さなぎからチョウが生まれる瞬間を初めて見ました | さくら幼稚園のブログ

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ヒョウモンチョウが生まれました

 

今日の朝8時45分頃、登園してきた虫好きの男の子といつものようにあいさつを交わしました。

その子は、だれかが捕まえて容器の中にいれた、さなぎをのぞき込んでいました。

私も、さなぎに視線を合わせると、さなぎが揺れている気がしました。

もう一度みると、さなぎの中で何かが動いていて、何かが出てきそうな気がしました。

チョウが生まれるよと、その子に言われて、チョウの羽化を見たことが無い私には、興奮の一瞬でした。

普通、さなぎは垂直な場所に糸でついていますが、このさなぎは容器の中に置かれているので、さなぎの揺れ方が独特で、今まで全く動かなかったさなぎが動いているのが不思議で、何が起きるのかわかりませんでした。ちょっと怖い感じもしました。

触覚みたいものが、出ていたので、間違いなく羽化がはじまり、徐々に体が姿を現すと思いました。

 

 

チョウは、あおむけで足を上に向けて、動かしながら出てきていました。

この生命の誕生を伝えようと、園に来ていた何人かの園児のところへ容器を持っていきました。

チョウの誕生は、アッという間で、何人かの園児が立ち会うことができました。

 

 

生まれてきたチョウの羽は、まだ十分に成長していないのか、思っていたよりも小さかったです。

今日は金曜日で、虫かごの中に入れておくと明日と明後日は幼稚園が休みで、なおかつ猛暑が続いているので、生き延びてくれるか心配なので、放してあげたく、園児たちに聞いたら、逃がして自由にしてあげると言って、虫かごから出してくれました。

園児に育てられてきたので、別れがなごりおしいのか、園児の手からなかなか放れなかったのが印象的でした。

チョウのように小さくても、生命の誕生の瞬間を実際に見ると、とても尊いものだと改めて感じました。