今週読んでる本です。
『りかさん』は、おばあちゃんに、リカちゃん人形が欲しいとお願いしたら、市松人形のりかさんが来たという話。しかもこのりかさん、喋るんです。話す市松人形なんて、ちょっとホラーだなと思ったのですが、全然ホラーではなく、わたしもりかさんみたいな人形の友だち欲しいなぁとなりました。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、イギリスの中学に通う息子の学校生活を描いたエッセイなんですが、日本も近い将来こんな感じになるのかしらと思いました。
移民問題や格差社会について、イギリスのリアルな実情が描かれていました。
話の中に、昔は、勉強はできない子は運動が得意だったりしたけど、今は、親の経済格差がそのまま子どもの能力格差につながっている。というような記述があるのですが、それは本当にそうだなと思いました。
わたしのママ友さんにも、特に子どもが小さい頃は、勉強は当然、それ以外にも運動や芸術あらゆる分野で一番をとれるように、ものすごくたくさんの習い事を掛け持ちしてる人が何人もいました。我が家もそこまでじゃないけど、似たようなものかも。
そもそも家庭が安定してないと、子どもがのびのびその能力をのばすことなんてできないですよね。
できる家の子はいいけど、できない家の子はそのまま取り残されていくのかと考えたら、その取り残された子が大人になった時、どういうことが起こるかは想像に難くない。
わたしがいちばん印象に残ったのはリアーナの話です。誰に育てられるかということは、ものっすごく大事なことなんだなと思いました。
子どもは親をうつす鏡ですからね。
まずは自分が、いつ何時も誰にみられても恥ずかしくない姿で、堂々と胸を張って生きなきゃ。
基本的なマナーや話し方、教養や清潔感のある身形など、ちゃんとしようと改めて思いました。
読書、楽しいです♩
まだまだ読みたい本たくさん。
幸せです♡
最後まで読んでくださりありがとうございます。