
 
 他にも、たとえば、
 お休みの日に、いきなり時間が空いて、
 
一人になって何もすることなく、さみしいなって思ったら、
 「理想の私像」が私にくぎをさします。
 一人の時間を充実して過ごせないなんて、
 
自分で自分を満たせてないんだ、
 
誰かと会っておしゃべりしたいとか、
 
こんなときに恋人がいたらなあって思うなんて、
 
依存してることになる、
そんなのはよくない。
 
さみしいと思った自分を、それではいけないと責めていました。
 
ただシンプルに、さみしいなあと思ったら、
 
私は、今、さみしいかあって受け止められていたら、
よかったのに。

 
今まで読んだ本の何冊かに、
 
いやだなって思ったり、さみしいなって思ったりしてもいいって
 
書いてありました。  (中略)
 本を読んだときは、そうなんだって思ったのですが、
 とにかく、「理想の私像」「こうあるべき私」にしたがって、
言動するという自動装置が働くのがもう習慣になっていたので、
本を読んでも、すぐ元の自分に戻っていました。
 
でも、今思えば、本を読んで、

自分の気持ちを感じ取ることが大切だっていうのが、
頭では分かっても、心で感じきれていませんでした。
自分一人で、本に書いてある通りにするってことは、
どんなことでも、私にはなかなかむずかしかったです。
 
 ここまで書いたことは、
1回目のヒプノセラピーを受ける前に
考えたり、感じていたことです、
ただ、3つ目の特徴の中にある、
自分の気持ちを押し殺していたのが、まずかった、
というのはセラピーを受けてから分かったことです。

それでも、こんなふうに自分についてしっかり分析できていたので、
ヒプノセラピーを受けても、何も新しいことは発見できないだろうし、
私が変わることもないだろうと思っていました。(中略)
 そんなときに咲楽先生に出会いました。(中略)

2回目のセラピーで私はさみしかったんだあって感じ切れたし、
セラピーの前に、咲楽先生からヒプノセラピーの目的を
お話していただいていたので、
たくさん本を読んでもできなかったこと‥
自分の気持ちを大切にするということが
やっとできました。


そして、体験談を書いたので、自分の気持ちを大切にするということが、
どういうことなのか、頭の中でまとまりました。
また、一人では本を読んでも自分の気持ちを大切にするということが
できなかったけど、咲楽先生がいてくださったので、できました。
 
どうして一人でできなかったんだろう‥
真剣さが足りなかったです。

一人だと、じゃまくさいなあとか、
今日は疲れてるから、また今度にしょうとか、
本に書かれていることを実行しようとしなかった。
自分に甘かったです。
でも先生が隣にいたら、今度にしようなんて
言ってられなくて、やり通すことができました。
それに、「それでいいのよ。」って先生が言ってくれたから、
できたんだと思います。(中略)
 
そして、ヒプノセラピーを受けて分かったことは、
自分に自信が持てたり、自分を持てる人っていうのは、
たとえ、どんな状況であれ、自分の気持ちに焦点あて、
自分の気持ちを大切にできているんだなってことでした。
 長々と書きましたが、
私は自分というものが持てなくて、自分が好きになれなくて、
自分の可能性を信じられなくて、素直に思ったことをしゃべれなくて、
ずっと大変だったので、私みたいに、大変な思いをしてるけど、
何が原因なのか、また、どうやって解決したらいいか、
方法が見つからないという人のために、この体験談を書きたいと思いました。 
私が楽になれてよかったので、
困っている人がいたら、
その人にも楽になってほしいです。
 自分の気持ちを大切にするということは
 自分の気持ちを感じ、受け入れ、 許す
 ‥ことだと思いました。
 自分の気持ちを大切にしたら、
癒されて、気持ちが楽に生きていけると感じます。」