山形の赤湯温泉にある「山形座 瀧波」では、見えない所にこそ配慮して

リノベーションをしたそうです。

お客様に温かく過ごしていただけるか。

音が響かないか。

温泉を楽しんでいただけるか。など。

快適に過ごすために、とっても重要なことですね。

 

瀧波の祖先は、その昔

300年前に建てられた蔵や小学校の校舎などを移築しました。

その歴史を大切に。今回はその昔改築した建物をその都度壊し

その場で図面を書き、温度や音などに配慮したリノベーションをしています。

だから全室デザインが違う。

似ているようでも置いてある家具が違って全室それぞれ魅力的です。

全室に露天風呂を入れ、部屋でもゆっくり出来るように。

お話を聞けば聞くほど、コストも凄くかかっかのではないかと思いますが

将来を見据えて、そしてお客様の快適な滞在を願った

リノベーションだということがよくわかります。

 

リノベーションの結果、3タイプ全19室へと変わりました。

蔵をリノベーションした「KURA」、お庭と桜をのぞむ「SAKURA」、 

山形の工芸品などを集めた「YAMAGATA」の3タイプです。

 

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私は今回「YAMAGATA」01の一番お風呂の大きなお部屋に宿泊しました。

 

1階の広々としたツインルーム。

窓が小さめなので眺めが云々というお部屋では有りませんが

その分大きなお風呂のスペースと大きなガラス戸が

広さを感じる造りになっています。

床は木なのでスリッパははかず是非靴下で

床のぬくもりを感じてくださいとのことでした。

 

剣持勇の名作であり山形が誇る家具メーカー天童木工の

ソファ「Centro」も置かれていますが

美しい姿をしていますね。しっとりした存在感のあるソファです。

ロビーなどでもそうですが良い家具はその場にあるだけで

空気感を変えてくれます。

 

広めのデスクにはプライベートが置かれ、

自由にテレビを楽しめるようになっています。

まあ今回私はテレビは一切見ませんでしたけどね。。。

 

バスルームも清潔感のある優しいデザイン。

 

ふかふかのタオルもたっぷりと置かれ、アメニティも完備。

 

 

もろちんバスローブも。

 

スエットとTシャツ、そして長いコートのような室内着。

 

 

一階のお風呂は、大きい蔵王石をくり抜いたぬいた露天風呂です。

「YAMAGATA」01では、部屋直通でお風呂に入ることもできますし

洗面所からお風呂に行くことも出来ます。

これなら何度でも温泉につかって、ゆっくりして。

また温泉につかって。。。なんて楽しみ方も可能です。

 

しっかり階段もついているてので、分厚い石をまたがずに

ちゃんとレディな立ち振る舞いで入ることが出来ます。

この日は雪も降っていたので雪を見ながらのお風呂タイムとなりましたが

お湯が凄い。濃いんです。今回のリニューアルで源泉からの

パイプも短くしたそうですが、よりフレッシュなお湯を

楽しむことができるようになったと言う訳ですね。

 

 

お部屋はピクトデザインのようなイラストと、ローマ字で書いてあるので

海外の方がいらしても分かりやすいですね。

今回色々お部屋を見せていただいたので瀧波の一部をご紹介いたします。

 

廊下は夜は照明を落とした感じで灯りが灯っています。

1階は木製の床。大浴場に行ったり食事に行く時に使う通路は

固い木ではなく柔らかめの木材を使って足にも柔らかで

リラックスした雰囲気を醸し出します。

 

2階の床は音の振動などを避けるため、畳敷き。

瀧波では基本スリッパはなく、靴下が置いてありますが

畳や木製の床は素足で歩き回れりたいぬくもりが通路でも感じられます。

 

 

「SAKURA」のお部屋はどんな感じでしょうか。

かつては​​​​小学校の校舎だったんですよね。

 

 

ここはベランダのような感じで露天風呂が付いています。

その先にはお庭。中庭の景色も見えていいですね。

琉球畳を使っているのでナチュラルな模様も素敵です。

梁の雰囲気もそのままで素敵ですね。

「SAKURA」のお部屋から見えるお庭に桜の木があるので桜にしたのだとか。

桜の季節にピンクのチェアのお部屋があるのですが

そちらにしてみたいな〜と思います。

 

二階は畳敷、そしてヒノキのお風呂です。

なんだかいいにおいがしました。

 

 

「KURA」の棟は全室離れです。

メゾネットのお部屋もあるんです。

 

入り口もこんな具合で鉄のドアが付いていたりしてかっこいい。

「KURA」01は瀧波で最も広いお部屋。

 

瀧波はほぼツインという仕様ですが、このお部屋は4名宿泊出来ます。

リビングルームも2間あり広いので

家族での宿泊や仲間との宿泊に良さそうですね。

 

茶室だったのでしょうか。

そのままの雰囲気を残しています。

奥にはデスク。

 

 

茶室にはベッドが2つ置かれています。

 

そのまま外に出られるようなお庭付き。

これはかなり贅沢ですね。

 

もちろんお風呂付き。庭を眺めながらゆったりお風呂に浸かれます。

 

こちらのお部屋では湯師がお湯の温度を調整している姿も見られました。

お風呂がぬるい時には連絡をすると湯師が温度を整えてくれるそうですよ。

 

 

お写真を拝借したので、共同の大浴場もご紹介いたしますね。

こちらは男性風呂でしたので私は入っていませんが

自然の中で寛げそうな造りですね。

 

こちららは内風呂。こちらも素敵。

 

こちらは女性風呂の露天です。巨大な蔵王石を使っています。

蔵が目の前にあるので、蔵に積もった雪を眺めながらの入浴となりました。

 

瀧波では19の全ての客室をホームページで詳しく紹介していますので

是非ご自身の好きなお部屋を探してみてください。

色々お部屋を見たら、かなり迷うと思いますが

絶対に泊まりたくなっちゃうと思います。

 

 

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山形座 瀧波

山形県南陽市赤湯3005

0238-43-6111

送迎サービス

■チェックイン時 14 : 30 赤湯駅発・15 : 30 赤湯駅発 
■チェックアウト時 10 : 00 瀧波発・10 : 50 瀧波発