獣医さんの体験談
「ブルドックやパグの素人がやる出産は、無謀です
絶対にやめてください!!!」
www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/8426/syussan.htm
「出産はやめよう」より
「母親にならせてあげたい」
「一度くらい、子供を生ませてあげたい」
「この子の子孫が欲しい」
そういう気持ちは、よくわかります。
でも、はっきり言ってどうかと思う。
そこに伴うリスクを考えると。
その子が死んじゃう可能性を秘めているから。
特に犬は 難産は多くなっている。
難産になると、犬やネコは、苦しみます。
犬猫じゃなくても苦しみます
出るモノが出ない、って病気は
だいたい緊急性を秘めているんだけど、
難産に関してはホント早い処置が必要になります。
一応
4時間(=死と覚えておくと覚えやすいと思う)
うなって出なかったら、ヤバイです。
はじめの子が出て、次の子が出るときもこれは言えます。
(次の子を出そうと、4時間うなっていたら)
「出なけりゃ、帝王切開で出してあげて、
救命してあげるのが、獣医のつとめじゃないの??」
っていうヒトも、たくさんいるでしょう。
母体を助けるために、切開するってコトです。
(子供を助けるタメじゃないです。)
その時、
同時に子宮卵巣もみんな取ってしまいます。
なぜかって?
一度帝王切開で生ませた個体は、これからも
帝王切開でしか、
コドモを産むことが出来ないからです。
開腹手術をすると、どんなに注意しても、
必ず癒着が起こります。
これは生体にとって、
生き抜くためのすべなので、
どうしようもありません。
(自然状態だと、たとえば腸に異物が入って腸が破けた場合、
癒着を起こし、それ以上の悪化を防ぐ、有益な反応です。)
その癒着が問題になるのです。
その後、うまく妊娠がすすめばいいのですが、
子宮が大きくなるにつれ、
子宮と腸が癒着を起こしていたとすると、
子宮が大きくなり移動すると
腸が引きつれた状態になることがあります。
これで「腸閉塞」になってしまう
あるケース
ブルドックで、当然難産になり、他院で帝王切開をうけ、
何を考えているのか、また交配させた、という
大馬鹿者 → !!!
便が出ないという症状で来院。
ちょうど大腸と子宮が癒着を起こし、大腸の一部がひきつれ
閉塞状態になり、おなかの中に、
コドモの赤ちゃんの頭大の便が詰まっていたのです。
(くそまみれの壮絶な手術室でした)
出産は、危険が伴う
それなのに・・・
この子は悪質な繫殖屋に酷い目にあわされてしまった
http://ameblo.jp/once-more-field/entry-12229202519.html
http://profile.ameba.jp/once-more-field/
哀しい繁殖犬
【パグのベティちゃん】
ベティは麻酔なしで帝王切開をされた
その為 叫べない様に声帯を割りばしの様な物で切られた
「ベティごめんなさい」
これが 日本のペット業界の現実
http://ameblo.jp/once-more-field/entry-12229202519.html
「知るべきこと」 ・・・知っておくべき「パピーミル」
http://ameblo.jp/sakura2452toshi/entry-12219055847.html
「UNSOLD」 ・・・売れ残ったペット達
http://ameblo.jp/sakura2452toshi/entry-12219835635.html
http://ameblo.jp/sakura-pochari/entry-12229755781.html
来年2月頃から
次の動物愛護法改正の論議が始まるそうです。
広く一般の、私たちの意見も環境省に届く絶好のチャンスです。
今度こそこういう悪質な業者たちが逮捕できる法律へ、
ぐっと進んだものにしてもらわなくてはいけません。
環境省パブコメ で検索して、
動物愛護法改正のパブコメ募集が出たら
みんなで意見メールしてみませんか?
http://ameblo.jp/ma-mii1020/entry-12113441851.html
「天国に行かなきゃ自由にはなれない」
「私はペットショップで売れ残ったのさ。
売れ残りは邪魔なだけ…。
結局、繁殖屋に安く叩き売られた。
それからは地獄の日々。
何度も子供を生まされたよ。
そして子供は、すぐに取り上げられた。
その繰り返しで、外に出してもらったこともない。
病気になったって、怪我をしたって、そのまま…。
食べるものも「ろくなもん」じゃなかった。
たくさんの仲間たちが死んでいった。
死ななきゃ外に出られないんだよ。
「酷い話だろう?
でもそれが当たり前なんだ…。」
悪徳繁殖屋、ペットショップでの生体販売、
そしてこの引き取り屋という、ペット業界の闇を失くしたい。
そのためには、この現実を多くの人に知ってもらうこと。
そしてペットを飼う側の人間に考えて欲しい。
命の大切さ、尊さを…。