名だたる温泉地として知られている鬼怒川温泉街。それについて疑問を挟むつもりは全くございません。でもやっぱ物足りなさを感じてしまったのは今回のツアーでした。ゆえにいつもの温泉情緒を感じる渓谷写真でオープニングを飾るのではなく、東武鉄道の駅前写真でスタートすることにします。
その鬼怒川温泉スタンドには今年の年明け早々訪問しております。その時の記事はこちらになります。
この時と前回は100円で100リットル、しかと汲ませてもらいました。
しかし、今日は200円投入して、160ℓしか出てこない。元気無いんとちがう?
事務所に文句つけたら何とか残りを満たせて汲む事ができるのでしょうが、今回はそれは止しにしましたよ。悪いけれども廃墟の目立つ鬼怒川温泉街であってもC国語など外国がやたらと耳をつんざいてけどくる。人の賑わいはそれなりに感じることはできましたが、けったくそ悪いので足湯は止しました。
そんな時どうするか?今日は天気も良かったので10キロほど遡って川治温泉を訪ねることにしました。
前回訪問時の記事は以下の通りです。この時もメインではなかったのですね。
それでも静かで趣深い温泉街は捨てたものではありません。この鄙びた感、といっても決してさびれたわけではない生活密着型のぬくもりを感じさせる川治温泉、どことなくほっこりさせてくれます。ぬるめの足湯も良い。「やけどの鬼怒川、傷の川治」と古人は詠んだそうですが、合戦などで受けた傷をここで癒したのでしょうか?遥か彼方の時代へと思いを飛ばせてくれる静けさが何とも言えない魅力です。
足湯のある公園から見て対岸にある「薬師の湯」。キャンプ場に併設された施設だそうですが、もちろんこちらのほうが断然古い。YouTubeなどで動画が紹介されているので詳しくはそちらをご覧ください。
というわけでポリタンク2個分、源泉をいただきました。無料ですが、駐車場までの往復を考えるとこれぐらいにしておいた方が、と思うわけでゆえにメインに取り上げる場所ではないのですね。
最後にこの辺りの温泉マップ。さらに奥へ行くと湯西川などディープな愛好家お勧めの温泉地もあるようで、この辺り実に奥深い。でも、車にポリタン10個200キロ積んで帰路に就く身には自宅での我が家温泉で疲れをいやすことにいたします。