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ふるさと納税のルール変更は10月1日から。9月30日まで、つまり明日中にふるさと納税をすませたほうがどうせするならお得です。
ここのところ、仕事もその他も忙しすぎて全然ブログにたどり着けませんでした。
今日一つ片付いたので忘れないうちに桜蔭学園の文化祭に行った感想をまとめておこうと思います。
天下の桜蔭、入場管理もしっかりと
今回は、あ、そういえば桜蔭の文化祭申込み始まっているかな~と思ってチェックしたのですが、その時点ですでに講堂を使って発表するいわゆる舞台系はすべて満席
しかし高学年でもうチャンスが無い方もいると思うので今回は展示を中心にゆっくり回ろうと考えていたので、
入場のみ可能なチケットを申込みました。
子ども1人につき保護者は1名まで、未来コンパスの文面からだと(やってみてないのでわかりませんが)一人の保護者が複数の子どもを引率してあげるスタイルはたぶんダメだと思われます。
入場の用紙も、他校では印刷でも、スマホの画面を見せるでも可、でしたが桜蔭では「プリントアウトしてくること」となっていました。しっかり回収もされましたし。
用紙と引き換えにリストバンドを渡され、装着。東館、西館、講堂と細い道路を渡りますが各館の入口に「リストバンド確認」という係の生徒さんが複数座っており、出入りする方をきちんとチェックしています。
その後ろのほうには教職員が立っており、もし入場でトラブルがあった際には駆けつけるためだろうなと思いました。
私たちは入場時間の少し前に到着するように行きましたが、入場には5分以上並びましたね。
有名な撮影禁止ルール
桜蔭では普段から校内の撮影などは生徒でも厳禁なようです。
今回も、申込みの段階から「撮影禁止」というワードがきちんと明示されていました。
文化祭に行った記念に撮影をしたい受験生もいるでしょうが、厳禁でしたね。
そこいら中に「撮影禁止」「撮影は許可を得た方のみです」という文言が貼られていて、文化祭のテーマよりも「撮影禁止」の文字のほうが目立つのでは?というくらい。
5年以上前に桜蔭の説明会に行った方の話では、受験生親子が記念に門の前でたくさん撮影をしていた、ということなので、この間に何かがあったか、または時代ということで門の前での記念撮影すら不可ということになったのでしょう。
スマホ片手に歩く生徒がいない
スマホは持ち込みは許可制で、当然普段は出してはいけない、授業などで使うこともないし許されていないということですが、似たようなルールの学校であっても文化祭となると高校生はけっこう出して自撮りしていたり、緩い学校では生徒は普段から常にスマホ片手に持ち歩いているというところもあります。
しかし、今回桜蔭では生徒自身でスマホ片手に歩いてましてや自撮りしている子はいませんでしたし、保護者も写真厳禁のせいか(ご自身のお子さんの活動などは許可を取って撮影しています)スマホ片手に歩いている大人もすごく少なかったです。他校の文化祭では保護者も来場者もスマホを握りしめて画面を見すぎてぶつかる、というようなことも多々見るので。
ただ、2回ほど桜蔭の生徒さんと他校の生徒さん(きっと招待したお友達でしょう)が他校の生徒さんのスマホで自撮りしている光景は見かけました。たぶん、全館撮影禁止なのでその自撮りも当然校舎も映り込んでますからアウトなのでしょうが、先生にはみつからなかったようです。
まあ、他校に比べれば圧倒的にスマホをみかけない不思議な文化祭でした。
保護者・来場者の紺ワンピ率高し
中高の文化祭というと、通常、他校では受験を見据えての来場の保護者の恰好は比較的ラフです。
ところが、今回は紺率がとても高く、小学校受検用のお受験ワンピースそのままではないですが、小学校受検の学校訪問用、または私立小に入学してからの在校生保護者用にはなるくらいの上品な紺ワンピがとても多かったです。
というか、通常はそんな紺ワンピや、きれいめな学校訪問スタイルの恰好をしていると目立つことが多いのですが、桜蔭では目立たない。
在校生保護者も来場者も、きちんとした格好の方が多かったです。あくまで私の見た割合ですが、先日の鷗友とかはこんなに紺ワンピはいませんでした。っていうか一人でもいたかな?というくらいです。
子どももきちんとした格好の子がおおかったです。蛍光色の服とか着ている子も見かけず、保護者のお父様もゴルフシャツではなくて綿シャツ率高し。。。。なんで学校によって違うんですかね。
ある大学附属ではお父様のラルフローレンの華やかポロシャツ率がすごく高かった。。。
そういうことでも学校カラーが出ると思います。
鷗友のお母さまたちの手芸サークルのレベルはすごかったし。また買いにいきたい。。。
字がきれい・絵も上手
話が戻りますが、桜蔭生。娘も感心していましたが、どの展示も丁寧で、字がきれい。そして完成度も高く学ぶこと、調べることが好きなのだなと伝わってきました。桜蔭では景品はとにかく「しおり」「しおり」「しおり」(笑)。真面目に回ると何10個もの桜蔭生手作りのしおりをゲットできます。
今回はスタンプラリーのコンプリート景品がボールペンでしたので、それも娘はゲットしました。
きれいな子が多い
私も感じましたが、娘も言っていたのが「きれいなお姉さんがたくさんいた」と。もちろん化粧は禁止されていますが、まあ数人はみかけましたが、下地とパウダー程度ですかね。
ただ、おひとりだけ、受付なのに、受付のうしろで私たち並んで待っている来場者側を向いてパタパタと顔をはたいている子がいて、ちょっとひきました。高校生でしたね。すぐ近くに先生も立っているのに気づかないんですかね。。。電車の中で化粧するレベルの周囲の視線だったはずなのですが。ちょうど長蛇の列になってみんなが受付の前に待機しているその場ででしたので。
娘と私の言っている「きれい」はもちろん化粧の美しさではなくて、清楚な感じですかね。派手さがなく、まさに頭良さそう、という感じの清潔感がありました。
やっぱり運動部が少ない
わかっていることですが、改めて運動部少ないなーと思いました。例えば今人気のバドミントン部や陸上部はありません。グラウンドないですからね。。。(あきる野でしたっけ、にありますが)バドミントンも体育館が狭いので天井も足りないし、広さも足りないんでしょうね。
個人的にうけたこと
文芸部をのぞかせていただいたときに、ふと黒板が目に入り見たのですが
欠席:川端康成:ノーベル賞受賞のため
留学:森鷗外
欠課:夏目漱石:胃痛のため
停学:中原中也:喧嘩のため
ということが書いてあって。写真禁止だから撮れなくて覚えてこようと思ったのに数日たったら私の記憶力では忘れてしまい、一部ですが。芥川もいたかなあ。なんだったかなあ。もう一度見たいです。メモしてくればよかった。
個人的には停学の中原中也が笑えてですよね~と。
こういうことを書いて面白がれる、いいですよね。
娘の感想
娘は、なんとすごく気にいったようです。(って上から目線(笑))校章がとってもかわいいし、あのよく揶揄される制服も「可愛い」と。以前写真を見たときは「えー」っと言っていて、頌栄とかかわいいな、セーラー服が着たい、いや私服もいいかな、とか言っていたのに。お姉さんたちがとても生き生きして優しくて素敵だったからですかね。娘も探究学習が好きなので、中1浅間合宿のコーナーなども熱心に読んでいました。同じ小学校から進んでいるお姉さんもいるので、そのあたりも影響しているのかもしれません。
悪いわけがない
私としてはそりゃあ、優秀な子をそろえて鍛えて、すごいなあという感想ばかりになってしまいます。
娘に合うか?正直わかりません。目指したいと思うか?それも正直微妙。真面目だけどふざけたことが大好きで、自分の世界がある娘にはどんな学校がいいのか。そもそも桜蔭なんて考えてもいいのか。
ただ、この先成績がどんどん下がって目指すのは無理そうだな、と思ったら今回の文化祭は思い出ということでいいわけです。
よく比較される女子学院ですが、4年生以上しか文化祭は参加できなかったので来年は参加してみたいと思います。
自分の仕事の勉強としても今回の桜蔭の文化祭は参考になりました。
みなさまも、もうすぐ文化祭シーズン終盤です。ぜひいろいろと顔を出してみるといいと思います。