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実家のものに、もはや興味はない

 

ずーっとそう思っていた

 

10年以上前、母が施設に入った時に

実家の処分できそうなモノは

業者さんに引き取ってもらっていたし

 

思い出の品は

わずかながら私の手元にある

 

なので、あとに残ったものは

ガラクタでしかないと思っていた

 

 

ところが、私の中にわいてきた

 

いいものを長く愛する思い

 

それに背中を押されて

ガラクタに目が向くようになった

 

思い出したのは実家の食器類

 

そもそも母は質のよいモノを選ぶ人だった

 

実家に行くと

ほこりだらけの台所に

たくさんの食器がおさめられていた

 

湯飲み茶碗もコップもお皿もたくさん

昔は、家に人を寄せることがあったので

数が必要だった

 

心惹かれたのは、茶碗蒸しの器

3個あった

父、母、私の家族分

 

 

母が作ってくれた茶碗蒸しは

プルンプルンではなく

かためだった

 

私は家族に茶碗蒸しを作ったことがない

手間がかかる気がしたし

それ用の器もなかったから

 

この器で作ってみてもいいかなと思うけれど

用途は茶碗蒸しに限定しなくてもいい

あんみつなどを入れてみても

なかなか風情がありそう

ふた付きというのは

開けるときの楽しみがある

 

 

我が家に持ち帰って

食器棚におさめた

 

新しいモノもほしいけれど

今あるモノの中に

まだまだ生かし切れていないものがある

 

いいものを長く愛する

 

また実家でさがしてみよう

 

 

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いいものを長く大事にしたい

 

早く旅に出られるといいな

 

夫の闘病を支えたい

 

片付けは思いやりの気持ちで

 

新しい流儀は慣れるのに時間がかかる