「明けない夜はない」

そんなこと、私は気軽に言えません


それでも

「明けない夜はなかった」と

言えた方をたくさん知っているから


「明けない夜はなかった」と

たくさんの人が言えるように願い

そして一緒に歩もうと思う

先日、職場で

「あいたたた。どっこいしょ」

と言ったら

「ぼやこさん。。。ダメですよ。

それはダメですよ。

それは、流石にダメですよ

それは、本当にダメですよ。。。」

と、再三にわたり、厳しい注意を受けた

おちゃめな、BOYAKO☆です!

どうもこんばんは!!



そばやの「今出ました」を信じてはいけないように

ぼやこの「すぐ書きます」は当てにならない



そんな噂が本人にまで聞こえてくるような

のどかな春がすぐそばまできております。

たぶん、こっちのそばは本当





さてー

今日は、先日(っていつ?)言っていた

「臨床心理士って?病院選びはどうしたら?」というご質問について。

ご了承いただいたので、返信メールを一部編集し、転記します。







はじめまして。こんばんは。
どんな人かわからない私に、

メッセージを送られるのは、

勇気が必要だったのではないでしょうか?
それでも、とても丁寧なメッセージを書いて頂き、

ありがとうございます。
私に分かる範囲内で御質問に答えさせていただきますね。

まず、病院での臨床心理士の仕事は、

おもに「検査」と「カウンセリング」と「心理教育」です。
それぞれについて簡単にお話します。

「検査」について
主に「人格検査」と「知能検査」です。
「人格検査」

は、その人の考え方の特徴をとらえるものです。
「知能検査」

は、一見治療に不必要なように思われますが、

IQが分かるだけではなく、

例えば

「耳で聞いて情報を取り入れることは不得意だけど、

目で見て情報を取り入れることは得意」

といったように、

その方の細かな能力の特徴がわかります。

そうすると、日常生活で、

どのような対策を行えばストレスがかかりにくいかがわかり、

治療と再発の防止に繋がります。

「カウンセリング」について
○○さんがおっしゃるように、

たいていの医師は、

たくさんの患者さんを診なければいけないので、

ゆっくりとお話が聞けないことも多いです。

そうなると「薬の処方を考える」

という仕事が主になります。

そこで、臨床心理士を雇い、

役割分担をする病院も多いです。

海外でも、薬物療法と併せてカウンセリングを行うと、

治癒率は高くなり、再発率は低くなる

という研究成果がさかんに発表されています。
ただし、

「薬の処方が抜群にうまいお医者さんをみつけて、

薬物療法だけで治療する」

ほうが自分に合っているなと思う方は、

カウンセリングにこだわらず、

薬の処方の評判が良い病院を見つけられてもいいと思います。

「心理教育」について
心理教育とは、病気自体についてや、

うつ病を再発しにくい考え方についてなど

個人やグループで学ぶものです。

そういったことを行っている病院は、

かなり真剣に病気の再発防止に取り組んでいる

と考えてもいいかもしれません。



貴方自身に『良い病院』とは

「相性」が一番大きいと思いますので

体験してみるということが一番良いのですが、

きつい中で新しい場所に行くのは辛いことですよね??

まずはインターネットなどで、

近隣の病院の評判などを見られて、

検討されてもいいかと思います。

「相性」ですので、

どの病院も賛否両論あると思いますが

その中で、どんなサービスがあるか、

どんな雰囲気なのかを読み取り

自分に合いそうかどうかを想像して見られるといいでしょう。



「ここでなら、自分は治っていけそうだ」

そんな風に思って、治療を受けること

それが回復の近道であると思います。















気がついたらー

11月っていうかー

びっくりしたっていうかー


私の小さいころからの口癖は

「どうして人間は変温動物じゃないんだろう」

でした。

理科で冬眠について習ってからは。


いやぁ。

今回もしょっぱなから私の知的な一面を

ひけらかしてしまいましたね

どんまい、どんまい(←?)


そんなこんなで、もうすっかり寒くなってしまいました。

みなさまどうお過ごしでしょうか?

風邪とかひいちゃうと、気分も滅入ります。

気分が落ちると、免疫力が低くなって

風邪をひきやすくなります

身体も気分もコンディション気を付けましょうね。


さて、今回は、いくつかブログにお便りをいただいておりましたので、

送り主の方々に了承を得まして、返信の一部編集して載せさせていただこうと思います。


まず第一弾は

「私、弱いんでしょうか?」

というご質問です。


こういったご質問はブログだけではなく、

カウンセリングしていると、必ずと言っていいほど

クライアントの方からお聞きします。


答えは・・・

「弱いかもしれない」です

あ。最後まで読んでね。別にあなた自身が弱いということではなく

「自律神経」という組織が弱いかもしれないということ。

生まれながらに「胃が弱い」人いますよね?

それと同じです。


「胃が弱い」ということは、辛い事です

でも胃が弱いということで、

恥じたり、責められたりしなければいけないでしょうか?


そして「かもしれない」という部分

例えば、胃が強い人が

「絶対に胃の病気にかからない」

ということが言えるでしょうか?

むしろ、胃が強いと過信して、

酷使してしまったがために

病気になる人もいるでしょう。


要するに

「弱いかもしれないし、そうでないかもしれない」が正解。

そして、もし「弱い」からって、

自分も周囲もそれを責めるのはおかしい

と私は思います



もしもあなたが

「みんなほど辛い思いをしていないのに

私だけこんな状態になってしまって・・」

と自分を責めているのなら

まずはそれを止める努力をしましょう

もちろんそれは、病気の症状の一部である可能性もあります

病院で相談して、薬を「利用」して

「自分責め」という症状をなくす努力をしてもいいかもしれません


そして、あなたの努力を誰とも比較してはいけません

あなたは、あなたが今日出来たことを評価してください

「何もできていない」

そんなことはありません

あなたは起きて、この文章を読んでいます

そして、あなたの周りの人と、あなたのために生きています


そして、知識のないひとから

責められてしまったら。

ただでさえ頑張って生きているあなたには

本当に辛いことだと思います

知識を広めて、間違った見方をする人を減らしていくのは

私たち専門職の役目でもあると思います


本当に申し訳ないけれども、

まだまだそれは頑張らないといけない課題で

悔しい。不安な。腹立たしい。悲しい。

思いをしてしまうかもしれません


でも、ひとつだけ

忘れないで欲しいのは

「分かっていない」ひとばかりではないということ

悔しい。不安な。腹立たしい。悲しい。

そんな思いは強烈なので

そちらばかりに目が行きがちです

本当に、「分かっていない人」ばかりですか?

全面的には分からなくても

「分かろうとしてくれる人」はいませんか?


自分のために、自分の見方探しをしてあげてください


次回は

「臨床心理士って何してるの?」です。

た、たぶん更新は早いと思う。