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前回からのつづきです。

前回はこちら↓

 

ご相談いただいた方からも追加のコメントをいただきましたので、詳細がわかってきました。

ご相談者のお嬢さまは、すでの岩波少年文庫など児童文学の中での古典も読破されていますし、ハリーポッターも読破。

正直、もう通常の読書としては言うことないレベルです。

 

ちょっと今回のお嬢さまは特殊な例ですね。

そこまで読書にのめり込む子は少数だと思います。

対策するのももったいない気もするんですよね。将来の作家候補な気がします。

 

受験するにしても、彼女の国語力をいかんなく伸ばせる、評価してくれる学校をおすすめします。

基本的に偏差値が高い学校は授業レベルも高くなるのですが、例えば文芸部が盛んなところとか、そういう視点で学校を見つけるのもいいかのしれません。

 

では、本が好きすぎて時間がないという悩みに対してここまでレベルの高い子の場合は、少し「ものがたり」から離してみてはいかがでしょう。

岡田淳はたぶん彼女には簡単たし、楽しすぎるので、楽勝ですね。

中学生、高校生レベルの本を読んでみましょう。

もしかしたら、読書の種類を制限されることで面白味が減って(書いていて辛いえーん)読書が勉強に近く感じて少し離れてくれるかもしれません。

 

中学受験に出題される物語文ですが、現在の難関校では基本的に中高生向けの作品から出題されます。それか難関校では古典(井上靖などの)レベルですね。

 

現代の物のなかでいうと、トレンドは重松清はすでにブームが終わっていると思います。思いますができれば読んだ方がいいですね。

 

現在は「いとうみく」「佐藤いつ子」「朝比奈あすか」などは外せないでしょう。

受験に出ないとしてもぜひ、思春期、青年期に読んでおいてほしいと私も思います。

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↓言わずと知れた、名作。発売当初は各校の入試に1年で最も出題されたのでは?というくらい出題。現在では模試の定番作品です。小5くらいの大手塾の模試にしょっちゅう出ます。この作品から中学受験定番作家のような扱いになったと思います。

 

こちらは↓朔と新より読みやすいです。

 

こちら↓は、私個人が好きな作品です。今回の相談者さんのお嬢さまのような大人な思考ができそうな子にはいいかもしれません。が、本来お子さんにはあまり勧めません。じゃあ載せるなよと言われそうですが、これはぜひ「母」に読んでほしい。「母の気持ちを知りたい父」にも読んでほしい。と思うので紹介させてください。

 

こちら↓もいとうみくの定番作品になっているので、ご存じの方も多いかもしれません。

 

こちら↓も少し設定がディープです。いとうみくの作品は基本的に心がざわざわするものが多いので、複雑な設定、ただのハッピーエンドではない結末などが多いのですが、中学受験問題でよく出題されるということは中学校側はそういう心理を読める子が欲しいということなのかなと思っています。

 

 

このような、中学受験定番の新しい文学作品に読書好きな子は挑戦させるといいと思います。

言い方が悪いですが、一石二鳥といいますか、本を読むことが受験勉強になります。ただし。

現時点であまり本が読めていない小5以下にはこれらは難しいと思うので、昨日挙げたような本から進んだほうがいいです。小6は今から読むのは本好きな子のみで。

 

2番目の対策としては、これだけ大人な子に対してはやはりよく話し合うことです。

本当に中学受験をしたいのか、行きたい学校があるのか、そのためのスケジュールを書き出して、普段の宿題や勉強にどれくらい時間がかかるのか、全部書き出してください。一緒に。そのうえでどこで読書が出来そうか、割り出してみる。

 

まだ、彼女の中では受験に対して「余裕」があるんだと思います。当然どの子もそうですが親は先が読めるので焦るのに、子は親からすると全然焦ってないガーン時間の感じ方が違うのです。我が家もそうです。兄も妹も、「え?」というペースで(とくに兄)時間を使っています。仕方ないことです。

 

ですので、目標校(目標偏差値)に対してやらなければならないこと、やったほうがいいこと、を考えさせてみましょう。で、それでも彼女が「読書のほうがいい」となったら、それはもう仕方ないことです。たぶんですが、多少は読書の時間を削ってでも勉強量を増やさなきゃと思ってくれると思います。最初は出来ないかもしれませんが、お母さまが決めた「やるべき量」と彼女が出来る量の差で成績が落ちるかもしれない、という危機感が持てれば賢いお子さんなので読書時間の調整もできると思います。

 

それだけのレベルの本が読めている子なら、社会も得意なはずですし記憶もしやすいでしょうから、お母さまが心配されるほど成績は落ちないと思います。

 

対策の3つ目としては、上記二つで無理だった場合の案なのでベストではないです。

本来一日何分ね、と読書は制限したくないものですし。

ですが普段は一日30分、あとは電車に乗ったときとか隙間時間は読書。

その代わり読書を半日から一日できる日を月に1回取る。毎週は無理ですから、普段の毎日は制限があっても月に一日、一日中好きなだけ読書していい日を作る。

 

対策2と3は組み合わせてもいいですね。

 

そして、本当はダメだとは思いますがどうしてもの対策4

塾の国語の授業を休む。です。これ、万人には絶対勧めないのですが、たぶんお嬢さまは現在国語の授業は必要ないレベルだと思うので、授業はカットして語句や漢字と文法のみテキストをやる。問題は発展問題を週に1題のみ家で解く。国語と何かが組みあわされているでしょうから、1日休むことはできませんが、半分で帰宅してしまう口笛。塾になんて嘘をつくかが難しいところですので現実的には厳しいかもしれませんが、でも例えば講習の中のある時間なら帰宅できる日もあると思います。余裕ができた時間を読書にあてられますね。

 

最終手段。そして、どうしてもどうしてもお嬢さまが読書を取るならば。そのうえ受験もやめないのならば。

通信に切り替える。です。

浜学園の通信や、四谷の通信、Z会もありますし、レベルとしたら浜学園の通信と四谷の通信は高いと思います。

通塾しなくなればかなり時間の余裕が生まれるので、時間を作ることができます。

 

どの対策をするにしても、よくお嬢さまの意見を聞いて、本当にそれでいいのか考えさせてください。今までの読書量からそれが考えられるお子さんだと思います。

 

私の対策はこのようなものです。

もし、読者の方で同じようなお子さんをお持ちで、良い方法がある方がいらっしゃったらぜひコメントいただきたいなと思います。

 

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