仕事以外の場所で出会う人に、
ご職業は?と聞かれて、
農業です。と答えると
まぁそれは大変な仕事で!若いのにご苦労様です。
という反応と、
農業!それじゃあ儲かってるでしょう!
という反応がある。
ほぼ前者。
この反応の違いは、
身の回りに農家がいるかいないか、
いないとしたらニュースが伝える情報で決まり、
いるとしたら身の回りの農家さんが羽振りがいいか悪いかで決まってくるものだと思う。
自分の知ってる農家のイメージで決まる。
農家は高齢化が進んでいるという話になった時に、僕のことを知ってくれている人は
いや若い子で農業やってる子もいるよ!
と話してくれているかもしれない。
だから、農業をカッコよくしたいという勝手な使命感をもって取り組むミッションを遂行するためにはより多くの人に発信する必要がある。
昔は周りの人に、
農業は稼げないのに大変だねとか、
あなた貧乏してでも農業やって偉いわとか、
こっちが何も言ってないのに勝手なイメージで言われてた。
いつからか言われなくなったけど、それが多くの人の農業のイメージの現実なんだと思う。
職業のイメージって結構ステレオタイプで、
IT関連やってます。と言っても天上人もいればジリ貧の人もいるだろうけど、たぶん世の中の人はイメージで それならたくさん稼いでますね!って言うと思う。
だからイメージって重要。
そうなると演出も大事かもしれないけど、
一次産業でありがちな弱者のふりもしたくないし、
SNSで横行する◯◯商材だの◯◯ブランディングだのを扱うエセセレブみたいな成功者のふりもしたくない。
ありのまま農業者としての日々を届けるのが、結局一番良い。
地に足つけた挑戦者としてこの道を進んでいきたいと思います。