2021年4月 | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

この記事は鈴盛農園鈴木の当時のSNS投稿をまとめたものです。

 

今日は碧南商工会議所の新就職者を励ます会でした。

 

鈴盛農園からはこの春入社してくれた山本梨華ちゃんが参加しています。会の後は今日と月曜の二日間で新入社員研修が行われます。

 

業務に関しての研修は日々こちらで行うとして、基礎的なビジネスマナーなどを学んできてもらいます。

 

こういった研修のレポートや適性検査の結果などを参考に本人と面談しながら複合的に判断してその人にあった働き方を考えていきます。

 

今日も午後から取材。週末は団子の出店イベント3つ。

 

昔なら人参の出荷が終われば少しだけ心と体の休息がとれたけど、人参の出荷が周年に近い状態になったし色々やりすぎてスイッチを切れる瞬間がなくなった。

 

自滅するのが先か、人が育つのが先かというような状況ですがまぁ大丈夫でしょう。

みんなを信じて、肩の力を抜いていきます。

1人以上、室内の画像のようです

 

人参も毎日大爆発中!団子の方も明日は明石公園桜まつり、明後日は日進春まつりとひまわり村桜まつりのダブル出店と盛り上がってます。

 

袋詰めや団子の仕込みなどきっちりやろうと思うとやっぱりみんなが帰った後ごそごそ残業するしかない。

 

日付が変わるころには終了するけど夜中まで倉庫の電気がついてると何となく怪しいと思われちゃうよなぁと思いながら外に出ると…

 

倉庫の向かいの畑で家庭菜園を楽しんでらっしゃる方が発電機動かして投光器をつけて農作業やってました。大体いつも夜遅くまで発電機動いてるけど、ここまで遅い時間にやってるのは初めて。

 

真夜中の畑仕事というアンバランスな光景を見て、改めて農家が夜中に仕事するのはやめといたほうがいいなと思いました。

早く寝よ。

 

室内の画像のようです

 

放送予定だったウドちゃんの旅してゴメンは来週に延期になりました。残念!

 

来週はもう一本テレビがあるのでできれば分散したかったー。しっかり備えます。

 

今日は団子ダブル出店でしたがどちらも完売!途中で追加投入しましたがそれでも足りませんでした。地元の皆様ありがとうございました。

 

ハチはコロナ禍の時期に立ち上がったという事もあり、当時は出店場所からも密を避けるため行列は極力作らないようにという要請もありました。運営オペレーションを効率化してひたすら回転を早めましたが、そのせいでキッチンカーらしくないと言われることもありますし、暇そうに見えると言われることもあります。

 

あえて非効率的な部分を残して長い行列を作るくらいが人気店に見えるのは間違いないのですが、僕含めて線が細いスタッフが多く、お客様をお待たせしているプレッシャーの中ではパフォーマンスが発揮できません。

 

ただ、せっかく素材もタレも餡もこだわってるのに淡々と販売するだけなのはもったいないので、もう少しエンターテイメント色を強くすることにしました。

 

一歩一歩、進んでいきます。

 

フルーツ、デザート、室内の画像のようです

米作りの季節なので半田に出勤することが増えてきました。ごそごそやってます。

 

鈴盛農園は就農当初から機械、車を常に綺麗にするように心がけてきました。碧南の農園では洗車スペースがなく申し訳ないながらに道路で洗車をしていました。半田のライスセンターは洗車用のコンクリートのスペースがあるので遠慮なく機械が洗えて嬉しいです。

 

向かい合わせの倉庫のうちひとつが乾燥機や籾摺り機、精米機に冷蔵庫などが設置されていて、もう一棟には機械を収納しています。整備スペースと休憩スペースも作りましたがまだ広々としています。稲作部門が大きくなるに連れてまだまだ楽しいことができそうです。

 

 

今年からまったく別の地域で新しく始めた稲作の関係で、

「他の方々は掛売で結構ですが、あなたはどこの誰かもわからないし信用が無いので毎回現金でお支払いください。」

と言われました。

 

懐かしい!この感じ!

 

新規就農者が浴びる洗礼だ!

 

改めて10年ぶりの新規就農をしたんだなぁとひしひしと感じました。

 

底辺からの這い上がりには慣れています。また一からコツコツがんばっていこうとゾクゾクしました。

 

写真の説明はありません。

 

リアルタイムではこそばゆくって見てられないけど、2回目を録画で見る時は安心して見てられます。

 

相手が何を描こうとしていて何を欲しいと思っているか、それを考えて喋れた人の言葉が放送では採用されていると思います。これは全然テレビに限った話ではなく、相手の気持ちをくみとるという意味で普段の仕事においても大切なことです。スタッフたちには放送を見て答え合わせをしてもらいたいと思います。

 

今年から始まった稲作の方もすでにいくつかの局から取材の依頼があり、良いプレッシャーになっています。面白いことしないとね。

 

しかしこの腕組み写真いつか何かでやらされる時が来るとは思っていたけどついにきました。これは結構恥ずかしいんじゃないか…?と思いながら撮影してもらいましたが、うーん意外といい感じ!

 

今回も非常に素晴らしくまとめていただきました。バドミントン元日本代表オグシオコンビの小椋さんに生き方がカッコいい!と褒めてもらったのでビールが美味しいです。ありがとうございます。

 

 

【今年度も鈴LABO研究活動スタート】

 

JERA(中部電力と東京電力の合弁会社)と豊橋技術科学大学の「クリンカアッシュの農耕地土壌改良材としての適用性研究」に参加させていただきます。

 

大学内での試験を終え、フェーズ2として営利栽培での畑地試験を鈴盛農園が担わせていただきます。

 

保水性、保肥性に優れるクリンカアッシュで畑がどのように変わっていくか楽しみです。

昨年度は株式会社味の素ヘルシーサプライ様と一緒にバイオスティミュラント資材の実験をさせていただきました。良い結果を得られたこともあり、早速今年からの稲作にも資材を導入しております。

 

毎日色々、楽しくやってます。

 

 

ついにきた!クボタ純正農業機械のガラス系ボディーコーティング!

 

農業機械にもっと綺麗の概念を、とずっと考えてきているのでこの市場の動きは楽しみです。

 

写真の説明はありません。

 

ついに冬人参の収穫がすべて終了しました。この冬の間もご利用いただいたお客様本当にありがとうございました!

 

今月末頃からトンネル栽培の春人参が始まり、寒冷紗栽培の初夏人参、露地栽培の夏人参と七月頃まで人参が続きます。

 

稲作の方も動き出していて、今日も苗田にコシヒカリ苗を並べてバイオスティミュラント資材を散布。田植えが楽しみです。

 

今期で手応えを掴んで、来期からの方向性を固めます。

 

草の画像のようです

 

出てる出てる!

 

子供が持ち帰ってきた教科書にうちのメンバーが出てる!

 

研修にきてた白井君も出てる!

 

うちの機械もいっぱい出てる!

 

制作協力させていただいた教科書がついに世に出ました。

 

僕はカメラマンなので残念ながら自分は出てないですが妙に嬉しいです。

今年度も引き続き校内農園も担当させてもらいます。

 

農業の勉強は鈴盛のおじちゃんに任せとけよー!

 

 

先月までニンジンばかりだった鈴盛農園の畑も、カラフルポテトやサトイモにキクイモにラディッシュなどが発芽して活気づいてきました。畑の見回りの楽しい季節です。

 

まもなくサツマイモの定植、マコモタケの田植えも始まります。

今年からタマネギとジャガイモはどんどん減らす方向で、その分キクイモは今年も品種と面積を増やしました。

 

気づけばこの辺りも初夏の露地ニンジンを作る生産者が非常に増えました。一昔前は独占状態でしたが皆さんさすがに好き放題はさせてくれません。品質を上げる方法を模索していきます!

 

稲作を始めた半田市はお隣と言っても海を挟んでいるので毎回有料の海底トンネルを使って通勤です。

 

そのおかげもあってか明らかに違うエリアに来たなと感じる事ができます。

 

碧南は畑で野菜、半田は田んぼでお米。

 

専業農家にゴリゴリに鍛えられる碧南と兼業農家の多い半田。

 

農業という産業の地域でのポジションも違う。

 

風も、土も違う。

 

同じ農業といえども別物。

 

第三者承継で始めた稲作、先代のおばあちゃんが顔を合わせるたびに言います。

 

「あんたのことも子供のように思っとるよ、でもね、やっぱりね、ほんとは息子に継いでもらいたかったなぁ。それが一番いい。一番いいから。」

 

ガチガチの本音。

 

農業に限らず様々な業種で後継者が見つからず廃業しているところが山ほどある。

 

できることなら実子に継いでほしい、これは日本全国で溢れる声だと思う。

 

しかし。息子さんは不動産業で大成功されています。僕が今回継いだ面積でのお米の売り上げくらいならおそらく数時間(数分かな?)で稼ぐような人です。

 

色んな想いを浴びて、色んな違いに触れて、その間に当事者として立つことで、農業の弱さや儚さをこれまでとは違うレベルで知ることができた気がします。

 

そこはかとなく漂うモヤモヤした切ない何かは、結果を出すことでいつの日にか晴れていくことでしょう。

 

人生人それぞれ。僕がやれることといえばこの半田の地で米を作ることくらいですので、気負わず自分の思う道を進むのみ。

 

もうすぐ田植えです。

 

草、自然、道路、木の画像のようです

 

今日は小学校の校内農園で農業の勉強!

 

冬に人参が終わった畑を耕して、サツマイモを育てるための畝立てとマルチ張りを行います。

学校に行く機会も増えて地域の子供たちとも顔を合わせる事も多くなりました。

 

農園の倉庫の前を散歩しながら、ここは人参屋さんだよ!私知ってる!鈴盛農園だよ!などなどお母さんお父さんに教えてくれている子供の姿をたまに見ます。

 

嬉し恥ずかしで、人見知りな僕はすぐに奥に引っ込んでしまいます。

 

連日半田に出勤して田植えの準備! 

 

朝から暗くなるまで田んぼに向き合う日々です。大面積を抱える稲作農家さんは時間がいくらあっても足りない気持ちだろうなぁ。

 

愛知用水の水がこないトラブルがあり、急遽コシヒカリとあいちのかおりのエリア変更。

明日からの雨ももらって代かき、田植えと進めていきます。

 

この田んぼは右を向くと隣のイチゴ狩り園さんから芳醇な苺の香りが漂い、左を向くと牛舎から動物の匂いがします。それが何故かいい感じ。

 

いやー!農業やってる。やっぱ農作業って楽しい。

アウトドアの画像のようです

 

本日代かきスタート。

 

終わったら毎回トラクターと作業機の洗車。

綺麗な機械で作業、しっかり草刈り。

 

地域の暗黙のルールなどまだまだわからないことばかりなので、とりあえず最低限の事を守りながらチャレンジです。

 

落ち着いたらすぐ新しいことを始めるのでいつも一年生からやり直し。たくさん叱られてます。

とりあえず、僕が怒られるだけ怒られて関係性を作ってからスタッフにバトンタッチするとみんなは安全圏で仕事をする事ができるのでのびのびと結果を出してくれるようになります。

 

そのためだ!いっちょやられてやるかー!

 

 

今日は予報通りの大雨。

 

ということで、まだ半田ライスセンターに一度も行った事のないスタッフをつれてみんなで田んぼや取引先をまわりました。

 

田植え機やコンバインなど畑作では使わない機械が並んでいるのを間近で見て、本当に米作りするんだという実感がわいたようです。

 

ご近所の苺屋さん、澤田農園さんでは今シーズンから人参や加工品を納品させていただいてましたが今後キッチンカー出店もさせてもらう事になりました。

 

お話し中もお客様がひっきりなし。面積も広く、ハウス内も綺麗で大人気の苺狩り園さんですがここまで大きなところでも後継者がいないとの事でした。

 

バリバリ若者だらけ、高級車を乗り回し、機械は頻繁に最新型に更新、規模拡大も新規作物導入も朝飯前の碧南の素晴らしい先輩たちの農業をずっと見てきたので、農業が衰退産業であるということを意識する暇さえなかったですが、半田に参入して色々な人の声を聞き、もう一度農業という産業についてじっくり考えるようになりました。

 

農業は可能性の塊だ!とこの世界に飛び込んで十数年、改めて今、いろんなものを見て聞いてなお、農業は可能性の塊でしかない!と強く言いたいと思います。

 

流れに身を任せて、ちょっとだけ未来を見て、自分らしくやっていくのみです。