2023年3月11日(土)
オイラが子どもの頃は、遠足や運動会の写真はドーンと廊下に張り出されて、欲しい写真をくまなく探して、その番号を封筒に書いて申し込んでいた。子どもたちもまだ幼かったころは、そんなやり方を踏襲していたハズ(記憶)。
昨今、校外活動などの写真は、みなネット経由で購入することになった。息子は今大学1年生だが、中・高はすべてネット購入だ。デジカメが主流になり、業者もあまりにも数多くのパシャパシャをやるもんだから、とにかくネット上の写真がクソたくさん掲載されている。フィルムカメラであれば途中でフィルムも交換の必要があるが、デジカメは容量が許す限りいくらでも撮れる。
ネット掲載のたくさんの写真から息子を探すのは大変だった。しかも皆が同じ制服を着用している場合、服で区別できないもんだから、1枚1枚丁寧にあさったっけ。
娘は小学生だが同様。現像の手間がないせいか、とにかく業者は写真を撮りまくる。1イベントに千枚超はザラ。値段は正直ピンキリだ。こちとら子どもが写るものは欲しくなってしまうが、ほとんど表情、しぐさが変わらないものが何枚もあると、どれにしたらいいのか迷ってしまう。
あと、今の時代、もっとデータ購入が安くならないものかのぅ。ただでさえデータ時代、ないとは言わないが、そんなに焼き増し需要があるのかな。
とはいえ、写真屋さんもここ30年で大きく環境が変わったんだろうな。すっかりフィルムカメラを使わなくなったが、フィルムを入れ替えるとき、少し伸ばしてからカメラにセットして、フタを閉じた後にしばらくジーとフィルムを巻く音がしたのも、今は昔だ。