いきなりタイトルだけ読んで面食らった方もいるかもしれませんが、これには訳があります。
というのは「靖國神社崇敬奉賛会」が募集した「靖國の桜を守る」と題されたクラウド・ファンディングの返礼品が届いたのが実際の桜が散った四月下旬のことで、下の写真のキーホルダーを使うことができるようになったのは実質5月になってからということになります。
 

 合成樹脂の中に封じ込まれた桜花、今年のものなのだろうか?という野暮な推測は置いておいて、返礼品の中に靖國の宝物館である「遊就館」の招待券も同封されておりました。いつでもいいのだけれども、行くなら早く予定を立てるべきですよね、でなけりゃそのうち忘れてしまう、ということで参りました。

 

 今ではおとな一名1000円もする遊就館の内部を見学するのは正直10年以上久しぶりのような気がします。この日の靖國も参拝者は絶えず、外国人とみられる若者も少なからず見受けられましたが、基本的な神社参拝ぐらい抑えとけよ、と苦情も言いたくなるのもわかる気がします。現実に御手水をとる場所では柄杓が撤去されていました。

 

 偶然ですが、売店で見つけた土産物。なんとなく気に入って家族に買って帰りました。

そしてわしは渋谷を目指します。このルート、昨秋も経験したかもしれません。

 

 

 そう、渋谷に行ってさくらちゃんに会わなくっちゃ、なんて。

で、渋谷の人ごみの中で出会ったのは、

 

 誰やこれ?以前見かけた顔やけれども、元気にやっているんやね、

でも今のわしにはこの顔にもオムライスにも用はありません。

 

 宇田川町にある「天下一品」。今日は暑いしこってり食べるの、きついんとちゃう?とどこかで囁く声も聞こえてはきたのですが、着丼してひと口すするとあら不思議「これや、これ。今のわしに欠けているのはこの栄養素や」というわけで、渋谷での栄養補給、スタミナ源の確保としてふるさとの味にたどり着いてしまいました。

 

 渋谷区神南にあるかのNHKホール。年末大晦日には紅白歌合戦も行われる音楽関係者にとっては聖地のひとつといっても過言ではなかろうスタイジではありますが、

 

 今夜の主はわれらがさくちゃん。いっぱい人がいるなあ。それこそ老若男女問わず、ファン層の広さ、特に同性から共感を得ているって強みなのかもしれないですよね。それだけ音楽性の豊かさを表しているのかもしれませんよね。

 

 開演前のスタイジはこんな風です。2時間のコンサート、圧巻でしたわ。6度目のライブにて初めて席に座ってゆったり に浸れるかと思ったら、音的にはそうなんだけれども、大きいキャパですね。オペラグラス用意した方が良かったかも、とか余計な事考えたりしてね。半年前とは選曲もコンセプトもまるで違って、そこに戸惑いを感じるどころか、「しっかりやるんだよ」というより強い生命力を感じるメッセージと受け止めさせられました。すげえな、次は何を見せてくれるのだろうと思いながら品川19時45分発の「ひたち27号」で土浦駅に着いたのは定刻20時39分のことでした。