いつもお読みくださりありがとうございます。

 

先日書かせていただいた、「優秀児を持つママの悩み」というテーマ。こちらについて、たくさんの方にお読みいただき、またコメントもいただいたりして、ありがとうございます。

コメントを頂く中で、私もまた色々考えさせられました。皆さんの体験談やご意見、どれも納得、共感でき、勉強になります。

 

 

頂いたコメントに共通しているのは、やはり「人間ひとりひとり違うんだな」ということを、どう受容していくかってことでしょうか。

兄弟姉妹でも違いますし、親子でももちろん違いますし。東大、京大などのご両親でも「ああやっぱり遺伝子ね」と思う子がいる一方で、「子どもって親とは違うものだな」と思ったり。

 

私自身は、「三冠」のお子さんは実際によく知る子では1人しか知りませんが、「開成と筑駒」「開成と聖光」「聖光と筑駒」「桜蔭と豊島岡」「女子学院」「フェリス」などなど、いわゆる最難関に合格したというお子さんはいろいろと知っています。

 

コメントでも頂きましたが、たしかに「最難関」のどれかに合格するお子さんはどこか違いますが、「幼いなあ」という子も男子ではいますね。でも「筑駒」が入ってくると幼いようでも思考が「大人」な子が増えるように思います。なんていうか、「幼い」というより「素直」と表現したほうがいいような。。。

 

いわゆる、こまっしゃくれた?!生意気な子、というのは出会ったことがありません。素直に大人の意見を取り入れる、まず聞いて、考えて、やってみる。そんな共通点があるように感じます。

 

三冠の子は、さらに別格でした(笑)。灘は国語もかなり難しいため、国語力も必要ですし、同時に筑駒に合格するためには内申点も必要です。(ブラックボックスではありますが、その子の本質とは別として、学校で先生に下手したら親子で嫌われてしまっていたけど、筑駒に合格したという子を私は知りません。。。)なので、「大人」なんでしょうね。精神的に。たぶん学校では浮きこぼれているのに、能ある鷹は爪を隠して、出しゃばらず、先生に嫌われるようなことはしなかったのかなと思います。(内申点制度の良しあしは別とします。)

 

では女子の場合。

これは今まで全員、最難関に合格した子は「大人」なんですけど、皆さんどうでしょうか(笑)。最近では女子学院に合格した子を受け持っていたことがありますが、こちらの指導をすべて吸収しよう、自分のものにしようという意欲がすごかったです。サピに加えての個別だったせいもあるのかもしれませんが、サピでわからなかった問題もきちんとまず自分で考えて、どこまでわかってどこからわからないのか、整理してから持ってきます。6年生の夏にはきちんと「受験が自分事」になっていました。後半は自分がまだやったことのない問題を与えると「良かった、今これを知ることができて」と言うこともありましたポーン。そこまで考えられていれば、こちらも安心して送り出すことができました。

 

なので同じ6年生でも、比べてはいけないと思いつつ、御三家レベルではない子と連続して授業を持ったりするとあまりのその「姿勢」の差に、ほんとにこの子は6年生なのかしら、と思ったものです。

 

でも基本的に成績優秀な女子はしっかりしている子が多いです。

ぶっ飛んでるタイプもきっとどこかにはいるのだとは思いますが。キョロキョロ

 

三冠以外での、優秀児を持つママも、本当に皆さんコメントでも教えてくださったように日々大変そうですよね。

「公文はどこまで終わらせたのか」とかもよく聞かれるようです。

 

もちろん、マネできることもあります。

でもそれは聞けば聞くほど「当たり前」のことだったりするんですよね。

「計算」「漢字」「語彙を増やすためのなにか」これらは共通で、でもそれを言っても「それ以外のスペシャルな何か」を期待されちゃっているので「もっと特別なことを教えてよ」となるわけです。

 

計算と漢字と語彙って、言うほど簡単じゃありません。

 

とくに語彙に関しては、本当は「語彙の問題集」をやらせて対策するのは後回しで、語彙が豊富な子というのは問題集をやる前に色々な言葉をすでに知っていることが多いんですよね。幼児期から1,2年生のときにはすでに差がついていることが多いです。ドラえもんが好きで、ドラえもんの学習漫画から始まって片っ端から雑学を仕入れていたり、恐竜に関してならなんでも知っていたり。優秀な男児にポケモン好きが多い気がするのは気のせいでしょうか?爆  笑ポケモンの名前を大量に覚えて、三段活用みたいなのも記憶して、のめり込んでいくときに「記憶の仕方」「記憶の回路」が出来ているのかな?と思ったりします。うちの息子はまったくポケモンには興味を示しませんでした笑い泣き

恐竜やポケモンやドラえもんが付いているものなら何でも読みたがり、自然にカタカナも漢字も覚えてしまったという子もいますね。

 

女子でも読書好きは語彙が豊富です。小2でハリーポッターを読みこなしている子は、すごく語彙が豊富でした。

ただし、、、女子で高学年になってもずっとライトノベルばかり読んでいる子は国語もイマイチな子が多いです。ライトノベルばかりになると、文章のレベルが上がらないからなのかなと思ったります。

 

開成から医大へ進学した「銀太くん」のママもおっしゃっていますが、どれだけ「勉強と思わせずに」「その子の興味があることを並べてあげられるか」ということが入口なんでしょうね。

 

また優秀児の悩み等々は話題にすることもあると思います。

皆さんのご苦労などもぜひ教えていただきたいです。匿名なら自慢でしょ、と言われることもないですしね!

 

わが子の場合は、私からすると御三家クラスのお子さんもたくさん見ているので、決して優秀でもなんでもなく、問題ばかりでどうしようもない!と思うのですが、それでもNN校は落ちたとはいえ、進学先としては本人も親も大満足だし、そこが第一志望で入れなかったお子さんもいるわけで、現実社会で「うちの子なんて」というと「自慢」と取られたり、逆に「親が教えられるのにそのレベルしか行けないの?」と思われたり、難しいです。

 

あー!いろいろ難しい!笑