[江おんすていじ] 2部 M1~M7 | 蒼穹

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歌詞のパート分けしてます。まとめからどうぞ〜。

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江 おん すていじ ~新編 里見八犬伝~ 歌詞パート分け

1部 ミュージカルパート M1~M6M7~M10
2部 ミュージカルパート M1~M7M8~M14
3部 ライブパート

MC・日替わりなど



歌:篭手切江豊前江松井江桑名江
五月雨江村雲江大典太光世水心子正秀

※パート分け、歌詞は予想の段階であり、確証を得るためのものではありません。






      押すと飛べたりします(たぶん)

始まりの挨拶
M01      新編里見八犬伝
M02           まことの舞(アカペラ)
M03         交わる想い
M04         人違い捕物帖
M05         不思議な縁 壱
M06           妹との約束
M07         不思議な縁 弐
M08           まことの舞
M09           待ち侘びた時
M10           宴の始まり
M11           宴の終わり
M12     六人の物語
M13    憎しみの連鎖
M14    新編里見八犬伝リプライズ
終わりの挨拶


 



T01. 始まりの挨拶

「東西東西!東西東西!」

(篭手切)
「高いところからではございますが、
犬川宗助役、篭手切江より、一言、ご挨拶申し上げます。
まずは、江おんすていじ 新編里見八犬伝に
かくもにぎにぎしく主、そして、本丸の皆々様方に
ご観劇いただけますこと、厚く御礼申し上げます。
江のみな、そして、大典太光世、水心子正秀と共に
作り上げました、新しき里見八犬伝。
どうぞ、最後までごゆっくり、お楽しみください」







M1『新編里見八犬伝』/
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:YOSHIZUMI 振付:桜木涼介


(大典太) 我が首を跳ねた 憎き里見
(大典太) 終わりなき 童の呪い

(伏姫) Ah...Ah...

(水心子) 里見の美しき姫 愛しき伏姫よ
(水心子) 「なんとしてもあの犬から、
(水心子) 伏姫様を里見の国に取り戻す」
(水心子) 「許せ!(発砲)」

(大典太) Ah...Ah...
(大典太) Ah...Ah...

(水心子) 「伏姫様!私はなんてことを...」
(大典太) 「はっはっはっはっ!」

(大典太) 滅びよ
(水心子) これも玉梓の呪いか
(大典太) 犬になれ
(水心子) 抗えぬ呪いなのか

(水心子) 「その時」
(水心子) 切り裂くような光
(水心子) 伏姫の数珠から弾かれた八つの玉
(水心子) 黒い霧を消してゆく
(大典太) 呪いは終わらぬぞ 永遠に

(水心子) 光り輝く八つの玉は
(水心子) 天に昇り 八方へと飛び散った


(6人) この世に生まれたわけも
(6人) 歩むべき道の行く先も
(水心子) 全て導かれるのか
(6人) それとも己で切り開くのか

(篭手切) 物語はいつも
(松井) 突然始まる
(桑名) 物語はいつも
(五月雨) 突然終わる
(豊前) 物語はいつか
(村雲) 必然と気づく
(水心子) 物語はいつも
(大典太) 誰のもの
(6人) 誰でもない あなたのもの

(水心子) 愛する伏姫が託した
(水心子) 希望の八つの玉 手にするは八人の剣士
(水心子) 約束しよう この私が必ず見つけ出す
(7人) ここから始まる物語


(玉梓が犬坂家を襲う)
「やめてくれ!」「離れろ!」
「おのれ...!」
「しっかりしろ。ほれ立つんじゃ!」
「いやあ!」「父上...!」「父上...どけ!」
「やめろ!」「やめろー!!!」
「母上..!離せ離せ離せ!」
「やめてくれ!」
「おのれ...はあはあ...」

(奥の間から聞こえる赤子の泣き声)
(赤子を抱き抱える玉梓)






M2『まことの舞(アカペラ)』/
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:和田俊輔 振付:桜木涼介 所作指導:花柳輔蔵


(毛野の舞)
(村雲)
降り出した雨が かき消してゆく
悲鳴も泣き声も 肉を断つ音も
降り出した雨が...

(村雲) 「なあ。いつなんだ。
(大典太) いつ?とは。
(村雲) 家族の仇を晴らせるのはいつだ、と聞いている。
(大典太) 見つかれば、いつでも。
(村雲) では、いつ見つかる。
(大典太) それは童の預かり知らぬこと。
(村雲) 惨殺の際、家から盗まれたと思われる落ち葉の刀、
(村雲) それを持つものが敵に違いないのだ。
(村雲) 旅一座に潜り込み各地を回ってきたが、
(村雲) 仇の消息は一向に掴めそうもない。
(村雲) 十数年も前の事ともなれば、致し方ないさ。
(村雲) 己を捨て、女と偽り、武芸を磨いてきたのは全て。仇を欺くため。
(大典太) ああ。そうだね。
(村雲) お前はあの晩、本当に何も見ていないのか。
(大典太) 何度も言っただろう。
(大典太) 童が赤ん坊のお前を見つけてきたときにはもう、
(大典太) もう愛する家族は窮屈に折り重なった屍だったと。
(大典太) 床下に隠されていたお前だけが、生き残り。
(村雲) くそっ。
(大典太) お前の舞は好きだよ。滲み出る怨讐がたまらない。
(村雲) ...やめろ!
(大典太) 時は来る、必ず。
(村雲) もう...!待ちくたびれた。
(大典太) まもなくだ。はっはっは!
(大典太) 随分と長い間待ち詫びた時が間もなく訪れる。
(大典太) おのれが何であるか、やっと自覚するのさ。
(大典太) ...ずっとずっと、待っていた。
(大典太) やっと...!ははは!」






M3『交わる想い』 /
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:和田俊輔 殺陣ステージング:清水大輔


(水心子)
「伏姫の死から十数年。暫くは穏やかな日々が続いておりました。
日照り続き年時や、底知れぬ寒さに襲われた年もありましたが、
人々は実に根気強く、しぶとく生き抜いて参りました。
しかし!ここ最近。天変地異と申しましょうか。
誰かの呪い、誰かの祟りと言わざるを得ないような、
そんな怪異が起こるようになったのです。
恐らくは、玉梓の呪い。
早く八つの玉に選ばれた八犬士を集めなければ。

武蔵野国、豊島の郡、大塚村。
幼くして身寄りを失くした犬塚信乃は、
村長の家へと引き取られました。
世話係の犬川宗助。そして先に養子となっていた、
浜路という、少々ガタイの良い娘。
三人は、兄弟のように育ったのです。」


(松井) 「どうした浜路?そんな遠いところではなく、
(松井) もっと近くで見たらどうだ?
(篭手切) そうですよ浜路お嬢さん。
(豊前) ううん。私はここでいいわ!
(豊前) ほら、遠近法って大事だから!
(豊前) 遠近法!
(豊前) とにかく、浜路はここから見守るわ~!
(松井) そうか。
(篭手切) あぁ...
(豊前) えぇ!
(松井) 随分遠いんだな。
(豊前) 近いわ。
(松井) そうか。
(豊前) えぇ!

(松井) よし。宗助。始めるぞ。
(篭手切) はい。今日は、負けませんよ。信乃さん!
(松井) はっ!
(2人の殺陣)
(松井) 手を抜くな宗助。
(篭手切) 手など抜いておりません!
(松井) いつも言っているが、敬語はやめてくれ。
(篭手切) そういうわけにはいきません。
(篭手切) 俺は、信乃さんと浜路お嬢さんの世話係ですから。
(松井) はっ!
(篭手切) おっと。
(篭手切) はぁ...!
(松井) はっ!

(手拭いを差し出す浜路)
(豊前) はい。
(篭手切) ありがとうございます。
(松井) そんなに膝を曲げてどうした?
(豊前) お気になさらず。はい。信乃さんも。
(松井) ありがとう。
(豊前) みたなみたなみたな...
(篭手切) 失礼します。
(松井) 衣服の乱れなど構うな。
(篭手切) 俺が気になるんです。
(豊前) 宗助は、身なりに厳しいものね。
(篭手切) うん。
(篭手切) ......よし。
(松井) 俺は宗助を、友だと思っている。
(篭手切) 信乃さん。
(松井) それも、ただの友ではない。
(松井) 俺の左腕にあるこの痣、そして、
(松井) お前のここにも、瓜二つの痣がある。
(篭手切) 俺には見えないんですけど。
(松井) あるんだよ。
(豊前) ええ。はっきりと。
(松井) それだけじゃない。俺とお前は、同じ玉を持っている。
(豊前) 信乃さんのが"孝"で宗助のが"義"!
(松井) これが何を示すのかは分からない。
(松井) だが、俺と宗助が確かに繋がっているという証であることは、間違いない。
(篭手切) そうですね。
(松井) ああ。
(松井) 最近、各地で原因不明の怪異が起きていると聞く。
(松井) 俺は決めたんだ。共に育った浜路と宗助を何があっても守り抜く。
(松井) そのために、強くなると。
(豊前) 信乃さん...!
(松井) だから宗助。稽古とはいえ手を抜くな。
(篭手切) はい!


(篭手切) 幼き頃から 何一つ変わらない
(篭手切) 真っすぐな瞳を 真っすぐな心も
(篭手切) 守り抜くのは 俺の方です
(篭手切) 必ずあなたを 守り抜きます

(松井) 幼き頃から支えてくれた
(松井) 真っすぐな瞳で 真っすぐな心で
(松井) 俺と宗助を結びつける 不思議な縁は何を示すのか

(豊前) 交わる刀から
() 伝わる思い
(豊前) 交わる視線から
() 伝わる決意
() 強く 強くなりたい
() 守り抜きたい

(篭手切) 「なんだ?」
(松井) 「黒い、霧...?
(水心子) 「その時、浜路の叫び声が...」
(豊前) 「イヤァーーーーーーーー!」

(大典太) 八犬士よ 与えてやろう
(大典太) 塗炭の苦しみ
(大典太) 「はっはっはっはっ!」
(松井) 「浜路ー!!!」
(篭手切) 「...!これは、浜路お嬢さんの髪飾り」
(松井) 「あの黒い霧は一体...」
(篭手切) 「不気味なほどの怨念を感じました」
(松井) 「ああ」
(篭手切) 「八犬士...八犬士とは俺たちの事でしょうか」
(松井) 「わからない。だが、とにかく浜路を探そう」
(篭手切) 「はい」

() 交わる刀に誓う約束
() 必ず浜路を助け出すと
(松井) 「手分けして探すぞ!」
(篭手切) 「信乃さん!決して無茶はしないでください」
(松井) 「それは約束できない」
(篭手切) 「では...!無茶をしてでも、生き抜いてください」
(松井) 「わかった。約束しよう!」

(水心子)
「二人は落ち合う場所を決め、
それぞれに、浜路を探しに旅立ったのです」

(豊前) 「はあ。
(村雲) 水だ。
(豊前) !...ありがとう。
(豊前) はっ。あの~...
(村雲) ん。
(豊前) 飲めないんですけど...
(村雲) んぁ。
(豊前) 低すぎます、高すぎます
(豊前) ばかなの?あなた。
(村雲) え?
(豊前) あほ?
(豊前) ん。
(村雲) チッ。
(豊前) え、ちょ。角度をこう、角度をこう。
(豊前) ん。
(豊前) んぁあ。うまっ。
(豊前) あの、あ、すみませ、ちょっと、シクシクシク。
(豊前) 縄が痛いなあ!
(村雲) うるさいなあ。
(豊前) シクシクシク!
(豊前) 縄が食い込みまくって痛いなあ。
(村雲) 黙れ。
(豊前) 私は浜路、突然黒い霧に襲われて、
(豊前) 気が付いたらこんなところに居たの。
(村雲) 聞いてないけど。
(豊前) シクシクシク!!!
(豊前) なわ~が~食い込みまくって~痛いなあ↑
(豊前) オワーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
(豊前) 早く。早く解かないと...
(豊前) オワーーーーーーーーーーーーーー!!!!
(豊前) 早く。ほら。
(豊前) あ、あ、お、オワーーーーーーーーーーーー!!!!

(豊前) 早く。
(村雲) だるっ。
(村雲) んもう、わかったわかった。
(村雲) じゃあ、縄は解いてやるが、お前その代わり絶対逃げんなよ。
(豊前) はい。
(村雲) 逃げたら俺がやられる。
(豊前) ありがとう。
(豊前) あなた、お名前は?
(村雲) お、でかいな。
(豊前) あ、やだ。ちょっと。
(村雲) おい。
(豊前) 必殺!遠近法!
(村雲) え?
(豊前) あなた、お名前は?
(村雲) 俺は......忘れた。
(豊前) そう。じゃあ、思い出すまで、"名無しの君"って呼ぶわ!
(村雲) は?
(豊前) ダメかしら。
(村雲) ...勝手にすれば。
(豊前) ふふふ。
(村雲) うっ...はあ...!
(豊前) 大丈夫!?はぁ...!!
(大典太) ははは!童が捕まえてきた大事な獲物をどうするつもりだったんだい。
(村雲) どうもしないさ。
(大典太) この娘は、餌だ。
(村雲) 餌?うっ。
(大典太) おびき寄せられてやって来る者共の前で、
(村雲) うっ...
(大典太) 嬲り殺すのが楽しみだ。ははは。
(村雲) どうしてそんなことを。うっ...
(大典太) 今宵もの恨みの舞を舞うのだろう?
(大典太) 顔は、綺麗なままにしておいてあげたよ。ふふふ。
(村雲) うっ...
(大典太) はっはっはっはっは...!」






M4『人違い捕物帖』/
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:和田俊輔 振付:桜木涼介 殺陣ステージング:清水大輔



(水心子) 「その頃。信乃が分かった先は、まさかの...!」
「居たか?」「いや、こっちにはいねえぞ。」
「そっちには?」「いやおらん!」
「ええい!見つけ出せ!」
(水心子) 「大捕り物の真っ最中でありました」

(松井) 「なんだ?やけに騒がしいな。
(盗人) うわっ。
(松井) いたっ。
(盗人) てめえ!
(松井) すまん。
(盗人) いいよぉー!
(松井) ありがとう。
(松井) うっ。
(松井) このっ!
(五月雨) いたぞー!
(松井) 不意を狙うとは、卑怯者め!
(五月雨) 悪党に卑怯者呼ばわりをされる謂れはない。
(松井) 悪党?
(五月雨) 覚悟しろ!俺は犬飼現八。
(五月雨) 悪党を捉えるのが役目だ。
(松井) どう見てたってあんたの方が暗殺とかしそうだが?
(五月雨) 俺が暗殺だと?
(松井) だって、なんかシノビみたいな格好してるし。
(五月雨) 黙れ悪党!
「御用だー!御用だ御用だー!」
(松井) おいまて!俺は何もしてないぞ!
(五月雨) 悪党ってのはな、みんなそうやって言うんだよ。」

(五月雨)
盗み 放火 見逃さぬ
悪は俺が取り締まる
逃げても無駄さ 俺の長しい手が
お前の行く手阻む

(松井) 「怪我はさせたくない!」
(五月雨) 「悪党がほざくな!」

(五月雨) 嘘か 真か 見極める
(五月雨) 悪は俺が追い詰める
(五月雨) 隠れても無駄さ
(松井) 隠れてなんかないだろ
(五月雨) 嘘ついても無駄
(松井) だから嘘じゃないって

(松井) 「嘘じゃない!」
(五月雨) 「うるさい!」
(松井) 「信じてくれ!」
(五月雨) 「黙れ黙れ!」

(桑名) 「黙るのは現八の方かな」
(五月雨) 「そこをどけ!小文吾!」
(桑名) 「現八だって気づいてるんだろ?」
「(五月雨) あ?」
(桑名) 「彼が嘘をついてないってさ」
(五月雨) 「う...」
「(桑名) 気付いてるくせに、」「
(桑名) 「引くに引けなくなったんだよね?」
(五月雨) 「うるさい」
(桑名) 「はは」
(五月雨) 「笑うな」

(桑名)
自分でも分かってるだろ
早とちりな上に無鉄砲
強すぎる正義感と 高すぎる自尊心
(五月雨) 「何を分かったことを」
そりゃ分かるでしょ
双子のように 育ったんだ
好きなもの 嫌いなもの
全部 知ってるよ

(五月雨) 「逃げている盗人と特徴が似ていたんだ!」
(桑名) 「言い訳の前に」
(五月雨) 「なんだ」
(桑名) 「なんだじゃないだろ」
(桑名) 「ほら、謝って」
(松井) 「あ、いや別に...」
(桑名) 「だめだよ、こういうのはちゃんとしないと」
(五月雨) 「...悪かった」
(桑名) 「よくできました」
(五月雨) 「...」
(桑名) 「ははは」
(五月雨) 「くっ」

(桑名) 人違い捕物帳 これにて一件落着

(五月雨) 「はぁ!?まだ盗人は...!」
(桑名) 「さっきあっちで捕まったってさ」
(五月雨) 「くそっ」





M5『不思議な縁 壱』 /
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:YOSHIZUMI 振付:桜木涼介



(桑名) 「あ、うちの現八が迷惑をかけたね。怪我はないかい。
(松井) 大丈夫だ。
(桑名) よかった。俺は犬田小文吾。
(桑名) 現八とは血は繋がっていないが、ずっと一緒に育ってきた仲なんだ。
(五月雨) 赤ん坊の頃、小文吾の親父さんに拾ってもらった。
(松井) 俺にも、小さいころからずっと一緒の親友が居る。
(桑名) そうか。
(松井) あぁ!
(松井) ...そうだ。このあたりで、黒い霧を見なかったか?
(五月雨) 黒い、霧?
(桑名) いや、見てはないが。
(五月雨) 黒い霧がどうしたんだ?
(松井) ...!その痣...!
(五月雨) あぁ。目立つだろう。だから仕事の時は決まって...
(松井) 俺にもあるんだ!
(桑名) え!?
(五月雨) あ?!
(松井) ほら。
(五月雨) 同じ...だな。
(松井) もしかして、こういう玉...持ってるか?
(五月雨) ...!
(松井) えっ...!
(松井) まさか...!こんなことって。」

(松井) 見えないけど
(五月雨) 聞こえないけど
() 確かに繋がっている
(↓・) 不思議な縁

(桑名) 「実は俺も!
(松井) えぇ?!
(五月雨) 俺のは信(しん)で
(桑名) 俺のは悌(てい)
(松井) 痣は何処にあるんだ?
(桑名) ああいや、痣は...
(五月雨) 見せてやれよ!小文吾。
(松井) あぁ!
(桑名) ...わかったよ。
(桑名) 俺のは...!
(松井) え?
(桑名) ここ。
(松井) そこォ?!」





M6『妹との約束』 /
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:和田俊輔 振付:桜木涼介 殺陣ステージング:清水大輔


(水心子)
「一方。浜路探しに明け暮れていた宗助は、何の手掛かりもつかめないまま、
信乃と落ち合う場所へと向かっておりました」

(篭手切) 「はあ。浜路お嬢さん。はあ...
(篭手切) ああ...すいません。あっと...
(篭手切) えぇ...
(豊前) なんだどけ!
(篭手切) あ、どうぞ。
(豊前) ...!ちょっとまったー!!その髪飾り。
(篭手切) ああ。知人のものなんです。
(豊前) ええい!
(篭手切) え?!おっと...!
(豊前) 貴様か!浜路を連れ去ったのは!
(篭手切) ちょ、ちょっと待ってください!
(豊前) ええい!
(篭手切) だから、俺も浜路お嬢さんを探してるんです。
(豊前) 戯れ言を申すな!ええい!浜路はどこだ!
(篭手切) くそ。わからずや!
(豊前) おのれ!くっ...!
(篭手切) 話を聞いてください!
(豊前) 黙れ!ふん!はああああああ!
(篭手切) 火遁の術...!?熱っ!
(豊前) さぁ!吐いてもらおうか!浜路は、我が妹はどこだ!
(篭手切) 妹!?
(豊前) ええい!!」

(豊前)
幼き頃 父は主君を守って 命を落とした
まだ赤ん坊だった 妹は ある村に預けられた
「それが大塚村だと最近分かった」
別れの時 私は約束したんだ 命を懸けて
まだ赤ん坊だった 妹に 必ず迎えに行くと
やっとの思いで 会いに行ったが
妹は攫われたと言われた

(豊前)
「この髪飾りは、別れの時私が浜路に渡したものだ。
亡き母の手作りであるこの髪飾りはこの世に二つと存在しない。
それを持っていたお前を、疑わずしてなんとする!」





M7『不思議な縁 弐』 /
作詞:浅井さやか 作曲・編曲:YOSHIZUMI 振付:桜木涼介



(篭手切) ちょっと待ってください!
(豊前) 問答無用!
(篭手切) くっ!
(篭手切) ちょ、お兄さん!
(豊前) 誰がお前のお兄さんだ!
(篭手切) 兄者!
(豊前) 来やすく呼ぶな!
(篭手切) アニキ!
(豊前) その呼び方は、嫌いじゃないな...
(豊前) なんていうと思ったか!
(篭手切) くそ、熱っ!
(豊前) 覚悟ォ!
(篭手切) 確かに、浜路お嬢さんの面影が...
(豊前) ええい!おら!
(篭手切) というか、そっくり過ぎません!?
(豊前) 離せ!
(篭手切) 俺、嘘は言ってません!
(篭手切) 突然黒い霧が現れて、お嬢さんは姿を消しました。
(豊前) 黒い、霧...?クッ...!ぬぁ...!
(篭手切) どうしました?
(豊前) わからん。急にここ(左肩)が疼き出して。
(篭手切) コブのようなものがあります。
(豊前) 生まれつきだ。
(豊前) しかし、このように疼くのは初めてだ。
(篭手切) なんなんだこの疼きは...!
(豊前) うぁ!辛抱溜まらん!切ってくれ!
(篭手切) は!?
(豊前) 頼む...!
(篭手切) えっと...!
(豊前) ええい頼む!
(篭手切) 分かりました。
(豊前) 早く...!
(篭手切) 御免...!!
(豊前) うぁあ...!
(篭手切) これは......!!!
(豊前) あ...?なんだ、玉...?
(篭手切) 切ったコブから飛び出してきたんです。
(豊前) 何か、文字が...忠(ちゅう)?
(篭手切) あの。これと同じものですよね。
(豊前) ...は、同じだな。
(篭手切) 俺のは"義"です。
(豊前) ...!光った...!?どういうことだ。
(篭手切) あっ...!この痣。
(篭手切) これ、俺のここ(背中)にもありますよね。
(豊前) 牡丹柄の痣。これも同じだなぁ。」

(篭手切) 見えないけど
(豊前) 聞こえないけど
() 確かに繋がっている
() 不思議な縁

(篭手切) 「ついてきてください」
(豊前) 「あぁ」


(水心子)
愛する伏姫が託した
希望の八つの玉 手にするは八人の剣士
同じ玉 同じ痣 選ばれし者たち
長きに渡り 探し続けてきた
呪いを打ち砕くため



M8『まことの舞』
M8~M14🐾







  江 おん すていじ ~新編 里見八犬伝~


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※パート分け、歌詞は予想の段階であり、確証を得るためのものではありません。
ミュージカル『刀剣乱舞』公式
江のもの 6振新曲 ごうのよしひろ とうけんだんし 刀剣男士 formation of 江おんすていじ ごうおんすていじ 刀ミュ go on stage 歌詞 らぶフェス2022 歌詞パート分け 歌詞割り FNS歌謡祭 刀剣乱舞 Team江 ちーむごう

22/12/11