ひまわりです。
天気予報通り首都圏にも雪が降りました。昨夜は雪と同時に激しい雷が続いて、こんな天候は初めての経験でした。
首都圏はめっぽう雪に弱いとされていますが、昨日から事務所には顧問先様からの問い合わせが多数きております。
「雪で遅刻してきた場合は賃金を控除していいのか？」
「出勤出来なかった場合は休業手当６割を払う必要があるのか」
などなど。
労働基準法では、労働しなかった時間に対して、会社は給与を支払う必要はないとしています。ただし就業規則に、「公共交通機関の遅延等、やむを得ない事情がある場合は、その事実を証明する書類を届け出た場合には、出勤扱いとする」というような規定があると遅刻としては扱えません。
仮にそのように規程していた場合で、
・Ａさんは電車の遅延等を見越して早く家を出たので始業時刻通りに出社した
・Ｂさんはいつもの時間に家を出て、電車遅延で始業時刻には間に合わなかったが、遅延証明書を提出したので遅刻扱いとはならなかった
となった場合、Bさんが悪い訳では無いけれど、Aさんからみたらちょっと不公平に思うかもしれません。このような制度を改めたいと思ったら、就業規則を改定しましょう。
例えば、
①遅刻として控除はするが、不可抗力につき、昇給や昇格などに用いる人事考課や懲戒の対象外とする
②遅刻などで勤務出来ない時間がある場合は、自動的に終業時間を繰り下げる
などと規程をしても良いかと思います。
「出勤出来なかった場合は休業手当６割を払う必要があるのか」については、会社の判断で「明日は会社（事業所等）を閉めるので出社しないでください」と事前に告知した場合は必要でしょう。
そうでなければ、ノーワークノーペイの原則に基づいて休業手当を支払う必要はありません。有給休暇がある方には取得して貰うのも良いかと思います。
ちなみに会社員時代の私はAさんタイプで、確実に会社に着きたい！しかも電車が混む前に着きたい！と真っ暗な中ソロソロと家を出て始発に乗った事もありました。
やる気満々で取り敢えず会社がある新宿目指してレッツラゴー
雪の日であっても始発はガラガラなので確実に座れます。また例え１時間２時間なんなら３時間、途中で電車が止まっても始業時刻に間に合います。
気を揉む事も疲れ果てる事もなく新宿に着き、
「勝った！」
と会社の近くの店でまったりコーヒーを飲みながら優越感に浸るのがサイコーでした。
ちなみに大雪予報が出ているからと、「みんな帰れ～」と帰された時も、
「絶対居酒屋空いてるじゃん！こんな早い時間から飲めるなんてサイコー」
と飲みに行っちゃった事もありましたね。
若気の至り
それでは、「今日の思うツボ！」
国民年金法からの出題です。
問
第１号被保険者期間を有する老齢基礎年金に係る裁定請求の受理及びその請求に係る事実についての審査に関する事務は、市町村長（特別区の区長を含む。）が行う。
答え～♪
×
設問の事務は市町村長ではなく、「日本年金機構」が行う。なお、第１号被保険者としての被保険者 期間のみを有する者に支給する老齢基礎年金に係る裁定請求の受理及びその請求に係る事実について の審査に関する事務は市町村長が行う。
【雪やこんこ】
犬は喜び庭駆け回る
というのは本当のような気がする。
楽しそうです。
楽しそう？真顔だけど。
あんまり楽しそうに見えないけど？
足取りがウキウキだったので楽しかったのだと思います。
ところでこの「犬は喜び庭駆け回る、猫はコタツで丸くなる」という歌詞はとても有名なので１番の歌詞だと思いきや、実は２番の歌詞なんですよね。そして正式名は「雪やこんこ」ではなく、
「雪」
1番
雪やこんこ あられやこんこ 降っては降っては ずんずん積もる 山も野原も わたぼうしかぶり 枯れ木残らず 花が咲く
2番
雪やこんこ あられやこんこ 降っても降っても まだ降りやまぬ 犬は喜び 庭駆け回り 猫はコタツで丸くなる
言われてみればそう！(笑)
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