京極夏彦「姑獲鳥の夏」 | 読後つれづれ

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読んだ本の感想など

夏と言えばミステリー。

夏と言えば、私はこの推理小説。

 

京極夏彦「姑獲鳥の夏」

 

この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。

東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。

娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。

文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。

京極堂、文庫初登場!

 

出だしはあり得ないことから始まりますが

最終的にはしっかりストーリーが重なり

現実的な犯罪としての結末が明かされます。

 

個人的には…

私はなぜか関口の若い頃の非常に大事な部分を

読み落としてしまっていて、残念な思いをしました💦

これだけ長いお話だと、そういうこともあるでしょう…ナイナイ(-_-;)

 

京極堂と関口との語りが難解かつ長くて、

なかなか読むのに根気がいりますが

夏になると読みたくなる一冊です。

 

 

この後「魍魎の匣」は読破しましたが、「鉄鼠の檻」は挫折(;^_^A

でも電子で「狂骨の夢」を購入して、すこーしずつ読んでます。