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今回はこの記事の続きで私が東洋大学食環境科学部に入学した後のことについてお話します。
 
東洋大学にはライフデザイン学部という福祉系の学部があり、車椅子や障害を持った学生の受け入れには寛容なようで、私の同級生では私の他に女性の車椅子の方がライフデザイン学部に、男性の車椅子の方が白山または赤羽台キャンパスに通われています。(入学式でお会いしました。)また、私が今いる食環境科学部と生命科学部がある板倉キャンパス(来年度から朝霞キャンパス)でおそらく1つ下の方だと思いますが松葉杖で足に装具を着けている方をお見かけしました。
 

1、先生方

大きく分けて化学、生物学、経済学、調理学をご専門とされている先生方がいらっしゃいます。どの先生方も一般の学生と同じように接して下さっています。

 

2、授業について

教職免許の取得を目指さない限り、体育が必修ではありません。車椅子の私にとってはとてもありがたいことです。1年の頃は専門科目の必修が少なめで2年、3年が必修科目多めです。実験は1年の秋以外は全て必修です。専門科目では食品の機能性、嗜好性、安全性、流通に関することが学べます。出席点は0から30%程度の科目が多いです。授業形式は、事前に学校のサイトに授業の資料がアップロードされていてそれを元にプロジェクターを使って授業をされる先生、プロジェクターと黒板を使って授業をされる先生、配布資料は配られずプロジェクターに書いてあることや口頭で話されたことをノートに取りながら授業を受ける形式(これが1番大変です)があります。一部オンデマンドの授業があります。8割くらいの科目は期末試験の結果で成績が決まります。試験の形式は文章記述式、選択問題があり、資料の持ち込み可のもの、不可のものがあります。先日、インスタで通院や体調不良でも単位は足りますか?というご質問を頂きました。出席点が少なめ、ほとんどない授業が多いので座学の授業は5回までであれば(テストやプレゼンの日はのぞく)欠席したという理由だけで単位が落とされることはありません。ただ、テストの配点が大きいので休んだ分の授業内容は友達を作って教えてもらう等の工夫が必要かもしれないです。あと、実験は基本的に全て出席、全てのレポートを提出することが必要なため相談が必要だと思います。私の場合は薬が処方される診療科は母のみで診察を受け薬を配達してもらい、あとは1年に1回検査や診察に来れば良いと言われているため長期休みに通院しています。

 

3、実際にご配慮頂いていること

大学で配慮して下さることにはどんなことがありますか?というご質問も頂いたので実際に今配慮して頂いていることについてお話します。3つあります。

1、かっぱや着替えを置いておくロッカーをあまり目立たない場所に設置していただきました。

2、座学の授業の際、車椅子のまま授業を受けられる(椅子が外れている)席は基本的に1番後ろしかありません。(1部屋だけ比較的前の方にあります。)そのため、教室の構造や自分のすぐ前に学生が固まってしまうと黒板やプロジェクターが見えず、ノートを取れないことがあります。その時に授業終了後先生の授業メモなどを特別にスマホで撮影させてもらうこと

3、実験室の机は車椅子の人には高いことが多いので、低めの机を用意(特に顕微鏡観察の時は筆記に使う机よりもさらに低い机)この配慮のおかげで顕微鏡をのぞく時、体を持ち上げなくてもよくなりのぞきながら操作、スケッチができました。

 

その他、試験時間の延長が必要だったら担当の先生に事前に言っておくようにと障害学生サポートを担当している学部長の先生から何度か言われました。私は書くのが遅くて点数が悪かったことがなく、中学校、高校もテスト時間延長を申し込んだことがないのでしませんでしたが、そのような配慮もしていただけるようです。

 

各学期が始まる前に面談があってその時に配慮事項などを相談しています。その為余計に単位落とせないという気持ちになります😅

 

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