エネルギーの飽和状態を目指して。 | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

人参の準備がどんどん進んでいます。

農業始めたての頃、一人農業やってた頃は8月の15日から31日までのおよそ2週間で全ての種まきをやっていました。

少しずつ面積が広がって、2週間で全ての畑の種まきは難しくなってきました。

しかもそのうち1週間でも夏の雨に降られたら作業が後手後手で種まきもできなくなります。

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昨年から7月のうちに透明なビニールマルチを畑一面に張り、太陽の熱の力で土の温度をぐっと高める事で雑草の種や病害虫を焼く太陽熱消毒を行い、8月にはそのマルチを剥がして地温をしっかり下げた後で人参の種をまいていきます。

このおかげで収益の柱である人参の種まきという最重要作業時の天候リスクと労働の過剰集約を避ける事ができました。

ただ、この時期は暑い。

8月が暑いイメージがありますが実は後半になると少しずつ気温が落ち着くので丁度今の時期くらいが結構暑かったりします。

熱中症は他の誰かが防いでくれるものではないので自己責任。

ここを乗り切れば楽になります。

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とりあえず、余剰農地の少ない碧南市とはいえど5年間で3ha(9,000坪)まではなんとか面積を集めたいと思ってやってきました。

まだ目標は達成していませんが、近いところまできています。

今は今の規模感で足場をきちんと固めて、データとノウハウを集めていく。

ただ、

ある時、エネルギーが飽和状態になり、そのタイミングで然るべき人と出逢い、今の鈴盛農園では想像もできない規模の農地を耕す事になるのかもしれないという予感があります。


僕は北海道から沖縄、いや、海の外でもいいや、世界のどこでも農業できるならやったら面白いじゃん、という考えが根底にあります。


そこに自分がいなくても回っていく仕組みを作る事が出来れば可能性はどんどん広がります。


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もう僕も33歳。

これくらいの年齢になるとすでに上場企業の経営者をやっている人も出てくる。

若い若いと言われてるうちに気づけば年を取っちまったなと言い出すラインの年齢の様な気がする。

自分の才能の無さに悔しい思いをする夜も増えてくる。

ただ舞い込んでくるチャンスの大きさは確実に大きくなってきているし、自分らしさを失わずしっかり力を付けていく時期でもあると思います。



また面白い発表が連発できると思います。

ふふふ。