11月、つまりは霜月に突入です。日も短くなり、朝夕めっきり冷え込んで参りました。

 昨年から土浦の花火として知られる全国花火競技会も、気候変動の影響もあり、この時期に開催されております。開始時刻も午後五時半と早くなったのは、ある意味いい事かもしれませんね。

 

 上の動画は競技品目ではなく、大会終了を告げる送り火の意味を持つフェアウェル花火とでも言えるものでしょう。

 今日の主題は花火ではなく、プロ野球の日本シリーズです。ちなみにこの晩はオリックスの山本投手の前にタイガースは圧倒されて負けました。

 

 しかし、その翌日、京セラドーム大阪は、タイガースを愛する多くのフアンの歓喜に包まれました。説明不要です。みんないい顔をいています。その中でとりわけ嬉しそうなのが今年不動の四番打者を務めてくれた大山くんでした。

 茨城県出身の彼の家族が蕎麦屋を営んでいることは、近隣では知られており、セ・リーグの優勝を決めたときもわしら夫婦して訪れております。その時の記事はここです。↓

 

 

  あれから二か月。わが虎はクライマックスシリーズで新井さんたちを寄せ付けず、何かと話題になった日本シリーズにおいてもパリーグの王者を激闘の末勝ち抜き、感動の日本一へと上り詰めました。

さて、それから6日たって週末の土曜日、やっぱり嫁と一緒に来たくなりました。もちろん、おいしいそばを楽しみたいからです。

 

 日本一でも控えめな虎のマーク。そらそうや、茨城の田舎ではすべてがタイガースファンというわけにはいきませんから。

今日は駐車場で「なにわ」ナンバーの車も来ておりました。縦じまのユニを着た人が「俺、あの日、生で見たよ」と誇らしげに話しておりました。もちろん、聞き手はウル虎のユニに身を包んだ大山選手のお姉さん?

 

 次に来るときはファーストミットに替わっていたりして。いろいろ言われても虎の四番を一年間通してくれたのは、大山君だからできたのかもしれません。かつてミスター・タイガースと呼ばれたバッターは、田淵さんは東京出身、掛布さんも千葉県出身です。日本シリーズでも「みんなの声援賞」を受賞するというのは、キャラ的にミスタータイガースにふさわしいかもしれませんね。知らんけど。

 

 厨房ではお父さんが一人でてんぷら揚げたり盛り付けしたりと奮戦しているので、手のかかるオーダーは止そうと思い、「せいろそば大盛」+「かも汁」にいたしました。このつけ汁、なかなか良い。戸郷も帰ってきた大野雄大もカモにしてやる、なんて偉そうなことは言いませんが、甘めのそばつゆと交互に楽しむ事はとても愉快かな。優勝の味、ごっちゃんです。

 

 会計を終えて、いただきました、店の名刺。思わず「家宝にします」と宣言しました。次に日本一が38年後やったら、わしはもう、この世にはまずいない。来年も勝とう、これからも応援します。素晴らしいシーズンをありがとう。