山田佳世子「日本でもできる!英国の間取り」 | 読後つれづれ

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山田佳世子「日本でもできる!英国の間取り」

「家は育て、つなぐもの」英国人の住宅を多く訪問して得た考え方です。
最初に英国の家を見たときは、外観の美しさに魅了されるのと同時に、その存在感に圧倒されました。

英国には、名もない一般人が住んでいた古い家が多く残り、その一般人が住み継いできた歴史が宿る家に今もなお人々が住んでいます。

歴史の流れとともにそこに住む人々とあり続けた家には遍歴が残り、それが存在感を醸し出し、「味」といわれるものを感じさせてくれるのだと思います。

私がその魅力に気づけたのは、多くの一般の家を訪問して家への考え方や住まい方を体感したからでした。

何より、そんな家で当たり前のように生活をしている人たちがいることに関心がわきました。

「家の中はどうなっているんだろう」?と興味をもち、家を巡る旅を計画しました。

さまざまな地域、いろいろな年代の家、それぞれ異なる家族構成の泊めてもらえる家を探し、約70軒ほどの家を訪問してその魅力を内部から探りました。
――「はじめに」より抜粋

 

こういう本をつい買ってしまうのですが

 

買って満足して1年ぐらい経っていましたが

今回読んでみようと思ったのは、

前記事で書いたように、クリスティのミス・マープルシリーズの

映像化を見たからです。

 

ミス・マープル パディントン発4時50分(字幕版)

 

本を読んでいた時は、漠然と想像していたお屋敷が

映像となって具体化された時、

想像と違って驚いたり、なるほどと思ったり。

 

そこで、この本のことを思い出し

読んでみたわけです。

 

 

様々な家が出て来ますが、

一番興味があったのはやはり

「高齢者の住まう家」

でした。

特にポーリンという高齢女性は

出かけない日もきちんと身なりを整えオシャレをし、

インテリアに気を配る生活をしていま。。

調度品のイラストを見ても、ミスマープルを思い出しますニコニコ

 

「一年で最も家が輝くクリスマス」

という章も素敵でした。

12月になるとどの家もクリスマスツリーを飾り、窓際に配置します。

イギリス人はあまりカーテンを閉めないため、

窓から見える各家のクリスマスツリーのきらめきが、

行き交う人たちを楽しませ、家路へと急がせます。

映画のワンシーンのようですねキラキラ

 

そして「カーテンをあまり閉めない」というのが驚きで、

だからミステリー作品で

 

窓の外から殺人を目撃したり!てへぺろ

家の中から外を行き交う人をこっそり観察したりてへぺろ

 

していたんだなぁ~、と合点が行きました笑い泣き

 

 

 

 

この本も合わせて買いました(子供にせがまれて)

 

 

 

子供の部屋に置いてありますが、

また機会を見つけて読んでみようと思います。