購入した3Dプリンター、進化の度合いを検証します。
今まで使っていた機種(Ender3 V2)も悪くはなかったのですが、最新機種に比べると、ちょっとなぁ と思う構造もありました。
①Z軸が片持ち支持なので、どうしてもシャフト反対側の先端が垂れてしまいます。その傾きに沿ってノズルが動くので、クリアランスを一定に保つためにXYテーブルも傾くこととなり、高さのあるものは直角が出ません。
ただ実際には背の高い製品は作っていないので、ほぼ影響はなく、斜めなのがね…というだけ。
②ノズルとプレートのスキマ合わせが手動
印刷前にノズルとプレートのスキマを紙一枚分に合わせるのですが、それがダイヤルによる手動なこと。合わせるのは苦ではないのですが、上記の片持ち支持の影響か何回か印刷するとズレてしまうのも×。
(3Dプリンター業界もサードパーティのオプションがいっぱいあって、上記2つを解消するパーツも発売されています)
今回購入した機種は上記二つが解消されているので、購入に至った次第です。
①両端支持なのでZ軸の水平が保たれている
②ノズルとプレートのスキマを自動で計測してくれるオートレベリング機能付きなので、スキマの補正作業が(ほぼ)不要
その他、速度が向上していたり、フィラメントをダイレクトで供給したり、Y軸のレールが幅広になったりして性能向上項目はいっぱいあるのですが、
ひとことで言うと
抜群にいい!
イイものが作れる………かは、別問題。