こんにちは

 

先日、

 

 

↑こんな記事を書きましたが……

 

 

 

それを踏まえて第二弾を書きます。

 

人類の共通知識となっている小麦のパンの作り方。

私たちは、幼い頃から

ホットケーキ、たこ焼きやら、クッキー、パンと

小麦製品を食べたり、作ったり、買ったり、習ったり、

そのイメージがインプットされているので、

 

 

どーしても、米粉パンも、そのイメージで何気なく判断したり、見てしまうことが多いんです。

 

しかし、作れば作るほど、美味しい米粉パンを作る、食べる、買う、習うためには

そのイメージとは異なる事情が出てくるな、と私は思ってます。

 

 

 

つまり

「粉の手に入りやすさ」

「安さ」

「手軽さ」

「安全性」

「美味しさ」

「形」

「作り方」

 

 

今まで小麦パンでできていた事を

米粉パンでは全てを取ることができないんですね。

 

 

 

例えば、

米粉で簡単に、小麦パンのように作りたい、となったら

「小麦グルテン」や「増粘剤」を使うとできる。

 

 

「米粉ならなんでも同じでしょ。安い粉で作りたい」となったら 

「気泡のない重いもの」になる

 

 

「作らないで買うとしても、小麦パンみたいな値段がいい」となったら

「増粘剤使用」「パンのクオリティは二の次」

 

「成形パンは、小麦と同じ作り方の同じ形」を求めると

「食感に難が出たり」「強い粘りに頼る」事になる

 

 

「オンラインや動画で簡単に米粉パンのコツが知りたい」となると

…………私の場合は、オンラインやYouTubeの動画での導入は、

自分のパンでは行いません。

 

 

 

 

美味しくて、安くて、安全で、簡単で、形も小麦そっくりで、習いやすい、

本も動画も求める気さえあれば小麦パンのように手に入る

……

全て小麦パンみたいにできる、

 

 

そんな米粉パンは、皆さん求めているでしょうけど

実際はそんな事は難しい。

 

 

「小麦パンのような事の全てを米粉で叶える事はできないんです」

どれかを取ると、どれかは叶えられない。

 

 

なかなかそれは経験しないと………感覚でわかっていくものだから。

それを共通認識で理解できるには、米粉パンはまだ早いのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

一つ言えるのは、

チカップでは自分なりに

「美味しい」と「安全」は叶えるように

作ってきたという事です。

 

 

 

なのでチカップのパンは、そこを大事にする方に、

是非、たべてもらいたいと思ってます。

 

 

そして「米粉パンなら、どこも大差ない」と

思っている方にも、できれば食べてもらいたいです。

 

一言で米粉パンと言っても、

その過程、仕上がりは、かなり千差万別なんです。

 

 

 

実際、原価率も安くはないし、

一日中作っても100個も作れないパンではありますが

一生懸命作ってます。